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Editor's Notes
- 青…クールな印象がある。
色にはそれぞれ特徴があり、私たちの心理や行動に大きな影響を与えている。このことを「色彩心理」と呼ぶ。
- 赤は情熱ややる気、自己アピールのようにパワーがみなぎっているような、エネルギーがあるイメージ。
一方、赤には怒りや攻撃性、「赤信号」のような危険を表すサインとしてのイメージもある。
- 黄色は太陽に最も近い色として古代エジプト、マヤ文明では崇拝されてきた。
また黄色は左脳を刺激し、理解力、記憶力、判断力などの知性を高める色とされている。
危険や注意を促す色でもある。目立つ色であることから、赤と並び子供が好む色。
- 緑は暖色でも寒色でもない中間色のため、最も刺激の少ない色とされている。
心身のバランスを整え、リラックスできる色。
また積極的で活発な赤とは補色に位置するため、正反対の保守的でマイペースなイメージがある。
- 青は興奮等の感情を抑える色。
副交感神経を刺激し、脈拍・体温が下がり呼吸がゆっくりになる。
また集中力を高める色として知られていて、勉強や仕事に適している。
- 色のイメージがどのように活用されているか紹介。
- 赤はバーゲンやセール、キャンペーン訴求に欠かせない色。
通販サイトの「購入ボタン」は赤が多い。
赤は人に行動を起こさせるカラーである。
- 企業のロゴを色ごとにまとめたもの。
赤であれば「活動的」なイメージ、青は「誠実」、緑は「優しい」イメージとなる。
色による企業イメージの一例をあげると、ジーユーは会社設立当初は緑のロゴを採用しており、国内向け、ファミリー向けの商品を販売していた。
2013年春、企業ロゴを青に刷新することで海外を視野に若者をターゲットとするブランディングに切り替えた。
- 2016年の都知事選では現小池都知事の「緑」が印象的だった。
「緑」は東京都のシンボルマークのカラーであることからこのような戦略をとったとされている。
また緑は公平や保守、調和や安心感といった中立的な色であるという色彩心理も選挙に活用されている。
- 米大統領選で挑発的な発言を繰り返していたトランプ大統領のネクタイの色といえば「赤」。
しかし大統領就任後は「青」のネクタイをつけていることが多い。
リーダーシップや強い感情を表す赤を選挙時には身につけ、就任後は誠実で落ち着いたイメージのある青を身につけており、色彩心理を活用している。
- 色にはそれぞれイメージがあり、人の心理に大きな影響を与えている。
また色を効果的に利用することでイメージアップを図ることができる。
皆さんも是非明日から、気分や伝えたいイメージに合わせた服やネクタイを選ぶ等、色彩心理を活用してみては?