Brewing Premium Sake.

1. 初 亀 醸 造 株 式 会 社
初日のように光り輝き、亀のように末永く栄える
創 業 1 6 3 6 年

2. l創業1636年、屋号を「足名屋（あしな
や）」とし、初代・橋本九郎右衛門が駿
府城から程近い場所で酒造業を開始
l明治9年に岡部町の造り酒屋を買収し、
静岡蔵の分店として創業
l現存する蔵元の中では静岡県内最古、全
国では31番目に歴史がある
＊平成30年度国税庁調査分 清酒製造業者「1,371場」
初亀の歴史
第16代当主 橋本謹嗣（富蔵）

3. 藤枝市岡部町
S H I Z U O K A
l東海道五十三次・21番目の宿場町
l南アルプスを源流とする清流「朝比奈川」が流れ、山間の斜面には竹
林と茶畑が広がる美しく静かな里山、日本一の水揚げ額（水揚げ量は
全国3位）を誇る焼津港まで車で15分の距離に位置
l高級煎茶・玉露の 日本三大産地 （岡部・宇治・八女）のひとつに数
えられる
l昨今は良質な筍や椎茸の産地として、都内の高級料理店でも重宝され
ている

4. l 昭和42年 静岡県・名古屋国税局・全国 の新酒鑑評会において三冠を達
成（全て1位）した事を記念して「大吟醸 愛」の市販を開始
l 昭和52年に「秘蔵大吟醸 亀」を発売、日本で初めて1升瓶1万円を超える
日本酒として話題となり、首都圏の地酒ファンを中心に徐々に高い評価
を受ける。今では初亀を代表する酒にまで成長
l亀の市販化に際し 長期氷温熟成酒 を全国の蔵元に先駆けて取り組む。
じっくりと氷温で熟成させることで上品な吟醸香はそのままに、液体を
構成する多様な成分が見事に調和し、絹のような柔らかな口当たりとな
ります。日本酒に 時間（とき） という新たな価値を見出した
吟醸づくりの歴史

5. 静岡のヒト・食文化との調和を第一に考える
l 日本一高い 富士山 と日本一深い 駿河湾 を有する食材の宝庫
カツオ・南マグロ・金目鯛・しらす・桜えび etc. 豊富な魚種
l 静岡県民の身体に自然と馴染む酒
製造量全体の75%が県内消費＝地元の皆様からの厚いご支持
他県のお客様にはポジティブな違和感（異なる食文化・地域性の証）を感じて頂ける酒に
食文化は優劣ではなく多様性、この土地の風土が生み出す豊かさを日本酒を通じて伝えたい
l 和食は勿論、素材を生かしたモダンな洋食とも好相性
穏やかな吟醸香と控えめな有機酸を特徴とするクラシックな酒質の強み
シンプルで呑み飽きすることなく、名脇役として御料理を引き立てる

6. l蔵に湧き出る南アルプスの伏流水（適度なミネラルを含
む中軟水）を生かした造り
lスペック上は淡麗辛口だが、米・米麹から自然で優しい
甘みを引き出す
l華美な演出をせず、程よい甘さと心地よい香りを纏う
軽やか
優しい甘み
酒質の大きな特徴

7. 朝比奈
誉富士
静岡県
生産者6名
全量酒造好適米使用
東条
山田錦
兵庫県
田尻農園
l日当たりが良く、昼夜の寒暖差が大きく、
水はけの良い優れた酒米を育む好適地
l山田錦も誉富士も晩稲品種で熟成向き、酒
が奥深い味わいに

8. 南部杜氏 八重樫次幸
2015年 初亀醸造の杜氏に就任
l昭和53年生まれ、岩手県北上市出身
l夏は実家で米作り、冬季に初亀で酒造りの指
揮を執る。杜氏であった父の元でキャリアを
スタートさせ、全国各地の蔵で経験を積む
l「大吟醸造りは普通酒造りの延長線上」を信
条とし、経済酒から高級酒まで全てのお酒に
対し妥協のない姿勢で酒造りに励む

9. 精米・洗米・限定吸水・蒸きょう
l常に最新鋭の精米設備が整うメーカー直営の工場へ精米を委託
l普通酒の掛米から大吟醸の麹米まで全て10kgバッチ式で洗米・吸水
l清らかな酒質を実現するため、大量の掛水で米糠を徹底除去
l薄く張り込み可能な三段コシキで外硬内軟な理想的な蒸米を実現

10. 麹造り
lタライを併用した箱麹法（10kg）による手造りの麹造り
l潔癖製麹（選抜した種麹だけを純粋に培養する狙い／手袋着用）
l麹が健やかに繁殖（順調な品温上昇）するための環境づくり

11. 酒母とモロミの発酵
l長期低温発酵に耐えられる酵母を育成するため、酒母は普通速醸を採用
l静岡酵母を軸に酢酸イソアミル優勢の伝統型酵母のみを使用
l仕込み総米600kg∼1500kgの小仕込で、きめ細やかに発酵を管理

12. 時代を生きる造り酒屋に
lこの土地でしか表現できない酒造りを加速させる
lトレンドではなくスタイルを貫く
l5年ぶり、10年ぶりに飲んでも変わらぬ 初亀らしさ
l三方良しから四方（働き手）良し、五方（未来）良しへ