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サイレントレーダー Silent radar
- 1. SANE May 22, 2017 サイレントレーダー マイクロ波聴覚効果 を応用した スペクトル拡散レーダー 小池誠マイクロ波研究所 小池誠
- 2. 略歴と所属 1986 東京大学工学部卒業 1991 米国イリノイ大学博士号 1996 弁理士 2013 日本生理学会 2016 電子情報通信学会 2016 情報処理学会
- 7. Frey(1962)
- 8. Frey(1962) 周波数 波長 パルス幅 MHz cm マイクロ秒 425 70.6 125, 250, 500, 1000 1310 22.9 ６ 2982 10.4 １ Allan Frey, J. Applied Physiology, 17:689-692, 1962
- 9. マイクロ波聴覚効果 •周波数 下限 200MHz 上限 10000MHz(10GHz) •波形 矩形波 •パルス幅 １ミリ秒以下 •エネルギー 40μJ/pulse以上 Elder, J.A. and Chou, C.K., Bioelectromagnetics, 2003，24: S162–S173.
- 11. マイクロ波が音波に変換 •マイクロ波パルスを水槽中の水に発射 •水中に音波が発生したのを計測 •人間の頭部の７０～８０％は水 Kenneth R. Foster, Edward D. Finch Science, 19 July, 1974, Vol. 185, No. 4147, pp. 256-258.
- 12. 聴神経を経由 •マイクロ波パルスをネコ頭部に発射 •聴覚誘発電位を計測 •聴神経、視床、聴覚野の3カ所 •内耳の蝸牛→聴神経→視床→聴覚野 Brain Research, 74, 201-208, 1974
- 13. 文献 小池誠， “マイクロ波聴覚効果の解説： 電波が聞こえる現象の再発見“ 電子情報通信学会技術報告， vol. 116, no. 13, MW2016-8, pp. 39-44, April, 2016. ２０１６年４月２１日に機械振興会館で開催された 電子情報通信学会マイクロ波研究会で発表
- 25. 法律上の秘密 •形式秘：秘密に指定 •実質秘:実質的に秘密として保護に値 する秘密 最高裁昭和 53 年 5 月 31 日決定 昭和 51 年（あ）第 1581 号 刑集第 32 巻 3 号 457
- 28. （直接拡散）スペクトル拡散 •第三者が電波を探知できない •雑音のある通信路 •第二次世界大戦中に発明 •マイクロ波通信に悪用？ Robert Scholtz, "The origins of spread-spectrum communications." IEEE Trans. Com. vol. 30, no.5, pp. 822-854, 1982.
- 29. スペクトル拡散レーダー •Scholtz(1982) スペクトル拡散通信の起源あり 1940年代、防衛秘密 スペクトル拡散レーダーの起源なし •ウルトラワイドバンドレーダー 1990年代
- 32. レンジ
- 34. スペクトル拡散SSコンセプト means for producing a controlled signal energy spread over a wide bandwidth to thereby establish a low value of energy at any specific single frequency in said bandwidth, Claim1, US Patent 6420995
- 36. ＤＳＳＳ文献 Raymond Pickholtz, Donald Schilling, and Laurence Milstein, "Theory of spread- spectrum communications--a tutorial." IEEE Trans. Com. vol. 30, no. 5, pp. 855-884, 1982.
- 40. サイバネティックス初版(1948) 第3章 時系列、情報、通信 •ヴォコダー •AM変調 •パルスの性質(パルスという用語ない） •雑音のある通信路のエントロピー •メルスケール •有機物の共鳴
- 41. 米国空軍特許の特徴 •電波聴覚効果は記載されている •マイクロ波という用語はない •周波数は記載されていない •パルスという用語ない • 米国特許６４７０２１４号 • 米国特許６５８７７２９号
- 42. 文献 公知範囲は実質秘でない • 小池誠，“マイクロ波聴覚効果をインタフェースに 応用した音声対話システム“ 電子情報通信学会技術報告， vol. 116, no. 279, SP2016-41, pp. 1-8, Oct., 2016. • 小池誠，“情報リテラシーとテレパシー” 情報処理学会第７９回全国大会， pp. 4-531-4-532，2017
- 44. 今後の展望
Editor's Notes
- （１） 当該行政機関の所掌事務に係る別表に掲げる事項に関する情報であること， （２） 公になっていない情報であること， （３） その漏えいが我が国の安全保障に著しい支障を与えるおそれがあるため，特に秘匿することが必要である情報であること を規定している（同法3条1項）。
- 防衛（別表1号），外交（別表2号），スパイ活動の防止（別表3号），テロリズムの防止（別表4号）に関する事項について定める。更に，別表1号ヘは，防衛の用に供する通信網の構成又は通信の方法と定めるので，通信方式が秘密に指定されていることは十分にありえる。