1. 筑波大学大学院生命環境科学研究科
神保 正樹
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2.  「つながる農業」をテーマに、農的課外活動（食農
教育や農業体験）をする学生たちの農業系全国ネッ
トワーク組織。
 ２００８年より活動開始。
 農大・筑波・早稲田・千葉の学生たちが運営してい
ます。
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3.  発起人が「学生フードシステム」を運営した経験から、つながる農
業は面白い！と強く感じたこと。また実際にイベント化すると、食
や農をはじめそれぞれの立場を超えた体験が生まれる確信を得た。
これをもっと大規模にやって、それぞれが望む形で若者たちを農業
に参加（コラボ）させることが出来る為の場をつくることができな
いか。
 学生フードシステム実施内容．
 ①．農大の有機農業サークル「緑の家」から野菜を提供。
 ②．家政大の学生カフェ「インターハート茶の間」スタッフがその
野菜を使ったお菓子を作成。
 ③．農大・家政大の学生と早稲田・一橋・東大の学生を中心に、一
橋大の学生カフェで①と②を使った食農イベント化を考えるワーク
ショップを日大で実施。
 ④．一橋大の学生カフェ「ここたの」にて食農イベントを「日本の
農業に一生を賭ける！学生委員会」が実施。
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4.  ①就農中核層・②農業関心層・③不本意就農層・④
農業敬遠層の中で、④を②に増やすことが、若者だ
から出来る若者に向けた第一歩！
 ②農的若者から①担い手層へと誘導する取り組みは、
様々な機関が取り組んでいる。
①興味関心があり就農意欲が
ある層（就農中核層）
②興味関心はあるが就農意欲
農的若者 担い手層
がない層（農業関心層）
③興味関心がないが就農意欲
AGC はある層（不本意就農層）
④興味関心がなく就農意欲も
ない層（農業敬遠層）
一般の若者
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5. 農業敬遠層 農的若者交流会
（AGC）
新・農業人フェ 水土里のカレッ
農業関心層 ア（全国農業会
議所）
ジミーティング
（農水省）
全国青年農業者 全国農業担い手
就農中核層 クラブ連絡協議
会全国大会（全
サミット（農業
普及改良セン
全国農村サミッ
ト（日本大学）
協） ター）
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6.  全国で農学部を有する大学は５１あり、うち神保が
把握しているだけでも３８の農的課外活動を行って
いる学生サークルがある。
 全国的な農的課外活動のデータベースは存在しない。
また定期的な交流・活動の連携の場は限られている。
（九州や東北地方、北海道ではその動きが見られるが、
東京に限定すると無い。これは「農業生産の現場」
から離れていることが原因だと考えられる）
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7.  東京の若者だからできること
１）．農から離れているが食には近い。
→日本中の食べ物は一度東京を経て全国に流通する。
２）．大学がたくさん＝学生がたくさんいる。
→また農業以外の専攻を学ぶ学生たちに向けたアプ
ローチがし易い。学生が集約されている。
３）．発信力がある！
→「今」、「都会の若者が」、「農業で」、行動を起
こすことは多くの人たちに影響を及ぼす。またメ
ディア受けも良い。
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8.  ２００８年
 農的若者交流会＠エコプロダクツ２００８
→２２団体・３００人来場。農的学生も１００人近く集まりま
した。
 ２００９年
 ３月
 農的アフター交流会
 農的若者交流会＠「田舎で働き隊！」
→弘前大学「りんごの会」との交流。
 ４月
 農的若者定期交流会
 ６月
 農的若者定期交流会（開催予定）
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10.  農的若者が定期的に集まる場が不足している。
定期的な交流会の実施。
都市と農村の若者たちの交流。
学部・学科、都市農村を超えたコラボ。
（医農連携・一次産業連携・フードシステム的連携）
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11.  環境と農業と若者
→日本経済新聞社「日経エコプロダクツ展２００９」に参
加確定。日本のビジネスをアグリ色に染めます。
 食品と農業と若者
→小学館「大学は美味しい！」と、大学ブランドによる食
と農的若者のコラボ予定。
 農村と農業と若者
→２０１０年に岩手県の農村（田野畑）で早稲田×田野畑
の交流５０周年に合わせて、農的若者たちによるサミッ
ト開催を企画しています。
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12.  若者（学生）による自発的な農業への取り組みが増
えている。また社会からの強い後押しも感じる。
 この流れを一過性のものにしない為にも、農的な
「つながり」による発信力の強化と活動の向上が求
められている。
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13.  ①農的若者同士のつながり
→全国の学生団体を核とした、農的若者のつながり。
 ②農業従事者とのつながり
→様々な農法、農業経営者とのつながり。
 ③関連産業とのつながり
→食品産業や流通業、農を取り巻く企業とのつながり。
 ④社会とのつながり
→環境、文化、経済とのつながり。
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14.  若者は農的なライフスタイルを求めています！
 皆さんと一緒に、社会に農業に志ある若者を後押し
をしてくれる流れをつくってゆければ、もっと農業
に熱くて面白いことをやろうとする若者が増えてく
ると思います。
 「若者」から農業を活性化させましょう！
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