More Related Content Similar to iOS/Androidにも対応した SQL Anywhere 12の魅力 (20) iOS/Androidにも対応した SQL Anywhere 12の魅力2. アイエニウェア・ソリューションズとは
企業プロフィール
米国本社
• 社名 : iAnywhere Solutions, Inc.
• 所在地 : 米国カリフォルニア州ダブリン
One Sybase Drive, Dublin, CA 94568 USA
• R&D : 米国 ジョージア州 アルファレッタ
センター 米国 カリフォルニア州 ダブリン
カナダ オンタリオ州 ウォータールー
• 販売拠点: 世界50カ国
• 設立 : 2000年5月 '米国 Sybase, Inc.子会社)
日本法人
社名 : アイエニウェア・ソリューションズ株式会社
所在地 : 東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ5階
設立 : 2003年 2月
資本金 : 1億円'米国iAnywhere Solutions, Inc. 子会社)
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3. SQL Anywhereで何ができる?
支店・部門
データ同期とは:
基幹DBサーバ
離れた場所で発生した SQL Anywhere
それぞれのデータを「随
基幹DB 時」相互に反映すること
SQL Anywhere or
POSレジ
Oracle or
SQL Server or
DB2 or
Mobile Link
MySQL
同期ミドルウェア
基幹DBサーバーの全てのデータのコピーを持 SQL Anywhere
つわけではなく、必要なデータだけを持つ
配送業務 メンテナンス業務 営業支援
Ultra Light
×
ローカルデータ参照
× Ultra Light ×
ローカルデータ参照 Ultra Light
オフライン時はローカルデータ参照
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4. SQL Anywhere の概要
製品基本コンセプト
省リソースで管理者不要なデータベースと分散環境の統合、既存システム
との連携ソリューションを提供する包括的なパッケージ製品です
省リソースで稼動 マルチCPU、64bitOSに対応 容易なデータ移行
ハード投資を抑える
Windows Windows サーバ
ノートPCなどでも軽快に動作。 規 容易な XP Vista
WMもサポート。 初 最小限の投資 模 規模拡張
期 拡
容易なインストール 投 張 Windows Mobile Linux サーバ
資 業務拡大への ・ データベースをファイルコピーの
設定要員コスト削減 ・ 迅速な対応 デ みで移行可能。使用していた
運 ー データをそのまま移行できます。
用 タ
モジュールはCD-ROM1枚で。 コ 既存資産の 連 データ移行が容易
既存DBとのデータ同期
複雑な設定なしで自動インストー ス
ル可能
ト 有効活用 携
管理の自動化 削 が
減 容 既存データ 既存データベース
易 活用・連携
運用コスト削減
エンタープライズ
クエリ自動学習機能や自動リカ
バリ機能により、データベースメ 既存DB、ORACLEやSQL Server
中堅・中小企業システム IBM DB2などとデータ同期可能。
ンテナンスの必要性を極力排除
既存データを活用できます。
モバイル パッケージ組み込み
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5. SQL Anywhereの概要
ビジネス要件の拡張への対応
基本コンセプトに加え、データ量増大やユーザ数増加などビジネス要件
の拡張に伴い、さらに処理効率を向上させる機能を実装
パフォーマンス 開発・運用
マテリアライズド・ビュー Visual Studio への統合
規
スナップショット・ 初 最小限の投資 模 充実した統合管理・分析
アイソレーション 期 拡 Tool
投 張
パラレル・クエリ 資 業務拡大への ・ 配布インストーラ作成Tool
・ 迅速な対応 デ
運 ー など
など 用 タ
データ管理 コ 既存資産の 連 データ同期・統合
ス
ト 有効活用 携
高可用性オプション 削 が 容易なデータ同期設定
減 容
柔軟なデータ暗号化 易 Text等その他データソース
など 同期用API
メッセージング、Webサービス
とのインターフェイス
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など
7. SQL Anywhere – 利用イメージ
データ同期によるシステム間連携
データセンター
オフィス
エンタープライズ 個人
システム
部門
モバイル&
ワークグループ 組込み リモート
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9. RDBMSコンポーネント
SQL Anywhere
大規模DBサーバ、スタンドアロン、モバイルをカバー
大規模データベースとして
大量データ処理、並行処理'多ユーザ処理(に最適な機能を実装
柔軟な構成
サーバ/スタンドアロン/CEの3つのエンジンでDBファイルは互換
幅広いサポート・プラットフォーム
Windows 、WindowsCE/WM、Linux、Mac OSX、Solarisをサポート
配布・運用管理の自動化や簡素化
容易な配布とクエリ自動最適化 や自動リカバリ機能などの自動管理機能
開発生産性
様々なインターフェイスをサポート、Visual Studio用アドオンを用意
データ同期'システム拡張と統合(
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10. RDBMSコンポーネント
SQL Anywhere-大規模システムとして
大量データ処理、並行処理に最適な様々な機能を実装
– マテリアライズド・ビュー'実体化ビュー(
大量データからの集計処理になどに最適
適用はオプティマイザが判定、既存アプリケーションの変更不要
ベーステーブルの変更時に即座にリフレッシュするモードを用意
– スナップショット・アイソレーション'読み取り一貫性(
長時間のバッチ処理やストアドプロシジャ実行時のロック'待機時間・競
合(を大幅に軽減
大量データ処理と参照処理の同時実行性を向上
– パラレル・クエリ'クエリ間並列処理(
CPU負荷の高い1クエリを、複数CPUで並列処理
マルチCPUの能力を効率的に利用可能
– インメモリ・モード
データベースファイルをメモリ上に展開することにより高速なI/Oに対応
– 読み込み専用スケールアウト
レポート作成やデータ参照など多数の要求に対する負荷を軽減し大規模な要求を
柔軟に対応
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11. SQL Anywhere-大規模システムとして
データベースミラーリング
• ミラーリングによりDBサーバがダウン時、スタンバイ系のDB
サーバへ接続先を切替えることで、可用性を向上
– プライマリ'主(、ミラー'副(とアービタ'監視(サーバの構成
– クライアントはプライマリ・サーバへ接続。プライマリが障害
時にはアービタがロール'所有権(をミラーへ変更
– アプリケーションから再接続時、ミラーへ接続
– アービタまたは、ミラーがダウンしても接続は維持される
'フェイルオーバは不可(
– 読み込み専用でミラーサーバに接続可能
アービタ'監視(サーバ
プライマリ・サーバ ミラ-・サーバ
LAN/WAN
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12. ミラーリング構成の発展形
読み取り専用 スケールアウト
• 複数の読み込み専用DBサーバーに負荷を分散
– 1つのDBサーバーで読み込み/書き込みが実行される一
方で他のDBサーバーで読み込み専用のアクセスが実行
される
– スケールアウトのみ、ミラーリングとの組み合わせも可能
– DBのコピーはリアルタイム・ログ・レコードのプッシュ処理
によって維持される
ライブ・バックアップ機能の拡張により実装
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13. 読み取り専用 スケールアウト
構成イメージ
ルートノード HA ミラー
サーバー
コピーノード
ノードは自動あるいは手動で追加
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14. SQL Anywhere
Spatial'空間(データへの対応
• 空間データとは、モノがどこにあるか、人がどこにいるかを表す情報
(住所の「場所」、行政界の「範囲」、倉庫内の棚の「位置」など)
• 空間データは以下の機能で管理
– 空間情報'xy座標または緯度経度等(を、位置を表す情報として格納する
ためのデータ型
– 上記のデータ型に入れられたデータ'点、図形、領域等(を操作する関数群
– 上記関数のいくつかが高速に実行できるようにするためのインデックス
• SQL Anywhere では、上記の機能が標準規格に則って実装
– Open Geospatial Consortium(OGC) : 空間参照系、入出力データ定義など
– SQL/MM(Multi Media) : 空間データの管理、取得、処理など
注:データを表示する機能'多くは地図とともに用いられます(は対象外です
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15. SQL Anywhere
Spatial'空間(データへの対応
SQL Anywhere 上での空間データ格納形式(SQL/MM準拠)
点 Point (133.36 34.37)
LineString (139.27 36.43, 139.29 36.46,
曲線
139.32 36.53, 139.32 36.57)
Polygon((0 0, 10 0, 5 10, 0 0),
面
(4 2, 4 4, 6 4, 6 2, 4 2))
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16. SQL Anywhere
Spatial'空間(データへの対応によって実現できること
• できる事: 別のアプリに頼らなくても、
– 選択した2点間の距離を算出できます。
– 選択した領域に含まれる顧客の一覧を取得できます。
– 選択した2つの図形が等しいかどうかを識別できます。
– 選択した2つの図形の和集合に対して面積計算できます。
• できない事: 別のアプリに頼らないと、
– 地図上への出力はできない (描画アプリが必要)
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18. RDBMSコンポーネント
Ultra Light
モバイルや組込みに適した、組込向け小型RDBMS
尐リソースなデバイスをサポート
WinCE /WM,Embedded Linux, Android、BlackBerry、iOS、
WinXP/Vista/Windows 7 をサポート
デバイスの盗難/紛失によるデータ漏洩の防止
AES 256 bit アルゴリズムを使用しデータベースファイルを暗号化
データベースの堅牢性
不意の電源断など、OSが異常終了した場合の自動リカバリ機能
開発生産性
C/C++、 .NET APIに対応、Visual Studio.NET用アドオンを用意
Eclipse環境 でAndroid向けアプリケーション開発環境を用意
SQL Anywhere用データベース管理ツールにて設計、操作可能
データ同期'システム拡張と統合( SQL Anywhereと同様
エンジンの配備には、数個のファイルをコピーする事で利用可能
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19. RDBMSコンポーネント
Ultra Light-開発生産性 管理ツール
SQL Anywhere用統合管理GUIツール、SQLクエリエディタ
でUltra Lightデータベースの設計、操作が可能
統合管理GUIツール Sybase Central SQLクエリエディタ ISQL
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20. RDBMSコンポーネント
Ultra Light-管理ツールとメンテナンス
Android
Copy
Sybase Central Ultra Light
相互利用も可能
(統合管理GUIツール )
Copy iOS
Interactive SQL
Copy
(SQLクエリエディタ ) Windows
Mobile
ActiveSync経由
で直接参照
PC環境
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21. RDBMSコンポーネント
Ultra Light - iOS/Androidに対応
SQL Anywhere 12 では
Ultra Light の対応プラットフォームに
iOS/Androidが追加されました。 Mobile Link
他プラットフォーム版と同じように
Mobile Linkによるデータ同期も
可能です!
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22. UL for iPhone概要
iOSデバイス用のUltraLight
提供形態が他プラットフォームと違います。
• 暗号化されたソースコードで提供
– ビルド用のスクリプト付き
開発者は開発前にこのスクリプトを実行してUltraLightのライブラリ
を作成する必要がある
– ユニバーサルバイナリ'iPhone 3G/3GS以降/エミュレーター全
対応(のライブラリが作成されます。
– libulrt.a (5.7MB , 配布時は約1.7MB)
ビルドされたライブラリを参照するようにしてアプリを構築、アプリに
含めて配布する
XCode'Apple提供の開発環境(上でObjective-Cでアプリを開発
'UltraLight C/C++APIを使用(
• iOS3以上対応
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23. UL for Android
Android版はUltra Light J として提供されています。
• Ultra Light J APIによる開発
– Javaによるアプリ開発
• Android2.2以上対応
• Android版は100%Javaコードではありません
– UltraLiteJNI12.jar (約86KB) ←Javaと下記をつなげるIF
– libultralitej12.so (約856KB) ←UL本体
これらをアプリケーションに含めて配布することでUltra Lightが利
用できる。
実質ネイティブコード
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24. Ultra Light プラットフォーム別 比較
Windows
iPhone Android
Mobile/CE
DB 難読化 ○ ○ ○
暗号化 ○ ○ 'FIPS☓( ○ 'FIPS☓(
内蔵メモリ内,SDは不
アプリケーションバンド
可
DBファイル位置 自由 ルのDocumentディレ
(/data/data/<appna
クトリ
me>/ )
最大DBサイズ 2GB
最大行数 1600万
アプリ内での作成等 ○ ○ ○
文字コード 文字コードはUTF-8、照合はUTF8BINのみ
Mobile TCP/IP,
Link 通信 TCP/IP, HTTP(S) HTTP(S)
HTTP(S)
○'ディレクトリは固
FileTransfer ○ ×
定(
開発 API C/C++,.NET C/C++ UltraLight J API
C/C++,VB.NET,
言語 Objective-C Java
C#
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26. データ統合・連携ソリューション
Mobile Link
1つの統合DBと多数のリモートDB間で、一貫性を保持した
双方向データベース同期を実現
– 同期アーキテクチャ
他社製RDBMSとの同期
セッションベース同期
同期タイプ'差分同期(
ダイレクト・ローハンドリング
– 設定
ウィザード形式による容易な設定
競合解決ロジック
優先順位をつけた同期設定
サーバ起動同期
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27. データ統合・連携ソリューション
Mobile Link-他社製RDBMSとの同期
他社製ODBC準拠RDBMSを、統合DBとしてサポート
Mobile Link 同期サーバは、ODBC を使用して、統合DBサーバに接続
統合DBからはDBクライアントとして認識される
統合DBサーバ SQL Anywhere 11 and 12
Sybase ASE12.5./15
統合DB
Sybase IQ 15.2
Microsoft SQL Server2005/2008
ORACLE 10g、11g
ODBC
IBM DB2 LUW 9.5 and 9.7
MySQL 5.1
Mobile Link 同期サーバ
Mobile Link クライアント SQL Anywhere
リモートDB Ultra Light
Ultra Light J
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28. データ統合・連携ソリューション
Mobile Link-セッションベース同期
統合DBサーバ 【手順2】
ローのダウンロード
ネットワークを介し、同期 統合DB
要求時にリアルタイムで 統合DBから前回の同期以降
に加えられた変更を抽出。
セッションベース同期を
実行。 これを元にリモートDBへ変更
ODBC 内容をダウンロードします。
各同期セッション終了時
に統合DBとリモートDB Mobile Link 同期サーバ 【手順3】
は、一貫性を保つ。 完了確認
ダウンロードの完了確認
【手順1】ローのアップロード
リモートDBでは前回の同期以後、 ・ クライアントから同期を起動
セッション
加えられた変更を自動的に記録。
・ アップロード、ダウンロードで
これを元に統合DBへ変更内容を 1サイクル'セッション(
アップロードします。 Mobile Link クライアント
・ アップロード、ダウンロードの
リモートDB それぞれが1トランザクション
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30. 事例 【大規模モバイル拡張】
日本郵政 様 '窓口システム・携帯システム(
ソリューション概要:
全国郵便局、2万2,000台の局サーバ
郵便局
にSQL Anywhere データベースを配備
窓口業務用端末は、局内ネットワーク
障害時でも単独稼動を実現するため Mobile Linkサーバ
SQL Anywhereデータベースを配備
局サーバ上のSQL Anywhereとデータ
同期
各郵便局にWindowsCE5.0 荷受・配達
携帯端末を配備。端末にはUltra Light
データベースを搭載
局サーバ上のSQL Anywhereとデータ 窓口端末 携帯端末
同期
携帯端末、全国でおよそ140,000台
WindowsCE5.0 ハンディーターミナル およそ140,000台
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31. 事例 【Mobile拡張】
INAXメンテナンス様 フィールド支援システム
ソリューション概要: 受付センタ
WM5スマートフォンにて点検作業支援 Oracle
訪問先情報、依頼内容、商品情報の参照 Mobile Linkサーバ
作業報告書入力、行動入力
サービス報告書、請求書印刷
導入効果: 携帯電話網
請求書発行、発送コスト削減
売掛金回収時間の大幅短縮
作業現場での報告入力とデータ同期
により報告業務のスピードと精度向上
受付センタでの経過、結果報告業務 WM5 スマートフォン 700台
の効率UP
⇒顧客満足度の向上 カスタマ・エンジニア
訪問先
個人情報保護
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32. 事例 【大規模分散】
某生命保険会社様 顧客管理システム
Http/Https通信
80ポートを利用
Oracle •全社のライフプランナー及び代理
Mobile Link
店用顧客管理システムに利用
統合DBサーバ
同期 サーバ ファイア・ウオール •約30,000ユーザが利用
•処理集中時約1,000ユーザ/分
の同期処理を実行
認証サーバ •統合DBサーバはOracle
(リバースプロキシ)
•負荷分散にMobile Linkサーバ複
数台用意。
本社 •インターネットを利用、セキュリ
ティにはhttpsと認証サーバによる
インターネット 網 リバースプロキシを使用
PW UTD LR
ERA AA AM
代理店 PW UTD LR
ERA AA AM
代理店
PW RA AA LR
E UTD AM
代理店
ASA ASA ASA ASA ASA
顧客先へ 顧客先へ 顧客先へ
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33. その他 各種情報
– アイエニウェア・ソリューションズ株式会社ホームページ
http://www.ianywhere.jp
製品・技術情報
http://www.ianywhere.jp/tech/index.html
弊社ソリューション情報
http://www.ianywhere.jp/sol/index.html
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34. その他 各種情報
・アイエニウェア・ソリューションズ デベロッパー・コミュニティ
http://www.ianywhere.jp/developers/index.html
- SQL Anywhere Developer Edition
SQL Anywhere の開発者バージョンが
ダウンロードできます。
開発者バージョンは、ユーザ登録のみで、開発用途限定で日数制限無く製品版
と同様の機能をご利用いただけます。
- 開発者向け掲示板
弊社製品をご利用頂く中で、製品に関するご質問についてはSQL Anywhere 掲
示板をご活用ください。弊社エンジニアも時間の許す限り、支援いたしております。
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