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mystar-japan企画書(4月20日時点)
- 4. Target – 糖尿病患者 平成 19 年国民健康・栄養調査(厚生労働省) 日本 国際糖尿病連合( IDF )「糖尿病アトラス 第 3 版」 世界 図: http://211.16.227.160/calendar/kaigai/01/ 世界の糖尿病人口 2007 年 2.46 億人 2025 年 3.8 億人 今後爆発的に増加する見込み 毎年 30 万人増加 毎年 100 万人増 -> 伸び率上昇中 糖尿病患者は日本に890万人 毎年8 ~ 30万人が新規発症をしている
- 5. Target – 糖尿病患者 「糖尿病発症者のうち、 正しくコントロールできている人はわずか数%」 (加藤光敏医師談) 全糖尿病発症者 890 万人 通院者 445 万人 インスリン投与 228 万人 ※ 本グラフは加藤医師の感覚に基づき、概算値を算出した。正式なデータではない。 大半の患者は ・2型糖尿病 ・特に投薬せず ・食事、運動改善のみ 血糖値が高い状態が継続することで腎不全・網膜症等の合併症を発症 血糖コントロールがうまくいかないことで、社会活動に支障をきたす場合も -> 全員が安定した生活を送れるサポートをする
- 6. Pain – 生活における対応方法がわからない 生活の中で具体的にどのように対応すればいいのかは 試行錯誤を繰り返す中で学ばなければいけない 医療技術の使用方法に 関する情報 生活習慣の変更に 関する情報 医師が知っている知識 経験者 から 未経験者 へのナレッジ共有をすることが必要 例:血糖値を 30 下げるのに必要なインスリン量 例:午後プレゼンがある人が、昼食の牛丼後どのくらいインスリンを打てばいいのか 経験者:エキスパート患者。病気を受け入れ、肉体的・精神的に安定した生活を送っている慢性疾患患者 “ 経験者” が知っている知識
- 12. 持ち歩けるカーボ大辞典 ケイタイを食べる食事にかざすだけでカーボカウントを算出します 食事のカーボを登録することができます カーボ算出のクイズができます 糖尿病患者による、糖尿病患者のための、カーボカウント DB を構築 ミックスサンド カロリー: 231Kcal 炭水化物: 18.2g 炭水化物: 18.2g 現在血糖値: 184 《推奨インスリン量》 超速効型: 2 〜 3 注射単位: 2 次へ 確定 《利用イメージ》 1.JAN コード読み取り 2. 炭水化物(カーボ)データ表示 3. 推奨インスリン量表示 無料版: 7つ閲覧可能・以降3閲覧につき1入力必要 有料版: 300円で閲覧・検索し放題 その他機能 ・”最低限”の知識に関する学習+テスト機能 ・食事のカーボを当てるクイズ機能
- 13. ログるほど育つ、自分の " すい臓脳 " 血糖値を測定し、入力します 食事のカーボカウントを入力します その後の血糖値、健康の変化を入力 個人のインスリン注射量を推測し、提示する携帯するすい臓を提供します 《利用イメージ》 食後血糖値入力 推奨 インスリン 量表示 個人基礎 情報参照 次回診察時提出用 レポート出力 (フィードバック含む) 低血糖等、健康への変化を入力 血糖値を入力 インスリン注射量を入力 アプリ: 300円で購入+月額100円 その他機能 ・匿名で同じ属性の患者の血糖値変化を閲覧
- 16. 保険会社からのスポンサード・ビジネスモデル 保険会社 患者 保険サービス アプリ料金負担 保険料 ライフログデータ アプリユーザーの中で安定した人に、特別料金で保険を案内する 保険会社が被保険者に使用を促し、安定した人の保険料を値下げする 2つの利用方法 慢性疾患患者向け保険市場は現在拡大しています。保険会社にとって、加入した患者の健康状態悪化を防ぐことは利益増につながります。 今回被保険者の知識量と健康状態にもとづいて患者の保険料を値下げするシステムを構築することが可能となります。
- 17. 保険会社からのスポンサード・ビジネスモデル ユーザー 保険会社 MYSTAR 慢性疾患サポート情報 プログラム設計キット 患者団体へ100万円の寄付 サポートプログラム設計書 アプリ300円+月額100円 患者支援団体 ※ 一部、患者加入 アプリ代金を負担 糖尿病患者のアプリ使用料に加え、保険会社からのアプリ代金支払いを収入にします
- 18. 他団体へのプラットフォーム・DB提供による発展 患者団体 病院 医師 健康サービス提供企業 医療メーカー ある属性の方々に対して非営利で健康・生活サポートを提供している団体 ある属性の人に対して有償サービスを営利で提供している団体・個人 目標・必要情報の算出アルゴリズム 食事内容の表示方法 食事内容ごとの対処方法 目標・必要情報の算出アルゴリズム 食事内容の表示方法 食事内容ごとの対処方法 MYSTAR プラットフォーム 無料でコースを作成 ユーザーに無料でコースを提供 有料でコースを作成 ユーザーにコース作成者指定料金でコースを提供 ・IT知識をなく、サポートシステムの構築を可能に ・ユーザーも負担なくサポートをうけることが可能に ・“オフィシャル”なサービスに露出が可能に ・サポートに対する課金が可能に 非営利患者支援団体 営利健康サービス事業者 等 等 慢性疾患向けアプリの内容は患者団体や病院と連携して作成します 将来的にはプラットフォームとして開放し、より多くのユーザー獲得に結び付けます
- 20. 特定検診・特定保健指導制度参入による展開 2008 年より特定検診・特定保健指導制度が開始されました。 本制度は増大する医療費を抑制することを目的に、生活習慣病予備軍に対する食事指導・運動指導をすることを義務化する制度です。 この分野は新しく、まだ未熟・成長市場です この制度において求められるのは数値的成果です。 患者の健康状態改善が見られなかったときは、保険者・医療機関に対して罰金が科せられます。 従って、対象者の行動を変容させるためのノウハウが必要とされています。 糖尿病患者の行動変容を促すポイントを蓄積することで、“メタボ”に対しても有効なプログラムが作成できます 本制度において、メールによるサービス提供、医師・看護婦以外の者によるサービス提供が許容されています プログラム導入費用だけでなく、メール等のサービス提供ごとに保険料から一定の手数料収入を得ることも可能です
- 22. Place – ドメインの変遷とユーザー数 人数 3年 4年 First Stage 対象者 糖尿病患者 合計 890 万人 メタボ、高脂血症、慢性腎不全等 1488 万人以上 Second Stage 対象者 合計 2378 万人 * 厚生労働省 平成 21 年地域保健医療基礎統計 / 生活習慣病対策に関する諮問委員会検討資料 より推定 1年 2 年 糖尿病患者 890 万人以上 ユーザー数 600 人 ユーザー数 5000 人 ユーザー数 30000 人 ※ 新規発症者の 10% ユーザー数 80000 人 ※ 糖尿病患者の 1%
- 23. Place – 差別化戦略 既存サービス 新サービス 説明 生活の記録中心 患者の学習中心 患者が機器がなくても豊かな、安定した生活を送れるようにするような設計し、マーケティングをすることで差別化を図れるものと考えます。 CGM で コンテンツ作成 有識者が コンテンツ作成 事務局が認定した有識者がコンテンツを作成することで、信頼感のある、プレミアコンテンツとしてユーザーに認識していただけるものと考えます。 エンターテイメント性 医療的効用 医療従事者にとってのサービスも付与することで、医師から患者に勧めてもらえ、より効率よくプロモーションをすることが可能になります。 これまで健康サポートアプリはございましたが、下記の3点において既存のものと差別化が図れていると考えます
- 24. アクションプラン 糖尿病患者 サポートツール 慢性疾患患者 サポートする 豊かな食生活を サポートする システム企画 テスト実施 全国展開開始 システム開発 全国の病院等に使用よびかけ 開発研究パートナーを探します 糖尿病患者をサポートするためのシステム仕様を決定します 仕様に基づきシステムを開発します 同時に提供する情報も作成いたします モニターを対象に、テスト実施いたします ツールがない患者と QOL を比較し、システムの効果を検証します 臨床データをもとに、全国の病院等に使用を呼びかけます ※ 必要に応じてカスタマイズした version を作成 全国での普及に努めます 2011 年 4 月 2011 年 7 月 2011 年 10 月 2012 年 1 月 2012 年5月 下記のようなステップを踏んで展開いたします
- 26. チーム 谷口諭 慶応義塾大学卒 株式会社ウィル・シードにて企業研修の設計実施、新卒採用業務を経験。 2009 年にコトバンク(株)を共同設立。個別ニーズに合わせた英語学習プログラムの作成と発音添削システムを開発。 2010 年 2 月同社増資と共に退社。 経験者の知恵が挑戦者に提供される社会を構築することをビジョンに掲げる。今回はそのコンセプトを慢性疾患分野において試したいと考え、参加。 能勢健介 立命館大学卒 高校 3 年時に 1 型糖尿病を発症。以来、自身の血糖値等を講評すると共に、精力的に 1 型糖尿病患者向けの情報発信を行う。 現在トランスコスモス(株)に勤務。某電機メーカーのマーケティング業務を担当。また、趣味でロードレース、トライアスロンにチャレンジするなど、健常者以上に健康的な生活を送る。 久津豪 早稲田大学・北陸先端技術大学大学院卒 大学時代に経営の意思決定のメカニズムを解明するべく、それを再現できるコンピュータの開発に挑戦する中でプログラミングに目覚める。 その後、人工知能を中心に、様々な IT システムを開発する BORG 株式会社を創業し、同社の代表取締役を勤める。
- 28. これまでの1型糖尿病患者支援の活動に関して このビジネスプランは1型糖尿病患者である能勢健介と彼の1型糖尿病サポート活動を支援する谷口の議論を出発点としている。 能勢は 1997 年に IDDM-Network を立ち上げるなど、 1 型糖尿病患者の順応サポートを一貫して行ってきた。患者会での講演、雑誌等への寄稿に加え、 1 型糖尿病患者がよりどころとする GREE 、 MIXI における 1 型糖尿病コミュニティ掲示板に投稿された質問に答えてきた。 これらは1型糖尿病患者が「生活の中でどのように病気と付き合えばいいのか」に関する情報があまりに少ないという、自身が体験した問題意識に基づいている。 しかし、投稿される質問に答えるのは非効率であると共に、主流でない情報が投稿されるなどの問題も起こった。そこで 1 型糖尿病患者が必要とする生活に関する情報を蓄積する NPO 及びデータベース MYSTAR-JAPAN を立ち上げた。 2009 年のサイト立ち上げ以来、毎週木曜日に欠かさずにメルマガを発行しており、 1 型糖尿病を対象としたものとしては日本有数の購読者を誇る。 本事業の立ち上げに際して、これまで行ってきた活動によって蓄積してきた知識、ネットワークが資産となると考える。
- 30. 生活習慣病の現状(1) 厚生労働省保険局の公表 2004年度 ・生活習慣病患者の増加が医療費の増大の一因となっている ・生活習慣病患者を抑制することは、医療費の圧縮になるだけでなく、より豊かな社会作りにも役立つ ・生活習慣病の中でも、まずは糖尿病をターゲットとする First Target Second Target 厚生労働省保険局の公表 2004年度
- 32. 生活習慣病の現状(3) 平成 19 年国民健康・栄養調査(厚生労働省) 日本 国際糖尿病連合( IDF )「糖尿病アトラス 第 3 版」 世界 図: http://211.16.227.160/calendar/kaigai/01/ 世界の糖尿病人口 2007 年 2.46 億人 2025 年 3.8 億人 今後爆発的に増加する見込み 毎年 30 万人増加 毎年 100 万人増 -> 伸び率上昇中 ・日本では毎年 30~100 万人が糖尿病を発症+発症者は増加傾向 ・世界的にも同じ潮流が見られる -> 同モデルを世界展開することで、世界の生活習慣病患者圧縮ができる