About us (Kokura Hish School)

1. 第２４回蔵前科学技術セミナー
小倉高等学校第２回ＳＳＨ講演会
１４：００ 開会
１４：１０ 第１部 科学体験実験
「ミスタートルネード藤田哲也博士の研究の
足跡を追う」
１５：００ 東京工業大学の紹介
１５：１５ 第２部 科学技術セミナー
「水素エネルギーが社会を変える」
講師 九州大学工学研究院教授
水素エネルギー国際研究センター長
佐々木 一成 氏

2. 藤田哲也博士の生い立ちと
竜巻が発生するしくみについて
小倉高等学校科学部・生物部
（SS研究会）生徒一同

3. 第１部 小倉高校のＳＳ研究会

4. スーパーサイエンスハイスクール
◎ 平成１７年度に文部科学省より指定
→ 本年度で６年目
◎ 科学部や生物部を母体に研究会発足
・ SS環境科学研究会
・ SS生命科学研究会
・ SS天文物理研究会
・ SS数学研究会

5. 活発な研究活動

6. 学会やコンクールで成果発表

7. 全国大会でも実績

8. 地域貢献（科学体験教室）

9. 地域貢献（天体観測教室）

10. 第２部 藤田先生と
小倉高校の科学研究

11. 小倉高校の科学研究の歴史

12. 今より、はるかに高度な研究を
◎ 平尾台の洞窟調査
◎ 黒点の観測
◎ 生物、化学の領域で環境調査
◎ 自作の実験装置で研究

13. 小倉高校の科学組が原点

14. 小倉高校の科学組が原点

15. 第３部 藤田哲也先生の生い立ち
と業績

16. 藤田哲也博士とは
• 竜巻のしくみを本格的に解明
アメリカでは、竜巻と地震が最も恐れ
られる自然災害
• ダウンバーストを予知して、航空機
事故を未然に防ぐドップラーレーダー
を開発

17. 幼少時代（１）

18. 幼少時代（２）
←潮が引いたとき
↓潮が満ちたとき

19. 中学時代

20. 大学への進学

21. 長崎原爆の調査

22. 研究が世界に認められるまで

23. 藤田博士の残した業績１
◎ ダウンバーストに関する研
究
・ 航空機事故の原因になる
ダウンバーストを発見、解明
・ ダウンバーストを予測で
きる、 ドップラーレーダー
の開発
↑ドップラーレーダー

24. 藤田博士の残した業績2
◎ 竜巻に関する研究
・ 竜巻の強さを、Ｆ０～Ｆ５までの６段
階で表示
・ 小さな竜巻が寄せ集められて、大きな
竜巻を形成する２重構造の解明

25. 第４部 竜巻発生のしくみに迫
る

26. 竜巻の発生（１）上昇気流
• 上空に冷たい空気
• 地上付近に暖かい空気
• 上昇気流が発生する
• 熱気球と同じ原理
（実験１）

27. 竜巻の発生（２）吸い込まれる
風
• 上昇気流が発生する地上は
周囲より風が吹き込む
• 低気圧と同じ原理

28. 竜巻の発生（３）渦の発生
• 北半球では
動くものは転向力で
右向きに曲がる
• 竜巻の中心に吹き込む
風は反時計回りの渦

29. 竜巻の発生（３）渦の発生

30. 竜巻の発生（４）角運動量保存
• 半径が小さくなると
運動速度が増す
• 渦の中心に行くと
風の速度が増す
• スケートの
スピンで応用
（実験２）

31. 竜巻の発生（５）水渦実験
• 穴に吸い込まれる水流実験（実験３）

32. 竜巻（実験室で作ってみよう）
• 上昇気流を作って
• 風を回転させるきっかけを

33. 第５部 空気が飛んでいく

34. 風も空気が飛んで起きる
（風の恐ろしさ）
• 風の正体は、飛んでいる空気
• 空気は軽い、でも質量がある
• ビーチボールに５００ｇの空気（体感）
• 台風で、秒速１７ｍ以上の風
• 秒速２０ｍの風は、１平方メートルに２５ｋ
ｇの 空気の塊が当たる。（時速７２ｋ
ｍ）
• 秒速２５ｍの風でも人はとばされる危険性

35. 台風の風の強さ
17(m/s)以上の風が吹く熱帯低気圧

36. 竜巻の強さ
F0:32(m/s)以下
F1 33～49(m/s) 人は飛ばされる
F2 50～69(m/s) 車も飛ぶ
F3 70～92(m/s) 大型車や列車も飛ぶ
F4 93～116(m/s) 大半の建物は全壊
F5 117(m/s)以上 強固な建物も全壊

37. 空気の塊が、飛んでいく

38. ご静聴ありがとうございました