9. 家族心理学におけるマルチレベル分析
Journal of Family Psychology, Vol 19(1), 2005
Special Issue: Methodology in Family Science
• 時間を通じての、夫婦と家族の相互作用を反映したデータを分析する
ためのマルチレベルモデリングのテクニックに焦点化した3本の論文を掲載。
• Howe, Dagne, & Brown (2005) は、家族の相互作用の観察的なコーディングによって
生成された時系列データのマルチレベルモデリングに関連して、データセットの構造
化と統計的なプログラミングの手続きについて論述。
• Laurenceau & Bolger (2005) は、日記データを引き出し、保存するための技術的な進
展とマルチレベルデザインを用いた分析を記述。
• Atkins (2005) は、応用事例を記述することで、マルチレベルモデリングのテクニック
の議論を夫婦と家族の治療研究へと拡張。
• これらの多様な研究事例に渡るマルチレベルメソッドの重要性、およびこの方法に
よって提起され得る独自の疑問は、家族研究における、このデータ分析的ストラテ
ジーの成長しつつある重要性を裏付けている(Snyder & Kazak, 2005)。
10. Sayer, A., & Klute, M. (2005). Analyzing
couples and families: Multilevel methods.
In V. Bengtson, A. Acock, K. Allen, P.
Dilworth-Anderson, & D. Klein (Eds.),
Sourcebook of family theory & research.
(pp. 289-315). Thousand Oaks, CA: SAGE
家族研究、特に二者関係にマルチレベル
分析を適用すること(HLMの利点)につい
て論述。