AWSクラウドデザインパターン
      -VPC移行編-
自己紹介
• 名前
  – 荒木靖宏
• 所属
  – アマゾンデータサービスジャパン株式会社
• ID
  – @ar1
  – https://www.facebook.com/araki.yasuhiro
• 好きなAWSサービス
  – Amazon Virtual Private Cloud
  – AWS Direct Connect
AWS クラウドデザインパターンとは

• AWSクラウドを使ったシステムアーキテクチャ
  設計を行う際に発生する、典型的な問題とそれ
  に対する解決策・設計方法を、分かりやすく分
  類して、ノウハウとして利用できるように整理
  したものである。
• http://aws.clouddesignpattern.org
このシナリオ背景
前回までのおはなし

• 雲の写真を載せるブログサイト開始
• Eコマースで雲グッズ販売
• キャンペーンサイトで拡販
今回のシナリオ背景
前回までのおはなし

まさかのEコマースサイトの成功

海外有名VCから声が



 今回のおはなし




  雲サイトは私が育てました(予定)
VPC化がはじまる
クレジットカードに
 自社対応しろ




 VPCでないと認証とれ
       ず
Stack Deploymentパターン
• CloudFormerを使っ
  て既存のシステムか
  らテンプレート作成
• 修正追記
• 再利用!
VPC移行ステップ
• CloudFormerでテンプレート作成
• まずVPCをMCで作成
• テンプレートVPC関係を追加
"Parameters" : {
    "VpcId" : {
    "Type" : "String",
    "Description" : "VpcId of your existing Virtual Private Cloud (VPC)"
  },
“Properties” :{
"WebServerSecurityGroup" : {
    "Type" : "AWS::EC2::SecurityGroup",
    "Properties" : {
      "VpcId" : { "Ref" : "VpcId" },
      "GroupDescription" : "Enable HTTP access via port 80 and SSH access",
      "SecurityGroupIngress" : [
        {"IpProtocol" : "tcp", "FromPort" : "80", "ToPort" : "80", "CidrIp" : "0.0.0.0/0"},
        {"IpProtocol" : "tcp", "FromPort" : "22", "ToPort" : "22", "CidrIp" : "0.0.0.0/0"}
      ]
    }
  }
セキュリティみなおし
• VPCには2つのセキュリティ基本が
 – セキュリティグループ
 – サブネット(+ネットワークACL)
Functional Firewallパターン
アクセス制御を階層で行え
るため、セキュリティが向
上する




機能毎にグループを分けて
いるため、Scale Outを利用
した際もグループにEC2を
所属させれば、セキュリ
ティグループの設定変更が
必要ない
Operational Firewall パターン

• 利用者や関連するサーバを
  アクセス権利ごとにまとめ
  る
• Outbound制御も可能
• アクセスしてくるセキュリ
  ティグループ(組織)ごとに、
  アクセス情報を一元管理で
  きる

• アクセス制限を変更する際
  に、設定のミスを低減でき
  る
• Functional Firewallと併用する
  ことも可能
Fuctional+Operational Firewall
backnetパターン
      • メンテ対象サーバにENI
        で一時的にアクセス権
        利を付与する
      • 管理用サブネットでは
        sshで接続可能に。
いざ移行!


当然無停止だよね?
Weighted Transition Pattern
                 Route53のWeighted Round
                     Robin機能を使う
つづく


ワシの王国ははじまったばかりだ

AWSクラウドデザインパターン VPC移行編