JAWS-UG re:Mote 2015地方こそチャンス!? AWSとIoT

JAWS-UG re:Mote 2015
地方こそチャンス!? AWSとIoT
JAWS-UG高知片岡幸人
ykataoka@soft-village.com

いきなりですが
2015/09/05 (土) JAWS-UG高知片岡幸人 2
IoT
（Internet Of Things）
（モノのインターネット）
説明できますか？

IoT = Internet Of Things
Things
もの、こと、活動、事情、事態

IoT
どこでも繋がり、
目的に応じて、
管理・活用できるもの
を農業(施設園芸)を例に
どこでも＝＞ビニールハウス
繋がり＝＞携帯LTE回線
目的＝＞収穫量増
管理＝＞栽培環境
活用＝＞環境制御

今日の内容
 地方の課題とIoT
 IoTとクラウドAWS
 IoTの取組み例(施設園芸)

自己紹介
片岡幸人（かたおかゆきひと）
高知県吾川村（現、仁淀川町）出身
名古屋IT会社勤務、27歳でUターン
役場職員、ITコミュニティ、IT会社経験を経て
現在ダンクソフト、ソフトビレッジで複業中
ITと農業、高知と地域に拘り
マイキーワード
IoT、センサ・ロボット、クラウド、
ペーパレス、複業、地域活性

7
地方の課題と
IoT
2015/09/05 (土) JAWS-UG高知片岡幸人

地方の課題とIoT
 課題が最先端？高知県
 第1次産業就業比率 3位
 高齢化率全国2位
 年間降雨量全国1位
 県内総生産額（昇順）全国2位
内閣府他統計資料より

 課題が最先端？高知県（IoT変換）
 農業の環境センサ活用
 高齢者の暮らし見守り機器
 公共インフラのセンサ監視
 効率化、省力化、コストダウン

地方こそ、
最先端の課題を、
厳しい環境下で、
解決に導くツールとして、
IoTを活用できる場所では？

11
IoTと
クラウドAWS

IoTとクラウドAWS
 IoTに活用！AWSサービス
 Cognite（認証）
 Kinesis（中継）＋ Lambda（処理）
 S3、DynamoDB（保管）

 Amazon AWS Cognito（コグニート）
ユーザーアイデンティティおよびデータ同期に関する機能を提供
するシンプルなサービスで、モバイルデバイス間でユーザーのア
プリケーションデータを安全に管理また同期するのに役立ちます。
いくつかのパブリックログインプロバイダ（Amazon、Facebook、
Google）を通してユーザーに一意のアイデンティティを作成でき
ますし、未認証ゲストをサポートすることもできます。
デバイスがオフラインの場合でもアプリケーションが機能するよ
うに、アプリケーションデータをユーザーのローカルデバイスに
保存できます。Amazon Cognito を使用すると、アプリケーショ
ンの設定やゲームの状態など、あらゆる種類のデータを AWS ク
ラウドに保存できます。

 Amazon Kinesis
大規模な分散データストリームをリアルタイムで処理
するための完全管理型のクラウドベースのサービスで
す。ウェブサイトのクリックストリーム、金融取引、
ソーシャルメディアフィード、IT ログ、場所追跡イベ
ントなど、何十万ものソースから送られてくる 1 時間
あたり何テラバイトにもなるデータを、Amazon
Kinesis が連続的に取得し格納します。

 AWS Lambda
イベント発生時にコードを実行し、コンピューティン
グリソースを自動的に管理するコンピューティング
サービスで、新規情報に迅速に対応するアプリケー
ションを容易に構築できるようになります。イベント
の例としては画像アップロード、アプリケーション内
のアクティビティ、ウェブサイトでのクリック、接続
されたデバイスからの出力などがあり、AWS Lambda
はイベント発生からミリ秒単位でコードを開始します。

 Amazon AWS S3
 安価に大量のファイルを保管可能
 容量は自動拡張
 静的Webサイトとして利用可能
 最大 99.999999999% の耐久性
 99.99% の可用性
 開発者はAPI経由で利用

 面倒な設定・維持管理が不要
 容量は自動拡張
 パフォーマンスをコストで選択可能
 大規模でも高速なデータアクセス
 データは複数の場所で同時保管
 キーを除くデータ項目フリーフォマット
 開発者はAPI経由で利用
 初期設計が重要（Alterなし！）
 Amazon DynamoDB

とは？
 AWSでIoT

19
IoTの
取組み例
(施設園芸)

施設園芸でIoTを活用する理由
 施設園芸とは（webioより）
栽培環境をある程度調節して園芸作物を生産す
る方法。
昼夜の気温、湿度、CO2濃度、地温、灌水量と
その時期などを制御できる。

施設園芸でIoTを活用する理由
 ケースメソッド（例）
 ケース：夜・早朝に温度が低下
＝＞メソッド：ボイラーの燃焼で温度キープ
 ケース：CO2濃度が外気（400ppm）より低下 and
晴れて and 温度も高い
＝＞メソッド：ハウス天窓の開閉による外気取込み
 ケース：晴れて and 温湿度は最適 and 灌水も十分
＝＞メソッド：CO2施用装置（ｶﾞｽﾎﾞｲﾗ-他）を稼働
環境計測情報はケースの判定材料

施設園芸IoT取組み例
 試験提供中のシステム（例） Amazon EC2, RDS,
DynamoDB

 試験提供中のシステム（１）

 試験提供中のシステム（２）

 試験提供中のシステム（３）

施設園芸IoT取組み例（２）
 簡易システム作成

 簡易システム構成
client
AWS cloud
Internet
JSON
DATA
S3
bucket
Raspberry Pi
Node.js
Web
Content
Python

 簡易システムデモサイト
http://s.ykata.net/

まとめ
IoTは技術先行で、活用はこれから。
解決したい課題に対して、技術にアイ
ディアをブレンドして、クラウドと小
型デバイスをツールに、誰でも簡単に
挑戦を開始できます。
不便で、生活、仕事に課題の多い地方
ほど、IoTの活用に適した場所ではな
いでしょうか？！

申込みサイト
https://jawsohenro.doorkeeper.jp/events/30061
公式サイト
http://ohenro.jaws-ug.jp/
https://www.facebook.com/jawsohenro

最後に
ダイブ＋継続！

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