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2012就職活動すすめかた【配布資料】
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就職活動を、本当の意味で「成功」させるために!
進め方と心構え
総務人事部
浦野 平也
=配布用(詳細)資料=
2010年11月26日
就職応援セミナー
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今日の目次
(1)情報収集
・ 知るべき情報の種類 、 収集の方法
・ 勉強すると役立つこと
(2)仮説、推測
・ 情報整理の3つの原則
(3)自己最適化
・ 自己分析とは ⇒ 判断基準の作り方
・ 心構え、一番大切なこと
(4)言語化
・ 面接では何を聞かれるか
・ 面接で答えられない質問には?
(5)反復
・ アウトプット
(6)まとめ
・ 成功って、なんだろう? 1
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簡単に自己紹介
1992年 ソフトバンク株式会社 新卒入社 ←早稲田大学 商学部 卒業
広報、人事企画、Yahoo! BB事業、採用、人事の事業会社化 など
2006年 アイティメディア株式会社 転籍入社
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いままで面接した人数: 8000人くらい
いままで内定出した人数: 3000人くらい
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就活の手順
(1)情報収集
↓
(2)仮説、推測
↓
(3)自己最適化 ※ここで自己分析が必要
↓
(4)言語化
↓
(5)反復
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・本
・Webサイト
・社員訪問
・会社説明会
・ES
・面接
情報収集
選考
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【1】 本、Webサイト
自分が気になる業界については、まずざっくりと情報を入れる
1.メインプレーヤー 2.現在のトピック 3.将来のテーマ (=現状の課題)
ここで、「あれもこれも」ということは必要ありません。
みなおすフェーズは、あとで出てきますので
【2】その業界で働いている人に話を聞く
1.事業の詳細、現状のテーマ 2.働き方、組織の価値観
どういう人(行動、価値観)が求められているか、のヒントになる
※自分が志望するべきか、せざるべきかの判断に、あとで使うことに。
(この段階では判断しなくていい)
【3】共通する知識を勉強する
1.マーケティング 2.ファイナンス(財務経理)
(1)情報収集
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(2)仮説、推測
集めた情報を、自分の中で整理します
<整理の基準>
1.それは、事実か、推測か (結果か、過程か)
2.それは、自分にも当てはまるか、その人だけか
3.それは、目的か、手段か
でもまだ判断はしなくていいです。3つの整理だけ、随時しておこう。
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(3)-1.自己最適化
必要な情報を集め、きちんと整理をしました。
ここで判断フェーズに入ります。
優先順位をきめたり、取捨選択をしていく必要もあるでしょう。
「判断基準」が必要です。そして、それをつくるのが「自己分析」です。
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(3)-2.自己最適化 (心構え)
就職活動がうまくいかない理由は、1つだけです。
それは、「働くための考え方をしていないから」 (学生目線や消費者目線のままだから)
採用する側は、あなたを学生として扱っているのではなく、プロ候補者として扱う。
自分の企業で、プロとして成果が出せるかどうかを見ている。
それを証明する必要がある。
たとえば、あなたの好き嫌いは、聞いていない。
・・・その視点に、合わせられるかどうか。
※合わせられない場合に、何が起こるか:
・採用する側が知りたいことを、伝えられない(自分の中にあったとしても)
・考え方の出発点が筋違い ⇒ 出てくる結果が全部的外れ
・自己分析の根本的な失敗
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■判断基準のつくり方
<他者責任>の思考を排除し、<自己責任>に。
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(3)-3.自己最適化 (自己責任とは)
<他者責任>
・人間関係がよい会社がいいなぁ。/尊敬できる人の下で働きたい。
・自分を成長させてくれる会社を求めます。
・お会いした社員の方々の雰囲気が良かったので/採用担当の対応がよかったので
<自己責任へ>
「自分を成長させてくれる会社」⇒「自分が(辛くても)成長しようと努力できる会社」に発想を切り替える。
その条件は、何?
「人間関係がよい会社」 ⇒ 「自分がつくれる良い人間関係には、このようなものがある」に切り替える。
自分は、どのような人間関係をつくることができる?
■言葉を換えると
「求める人」ではなく「求められる人」になる。
求められたことに応える、それがプロの入口。
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■自己責任 = 自分の中の「動機」に強く関わる
「動機」=そのように行動できる理由
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(3)-4.自己最適化 (自己分析をする)
【2】考えます。「自分はどのような種類の動機をもっているだろうか」
・その動機が発動されるのは、どのような条件だろうか
・それらを抽象化(一般化)できるだろうか <※できない場合、自分の考えではない可能性が高い>
・「これらは、人から求められるものだろうか」
+
・自分の目的は(北極星は)/それぞれの会社の北極星は
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【1】プロフェッショナルの入口にいる人間の視点をフル動員して、これまでの情報を整理します。
(そしてこれまでプロである社会人の話をたくさん聞いてきた人であれば、
プロの入口の視点が事前と形成されている可能性が大きいです。
情報収集の段階で判断しなくていい理由も、そこにあります)
【3】この基準をもって、再度、情報収集をしてみるというのもあり。
いままで外していた業界などが選択肢に入ってくるかもしれません。
だから、最初から情報収集で、すべてを網羅する必要はありません。
自己分析の手順
【0】プロフェッショナルの入口にいる人間の視点に切り替えます。
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(4)言語化
これらを「伝えるために」言語化しましょう。面接やESの形にまとめるのも、時間が必要です。
そして、(3)で独りよがりなことをしていないか、形にして確認します。
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※面接で、採用担当者が聞きたいこと (どの会社でも聞いてくる2つ)
(1)あなたの「行動」と「動機」の条件、種類
「何であれば/どのような状況・条件であれば、
辛くても頑張れますか、価値を生み出すことにコミットできますか」
(2)再現性の高い特徴や能力
いままでの行動や結果、成果や実績は、偶然のものか?それとも再現性があるか?
いくら実績がすごくても、偶然であったり、周囲の人の成果であったりすることは多々ある
⇒再現性があるな、と思える場合
それが成功した/失敗した理由や背景を理解していたり、一般抽象化できていたり、
自己セオリー化されていたり
客観的な分析を通じて、自己認識されている場合=言語化できている場合
⇒そのために具体例を聞きます
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(4)言語化 (おまけ)
※口が達者なのは重要か
「口数が多い」のは必要ではない。
自分の言葉で話せていることが必要。
人間は「言葉」で考える。いろいろな経験を、言葉で消化吸収している。
言葉になっているということは、きちんと考え・消化吸収しているということ。
自分で考えたことは、自分の言葉で話せる。
当意即妙な答えを必要とする会社と、必要としない会社がある。(ほとんどは必要としない。)
実績の再現性がある=自己経験として定着している=客観的に言語化できている
=質問にきちんと回答できる
質問に答えが出てこない時には:
(1)まずは1分でもいいので自分の頭をフル回転して、客観的な言語から何か振り絞れないかやってみる
(2)それでもわからなかったら、「わかりません。これまでの自分の経験ではそこにうまく回答できるものが
ないように思います」で良い
(3)その代わり、面接が終わった後に、本当にわからなかったか?よく考えてみる。自分なりに回答が出
ることが多い
⇒次の面接に使う。メールするとかでもいいかも。
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(5)反復する
(3)~(4)が独りよがりになっていないか、は結局、他人に判断してもらわないといけません。
経験しているうちに、だんだんと頭のどの部分、過去の経験の何をどう抽出するべきかわかってくるので、
本番をなるべく多くこなしたほうがいいです。
※疑似本番として・・・
大人と仕事について話す(社員訪問)、模擬面接など
社員訪問は情報収集にもなり一石二鳥
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(おまけ) SPIの対策は?
必要と思うのであれば、やってください。
小6~中3くらいまで偏差値が高かった人
には簡単な問題ばかりです。
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(6)まとめ
■ 行動力と成功可能性は、ほぼ比例すると思います
■ 一番のキモは 「プロの目線になること」
■ 付け焼刃、テクニック論みたいなことは、ほぼ通用しません
採用する側は、あなたを学生として扱っているのではなく、プロ候補者として扱う
その視点に、合わせられるかどうか
■そして最後に (就職活動の本当の「成功」って何?)
・ 「正解」は自分の中以外にはない
・ 瞬間的な成果は、社会に出てから役に立たない
今日お話しした進め方・心構えが実践できると内定率はアップするでしょう。でもそれが目的ではなくて、
「自分がどうありたいから、今、こうやって働いている」と、働き始めてから、自分で理解納得できるような
働き方や会社を見つけるということが、就職活動の「成功」だと思います。 13
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今はピンとこないことも多いと思うので、
就活に迷った時や、節目節目などに、見直してみてください。
そのときわかることも多い、そんな資料にしたつもりです。
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