最新のE2Eテストツールを紹介

1. Seleniumはもう古い！？最新のE2Eテストツールを紹介

2. E2Eテストとは？
E2E (End to End) テストとは、システム全体が正しく動作することを確認するため
のもの。
具体的には「利用者による画面操作（Web ブラウザの操作）により、想定通りの
動作となっていることを確認する」ことを指す。
E2Eテストツールはこれを自動化するためのもの。

3. その中から今回は
比較的新しい＆人気の高いCypressとAutifyの2つを紹介します

4. Cypress

5. Cypressとは
Cypressは、現代のウェブのために構築された次世代のフロントエンドテストツール。
最新のアプリケーションをテストする際に開発者やQAエンジニアが直面する主な問題
点を解決する。
(引用元： https://docs.cypress.io/guides/overview/why-cypress.html#In-a-nutshell ）

6. 実際にやってみよう！

7. Cypressのメリット
テスト環境の構築が簡単
テストコードの保存ごとにテスト実行が可能
処理速度が非常に速い
Cypress Dashboardと組み合わせてGUIで確認が可能
ドキュメントが非常に充実（ほとんどコピペでテストコードの準備ができる）

8. Cypressのデメリット（トレードオフ）
複数タブのテストができない
単一テストで複数ドメインのテストができない
JavaScriptでしか書くことができない
テストコードを書く必要がある

9. Autify

10. Autifyとは
コーディングすることなく、ブラウザ上での操作のみで、WebアプリケーションのE2E
テストを自動化することができるプラットフォーム。

11. 実際にやってみよう！

12. Autifyのメリット
テストコードを書かなくてもテスト自動化できる
エンジニア以外もメンテナンスが可能
テストコードを書くことも可能
テスト実行時のスナップショットを保存し、変更を検知できる
モバイルも対応している
AIがリリースの度に変更されるUIの変化を監視し自動検知（開発中）

13. Autifyのデメリット
月額料金がかかる
一つのアカウントでのユーザー管理や複数プロジェクト管理が現在は難しい
Autify料金

14. 個人の所感
各機能の充実や何より非エンジニアでもメンテナンス可能だという点でAutifyに強く魅
力を感じました。導入にコストはかかりますが、テストコードをメンテナンスする工
数と比較しても充分に検討の余地ありなのではないかと思います。

15. 最後に
インターナルワーク「racoon製品開発部」では今回発表したテストツールのようなモ
ダンな開発ツールの検討からSDD（スキーマ駆動開発）など新たな開発プロセスの導
入まで幅広く実践しています！興味を持たれた方はぜひご参加ください！！！（MAチ
ームもよろしくです！）