「こんな風に言ってくれる上司になら、叱られたことに感謝するだろうなと思った」
- 1. ZAC Inc.,
「こんな風に言ってくれる上司になら、叱られたことに感謝するだろうなと思った」
【Case】 社内講師育成プログラム受講
・150 床クラスの一般病院
・管理者3名(看護部長、師長2名)
・2014 年 9 月に卒業
【Voice~お客様の声~】 プログラムを受講頂いた看護部長 S 様より
当初は、とにかく看護師の離職を減らしたくて、管理者3人でカウンセラーの資格を取りたいというのがきっ
かけでした。定期面談を徹底しようということと、そのためにもカウンセリング技術は知っておいた方がいいの
ではないかという事務長からの勧めもありました。
知り合いのつてで、金森先生を紹介していただき、カウンセリングを学びたいと相談させて頂いたところ、色々
と話しているうちに、私たちが取り組もうとしていることに共感してくださって、「研修も実はカウンセリング
なんですよ。集団カウンセリングです。集団ができるようになれば一人一人と向き合う時の精度も高まります。
せっかくなので院内で皆さんが研修できるようにカウンセラーとしてのスキルと講師としてのスキル両方学ん
でいかれてはいかがですか?」とご提案を頂き、この社内講師育成プログラムを受講することに決めました。
(ZAC さんはあまり得しないメニューだと思いますがお言葉に甘えて・・・)当院にも普段から外部の研修に参
加した人は、院内でその内容を共有する仕組みがあったのでそういったところでも応用できると思ったからです。
最初は主にカウンセリングのスキルについて学んでいきましたが、ここからすでに「元を取った」ような気持
ちでした。自分たちが今までいかに感覚や流れに任せてコミュニケーションを取ってきたのかがわかり、同時に
何を改善しなければならないのかもはっきりとわかるようになりました。また、部下を導く際の称賛の仕方、フ
ィードバックの仕方などはここで学ばなければ私たちは気が付くことが出来なかったと思います。こんな風に言
ってくれる上司になら、叱られたことに感謝するだろうなとさえ思いました。
後半はプレゼンの要素、1対複数を相手にするときのカウンセリング技法などを学んでいきました。中でも、
話し方のところと勉強会の魅せ方は本当に勉強になりました。人が本来持つ欲求に則した形で発信しないと、伝
えたいことの何割も届かないと知った時、今までの伝え方がいかにまずかったかに気が付けました。
また、マネジメントの基本は“「課題」と「役割」を与えて、「見守る」こと”と教えていただきましたが、役
割を与えることはできても、今まで課題を与えてあげることができていなかったから「マンネリ化」して辞めて
いってしまった子もいるのかなと気が付きました。できた気になってもうここで学ぶことはないと思ってるけど
そんなことないのになと歯がゆく思っていたこともありましたが、その原因は自分にあるのだということにも気
株式会社 ZAC News Letter Vol.15