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研究発表をするときの心得
- 2. 基本的なポイント
• 時間(終わらない、早すぎる)
• 話すスピード(早すぎる)
• 文字(小さすぎる・色が見えづらい)
• 視線・ジェスチャー(前を向く、など)
※Jobsプレゼンは研究発表にはあまり向かない
- 3. どう構成するか?
• あなたがやった・やりたい一番オリジナルな部分に時間をかけるべき
• そこを中心に他の内容を組み立てた上でそれを支える
• なぜそれをやる必要があるのか?(社会背景)
• 似た研究は何をしているのか?(先行研究)
• 違いは何か?なぜそれなのか?(新規性)
• どうやるのか?(研究の具体性・方法論・妥当性)
※最初のスライドで1分くらいで概要を話してもよい
- 5. 研究できるのは1つだけ
• 一番「問いたいこと」はなんだろう?
• 個人がどうとか組織がどうとか、色々な問題が複雑にからまっている
• しかし、研究をするときには1つにフォーカスする必要がある
• フォーカスし切れていなくても1つを選ぶことを意識していく
• 普通、研究の8割は問題を絞ることに費やされる!
- 6. 不十分なのは当たり前
• どんなによい研究でも問題がゼロということはない
• もっと事例があれば、もっとこういう分析したら、もっとこうい
う領域も調べれば・・・
• よい研究は常にBetterということではないか
• しかし、「何が不十分か」を知っておく必要がある
• 「今後の課題・限界」として何を書くのかはけっこう大事
- 8. 質疑応答の対策
• 質問はメモするのがベター
• 短く答える!「はい or いいえ なぜなら・・・」だらだら話さな
い。だまらない。
• 質問の意図がわからない場合
• 聞き直す or こういう意図だと解釈したのですが
• 質疑応答用のスライド(補足資料)を一応スライドに仕込んでおく
(参考文献の後)
- 9. 準備が命
• ある程度スライドができたら、何回も何回も練習する
• プレゼンの上手さは「練習」に左右される
• 話すとスライドの修正点が見える
• スライドがなくても話せることを意識する
• 車の中、お風呂の中で練習します(舘野)
• はじめての人に聞いてもらう