コース料理で血糖管理を難しい！と感じるインスリンを使う糖尿病患者様は多くいらっしゃるのではないでしょうか？ 1型糖尿病患者・能勢　と　健常者・谷口　で、 インスリンの使い方によっては糖尿病患者でも健常者とほぼ同じ血糖推移を記録することができることを実験しました。 糖尿病患者が血糖管理をする上で 何かご参考になれば幸いです。

1. この資料は、
十分な血糖管理能力があるエキスパート1型糖尿病患者である能勢と
健常者谷口が
同じコース料理を食べた時の血糖値推移を記録したものです。
この実験は
長時間にわたり、次何がでてくるかわからないコース料理においても、
十分な血糖管理に関する知識・能力を持っていれば
インスリンを使う糖尿病患者でも健常者とほぼ同じ血糖推移を記録することが できることを表すことを目的としたものです。
インスリンの使い方、血糖測定のタイミング等は個人差があります。
また、食事内容によっても変化します。
主治医の指示に基づいて治療するようにお願いいたします。
コース料理は横浜のフレンチレストラン、エリゼ光のものです。
通常提供されているコースを今回あえて利用しました。
実験の実施にご理解・ご協力をいただきましたエリゼ光様にはこの場を借りて 感謝申し上げます。
http://www.elysee-hikaru.com/

2. 血糖値推移グラフ
食直前
Les soupe
Entrée
Pain
Poisson
Pain
Viande
Les dessert
食後
62
74
120
162
146
89
117
127
141
200
226
136
19:30
19:40
19:50
20:10
20:30
20:50
22:40
100
200
能勢（1型糖尿病患者）
○は打った超即効型インスリンの単位
谷口（健常者）
1
3
3
2
2
7

3. ブラウンマッシュルームのスープ

4. メニューライ麦パン
エビと空心菜のテリーヌ

5. メニュー醤油パン
スズキのポワレ

6. メニュー鴨のロースト

7. メニュー谷口栗のムース

8. メニュー能勢ブドウの３種のチーズとのコラボレーション

9. 自分でもやってみよう！
食直前
食後
100
200
時刻を
入力
食事を
記録
食事 写真

10. 本実験に関するお問い合わせ
糖尿病患者団体マイスター・ジャパン admin@mystar-japan.org
http://carbodata.com