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コンビニマルチコピー機の活用
- 1. コンビニマルチコピー機の活用 BYOD、クラウド時代におけるプリンタを持たない選択 あるいは持ち歩けるプリンタとしてのコンビニ
- 3. BYOD Bring Your Own Device ● 私有IT機器の業務利用 本来、私有IT機器の利用が忌避されて来た ● ビジネス用途での活用を推進する流れ セキュリティ上の課題が問題視されがち ● しかし、ここで詳細な対策の議論はしない
- 5. 管理視点からの分類 ・企業内ネットワーク 内部管轄リソース これまでに構築運用されてきたポリシーの適用されたネットワーク ・クラウドネットワーク 外部管轄リソース “ローグクラウド” 無料の個人向けクラウドを管轄外リスクとして見る場合もある ・BYOD 内部管轄外リソース “シャドーIT” プライベート領域と分ける製品導入で管轄内に近づける事は可能 境界型セキュリティ対策は技術/コスト的に限界、業務的にも非効率
- 6. 情報の電子化、システム化… 電源不要で場所を選ばず、ＩＴスキル不要で人を選ばない コミュニケーションの最前線で紙が消える事はない そうした紙の利点をBYOD、クラウドで補強できるのでは？
- 7. プリンタ保有メリットの限界 豆知識：先進国での印刷ページ数は前年比5%減 出典：IDC 2012 http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20121115Apr.html
- 10. 必要な時に必要な印刷物を 必要な人に配布すること 豆知識：ＪＩＴ(Just In Time)、カンバン方式の考え方
- 11. コンビニのマルチコピー機を使う 豆知識：英語ではMulti Function Printer
- 12. コンビニの営業時間 24 365 時間 日
- 13. 人口１０万人当たりのコンビニ店舗数 （全国平均） 約34 店舗 ※総務省 社会生活統計指標
- 14. 利用形態 ネットワークストレージ（Web）サービス経由 ● 複合機メーカー提供のサイト ネットプリント / ネットワークプリント ネットワークFAX（メール）サービス経由 ● クロネコヤマトの提供サービス ＠ファックス ※実質ゼロックス ユーザーの持込ストレージ（媒体）経由 ● USBメモリ、SD、CD-R等 ユーザーの持込デバイス（アプリ）経由 ● 赤外線 / Wi-Fi
- 15. ネットワーク経由サービスの比較 豆知識：ゼロックスとシャープで大半をカバー
- 16. 共通点 ●専用サイトに登録が必要 ●Microsoft Office文書(Word/Excel/PowerPoint) ●PDF ●ファイル容量 文書:2MB 画像:4MB ●モノクロ印刷 B5/B4/A4 20円 / A3 30円 ●カラー印刷 B5/B4/A4 60円 / A3 100円 ●L判写真印刷 30円 ●片面/両面、ページ集約 ※写真印刷は片面のみ ●PCのほか、スマートフォンから登録可能 領収書発行可能 ●
- 17. 相違点 ● ネットプリント ● ネットワークプリント 富士ゼロックス シャープ ※MX-3610DS設置店 ●セブンイレブン ●サンクス/ローソン/ファミリーマート ●14,000店舗 ●25,000店舗 (6300/9600/9100) ●XPS(.xps)XML Paper Specification ●Ａ４光沢紙 120円 ●DocuWorks（.ｘｄｗ） ●2L判印刷 80円 ●PNG画像(.png) ●保存日数8日 (⇔7日) ●マルチページTIFF(.tif) ●99ページ (⇔30ページ) ●保存領域20MB (⇔10MB) ●文書番号10桁 (⇔8桁) ●参考URL ●http://www.printing.ne.jp/attention/attention.html ●http://www.printing.ne.jp/doc_flow.html ● 参考URL ●https://networkprint.ne.jp/sharp_netprint/about_netprint.html ●https://networkprint.ne.jp/sharp_netprint/about_l_print.html
- 18. クロネコヤマト@ＦＡＸの場合 豆知識：セブンイレブンとミニストップ限定
- 19. 仕様 ● 専用サイトへの登録が不要 ※登録するとFAX受信アカウントが作成可 ● Microsoft Office文書(Word/Excel/PowerPoint) ●ＰＤＦ、TIFF、JPEG、XDW ●ファイル容量 2MB (2048KB) / FAX 30枚 ●モノクロ印刷 B5/B4/A4 100円 ●カラー印刷 B5/B4/A4 200円 / A3 280円 ※ミニストップなら白黒50円、カラー90円だが対応店舗は多くない 片面/両面、ページ集約 ●
- 21. 共通点 ●モノクロ印刷 B5/B4/A4/A3 10円 ●カラー印刷 B5/B4/A4 50円 / A3 80円 ●SDカード / microSD / miniSD ●コンパクトフラッシュ / マイクロドライブ ●メモリースティック / Duo / PRO Duo ●xD-ピクチャーカード ●スマートメディア ●USBメモリー ●CD / DVD
- 22. 相違点 ● ストレージ持込方式 ● デバイス持込方式 ●安価 ●比較的高価 ●バッテリー駆動不要 ●通信中はバッテリーが必要 ●あらかじめ完成データが必要 ●直前まで編集する事が可能 ●仕様上セキュリティをかけられない ●ネットワーク経由で入手可能 ※ストレージ自体の暗号化は可能 ●カメラで撮影など プリンターから利用出来ない ●デバイスにセキュリティを適用可能 ※ファイル暗号化は仕様上不可 ●参考URL ●http://www.printing.ne.jp/attention/attention.html ● 参考URL ●http://www.printing.ne.jp/doc_flow.html ●https://networkprint.ne.jp/sharp_netprint/about_netprint.html ●https://networkprint.ne.jp/sharp_netprint/about_l_print.html
- 23. コンビニプリントの今後の市場性 豆知識：2012年の国内IT市場の成長要因の一つでした 出典：IDC 2013 http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20130131Apr.html
- 24. 他の有用サービス ●スキャナ 30円 ※ローソン公式ページでは50円（機種によって未対応）と表記されている 保存時にフォルダが指定可能 ※セブンイレブン店頭パンフレットでは50円と表記されている 保存時のフォルダが決めうちで毎回生成する ●証明写真印刷 200円 対応サイズ 3.0×2.4、4.0×3.0、4.5×3.5、5.0×5.0、6.0×4.0 ●住民票印刷 ＝現状は対応自治体は少ない 財団法人 地方自治情報センター https://www.lasdec.or.jp/cms/9,0,93.html ※富士ゼロックスまたはシャープのマルチコピー機が対応 セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークル Kサンクス、スリーエフ、デイリーヤマザキ
- 25. 連携して構築されているサービス事例 ● 履歴書・帳票印刷 ＝転職サイトとの連携 べんりれきしょ http://414510.biz/pc_mem/benri/index.html ● 漫画・イラスト原稿 ＝パッケージソフトとの連携 CLIP※形態としてはサイト連携、自社ソフト形式拡張対応に注目 http://www.clip-studio.com/clip_site/print/upload_index ● コンテンツ販売 ＝電子書籍時代に逆の需要 セブンイレブン http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130227_589702.html ● 学級通信の配布 ＝現状、個人アイデア止まり モノクロで1ページ20円という割高感を広告付きでクリアできれば面白いかも http://togetter.com/li/204464
- 26. 漫画・イラスト原稿の補足 ● 小冊子プリント（中綴じ印刷） 二つ折りにして重ねて中央からホチキスで止めれば一冊の本になるように 自動でページ割りつけしてくれる印刷オプション ビジネスユースにおいても、簡易パンフレット等に利用できる可能性がある 留意点 たとえ原稿が14Pでも、4の倍数分になるまで白紙が追加されて16Pになる 白黒なら用紙1枚につき両面印刷20円、片面白紙なら10円分が無駄になる 拡大縮小で意図しない細かい模様が現れるモアレ現象が起きることがある セルシスのCLIPを経由すると抑制可能（等倍に出来るため） 両面印刷は紙詰まりするリスクが通常の印刷よりは大きくなるため、 あまり内容が特殊なものを印刷するのには適していない 参考ＵＲＬ http://togetter.com/li/407920 http://night.littlestar.jp/2012/11/netprint_14.html
- 27. BYOD、クラウド時代のプリントとは 豆知識：「境界型セキュリティにはギャップが生じている」 出典：RSA Security アート・W・コビエロ氏 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1303/19/news105.html
- 28. 環境変化に対応した印刷を ・クラウド＝どこでもいつでもアクセス リソースの境界が曖昧になるシステムが活用されだしている ・BYOD＝いろいろなデバイスからアクセス レスポンシブなWebデザイン等の設計が意識されだしている 「情報の編集加工が場所を問わなくなっているなら、最後の出力も対応が必要」 ・コンビニマルチコピー機＝どこでもいつでも印刷 クラウド、BYODに柔軟に対応出来てコストが安いインフラが活用できる 「必要な時に、必要なものを、必要なだけ印刷できないペーパーレスは無意味」
- 29. 紙媒体の有用性を再考しましょう ご静聴ありがとうございました < アンケートにご協力ください > ▼小さく ▲大きく ← QRコードからアクセスできます http://www.efeel.to/survey/H2412003-0315/
- 30. ※ 注意 ※ ● 掲載している内容は2013年3月時点に基づく情報です。 ● 常に仕様、料金などが変更される可能性があります。 公式ページでさえメンテナンスされておらず、信用できない有様… ● 賞味期限に気をつけてご活用ください。