1. コミュニケーション ・メディア史 ③ 戦時歌謡と「国民歌」 Powered by

3. 第二国歌 ? 『故郷』 当初は公表されず。後に高野辰之 : 詞･岡野貞一 : 曲 ( 異説あり ) 。一九一四 ( 大正三 ) 年発表。 三番の詞に「立身出世主義」が表れる？ 志を果たして何時の日にか帰らん 山は青き故郷水は清き故郷

4. 唱歌・童謡に隠れた暗部 『我は海の子』文部省小学唱歌 一九一〇年、宮原晃一郎作詞 作曲者不詳。原曲は七番まで

6. 『汽車ポッポ』 富原薫作詞，草川信作曲， 1938 年（昭和 13 年） ロケ地 : 大井川鐵道本線

7. 暗部とは

14. 準国歌「海ゆかば」

17. 『影を慕いて』 詞・曲 : 古賀政男 昭和七年 藤山一郎

18. 『人生の並木路』 詞 : 佐藤惣之助・曲 : 古賀政男 昭和十二年 ディック・ミネ

20. 『蘇州夜曲』 映画『支那の夜』挿入歌 昭和十五年。 詞 : 西條八十 ・曲 : 服部良一 渡辺はま子

24. 紀元二千六百年

25. 金鵄輝く日本の 榮ある光身にうけて いまこそ祝へこの朝 紀元は二千六百年 あゝ 一億の胸はなる 歡喜あふるるこの土を しつかと我等ふみしめて はるかに 仰ぐ大御言 紀元は二千六百年 あゝ 肇國の雲青し 荒ぶ世界に唯一つ ゆるがぬ御代に生立ちし 感謝は清き火と燃えて 紀元は二千六百年 あゝ 報國の血は勇む 潮ゆたけき 海原に 櫻と富士の影織りて 世紀の文化また新た 紀元は二千六百年 あゝ 燦爛のこの國威 正義凛たる旗の下 明朗アジヤうち建てん 力と意氣を示せ今 紀元は二千六百年 あゝ 彌榮の日はのぼる

27. 公募歌原点『爆弾三勇士』 昭和七年

31. 『露営の歌』 盧溝橋事件に反応し 東京日日新聞社・大阪毎日新聞社が「わが皇軍の堂々たる進軍を讃える歌」を公募し 『進軍の歌』『露営の歌』を制定。二席だった『露営の歌』 ( 古関裕而・作曲 ) が支持を集める

33. 『皇軍大捷の歌』 朝日新聞社 による歌詞懸賞公募。南京攻略までの武力行使を正当化し 「皇軍将士の世界に比なき忠勇義烈の武勲を讃仰し画期的大勝利を祝捷する」のが趣旨

34. 『父よあなたは強かった』 一九三八年 朝日新聞社による公募歌。「皇軍将士に感謝の歌」。

37. 『国境の町』 詞：大木惇夫・曲 : 阿部武雄。 昭和九年。 東海林太郎

38. 『大陸行進曲』 (‘38) 大阪毎日・東京日日新聞 社による 「大陸進出の大使命」をテーマにした公募歌。二一〇〇〇通の応募から島越強の詞が選ばれ 中支派遣軍軍楽隊が作曲した。

39. ( 参考 ) 『日の丸行進曲』 (‘38) 『愛国行進曲』『大陸行進曲』と並び「三大忠国行進曲」と喧伝された。東京日日新聞社公募

40. 国策を歌う『建設の歌』 詞： 西條八十 ・曲： 古賀政男 昭和一五年 伊藤久男

41. 『支那の夜』 詞 : 西條八十 ・曲 : 竹岡信幸 昭和十五年 渡辺はま子

44. 『比島決戦の歌』 讀賣新聞社 が軍の依頼で作った「報道歌」。詞 : 西條八十 ・曲 : 古関裕而 。「いざ来いニミッツ マッカーサー 出て来りゃ地獄へ 逆落とし」と敵将名を読み込んだため、西條八十は「戦犯」訴追が必至と噂された

45. 『神風特別攻撃隊の歌』 詞 : 西條八十 ・曲 : 古関裕而 昭和二十年 伊藤武雄・安西愛子

48. 『青い山脈』 詞 : 西條八十・曲 : 服部良一 一九四九年 東宝映画主題歌 藤山一郎・奈良光枝