More Related Content More from Yuki Fujino Oita Univ. More from Yuki Fujino Oita Univ. (20) 7 1 P Cweb210. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 10 パソコンの所帯普及率 経済社会総合研究所 消費動向調査より 2004年3月 65.7% 2005年3月 64.6% 2006年3月 68.3% 2007年3月 71.0% 2008年3月 73.1% 2009年3月 73.2% 日本では4分の3の家庭がパソコンを保有している。 ->逆にいえば4分の1はパソコンが家に無い。普及頭打ちの傾向。 14. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 14 私はパソコンを24年前に購入 当初 やりたかったこと。 ワープロ(書類作成) 表計算(事務処理) ゲーム(ウィザードリー) 音響カプラ(通信用の器具) ->けっきょく通信利用にはまってしまった。 16. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 16 パソコンは生活に必要な道具か? パソコンは、操作が難しい。 扱いにくい 値段が高い 壊れやすい 操作は複雑だし、思ったことはあまりできない? はたしてパソコンを使う生活は本当に豊かなのか? 17. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 17 しかし世の中は段々複雑になる 20世紀は「科学」の時代だった。 「科学」は人を助けるか? 1920年代~ H.G.ウェルズらの悲観論 ->自家用車、ラジオ、大衆消費社会 「科学」の力で生活は多少便利になったが、 人間の思考の助けにはならない? 電子計算機の開発 ->大量の数値データの処理 18. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 18 参考図書 「新・思考のための道具」 ハワード・ラインゴールド著 パーソナルメディア 定価 2100円 改訳版 2006年5月 原著は1983年 ※参考図書は必読ではない、あくまで理解を深めるための参考資料として示す。 19. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 19 参考図書 「パソコン創世第3の神話」 ジョン・マルコフ著 NTT出版 定価 2940円 2007年10月 ※参考図書は必読ではない、あくまで理解を深めるための参考資料として示す。 21. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 21 コンピュータという道具だが・・ 「計算のための道具」 の系譜 ->電子計算機 ENIAC IBM360 メインフレーム ->業務処理マシン->オフィス業務利用や経営システム 「思考のための道具」 の系譜 オーグメントマシン Memexダイナブック マイ=コンピュータ そして「パソコン」・・・・インターネットへ発展 22. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 22 マンハッタン計画 USAの「原子爆弾」開発プロジェクト ->戦争(第二次世界大戦)を「科学の力」で勝利しよう。 米国政府の「科学研究開発局」の局長 バーネバー・ブッシュ 彼は数千人の科学者の研究報告を評価、検討するという大変な仕事に従事していた。 途方もなく複雑な管理業務だったことは想像にかたくない。 24. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 24 “As We May Think” 「思考のままに」というエッセイを 雑誌に発表 ~アトランティック・マンスリー誌 1945年7月号 彼は思考や記憶を支援してくれる機械を夢想した。原文は以下で読むことができる。 翻訳もいくつかある。 25. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 25 「Memex」(Extend Memory) バーネバー・ブッシュの考えたメメックス 1.個人向けの理想的なワークデスク ->文章や写真、図版を記録 2.情報を蓄積し検索する手法の新機軸 「索引検索方式」を補う「連想索引方式」というアイディアが卓抜。 ->「ハイパーテキスト」の起源? 3.「知識」の交換手法に関する示唆も ->WWWの起原? 28. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 28 個人の思考支援の系譜 IBMの電子計算機の時代(1960年代)にも 個人の思考支援について考察をしていた先駆者たちがいた。 テッド・ネルソン ダグラス・エンゲルバート アラン・ケイ 1960年代~70年代のパソコンのない時代に 個人が利用する思考支援型ツールの原型を 夢想していた。 29. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 29 テッド・ネルソン ハイパーテキスト 1965年 ->コンピュータのための電子テキストの形式を提案 ->ハイパーリンクによって構成された文書のこと ->リンクは文書の他の箇所を示す。 ネルソン自身は世界電子図書館を夢想 ->Xanadu(ザナドゥ) 著作権やマイクロ=ペイメントなどの概念を含む 壮大な「未完」のシステム提案 30. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 30 ダグラス・エンゲルバート GUI(Graphical User Interface) 対比的に「コマンド・ライン・アクセス」 マウスやウィンドウズを発明した 最初のオンラインコミュニケーション “The Mother of All Demos“ エンゲルバートのサイン入り のコードレスマウス 最初の木製マウス 31. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 31 アラン・ケイ ダイナブック 1968年 携帯可能で、 薄く小さく、 絵が描け、 絵を動かすことができ、 音楽を付けることもでき、子どもでも簡単に扱えるコンピュータ アラン・ケイの描いたダイナブックのイメージ 33. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 33 未来を取り逃がした会社 「ゼロックスはいかに パソコンを発明し、 そして葬ってしまったか」 当時のゼロックス・ パロアルト研究所にはアラン・ケイをはじめ天才が たくさんいた、ウィンドウズやマウス、イーサネットまで開発していた。 34. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 34 余談 「成功は失敗の母」 ゼロックスは複写機で大成功していたのでコンピュータへの参入に失敗した。 IBMは電子計算機の分野で成功していたので、パソコンの参入が遅れた。 ->IBMはパソコンの標準化には成功したが、結局レノボにパソコン部門を譲渡してしまった。 成功にあぐらをかいていると次の世代の波にのることができない。 ->「よらば大樹」の求職者たちへの警句として 35. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 35 科学するUSAの一般大衆 パソコンもインターネットもUSA SFの膨大な読者 科学雑誌の定期購読者 ->生活としての科学するマインド 1975年「ポピュラーサイエンス」誌にパソコン組立キットの広告が掲載された。 36. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 36 Altair 8800 (1975年) 最初に市販されたパソコン組立キット「アルティア8800」 当時ハーバードに在学中のビル・ゲイツがアルティア向けの BASICを書いたことでも有名、アルティアの CPUはインテル社製で、つまりこれがいまの「ウィンテル体制」の原型? 37. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 37 Altair 8800 (1975年) 最初に市販されたパソコンキット「アルティア8800」 当時ハーバード在学中のビル・ゲイツがBASICを書いたことでも有名 CPUはインテル社製で、つまりこれがいまのウィンテル体制の原型? 38. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 38 Apple II 1975~94年 世界初の量産されたパーソナルコンピュータ バリュエーションを変えながら20年近くにわたり 5億台が販売された。 Apple IIのキラーアプリケーションは「Visicalc」という表計算ソフトだった 39. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 39 西海岸文化とパソコン アップルコンピュータ ガレージカンパニー ウエストコーストとシリコンバレー ヒューレットパッカードからアップルへ パソコンクラブ ベンチャースピリット アップルコンピュータの創立者 二人のスティーブ 44. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 44 個人の支援は業務ツールへ ザ・IBM=PC コマンドラインによる操作 伝票や文書処理マシンとして フロッピーによるファイリング キラーアプリケーションは「1-2-3」や「Word Perfect」など。 しかし、80年代のパソコンによるOA化はじつは生産性の向上には寄与していない? ※ネットワークがなかった。 ->結局、一部の人たちだけの道具だった。 46. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 46 思考支援のためのツール アイデアプロセッサ ワードプロセッサ ハイパーカード 電子メール グループコミュニケーション 電子会議システム ->体系づけられた掲示板の集積 ->業務フローシステムは? 今はソーシャル・メディアへと発展している。 47. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 47 1990年代ネットワーク装備 電子メールと情報共有などでようやく事務作業の生産性向上に寄与し始めた。 90年代の米国の経済発展を支える。 1995年にIBM互換機でようやくGUIが実現 ->WINDOWS95の成功 GUIを支えたのは、思考のための道具を指向するユーザーというよりは、インテルの「ムーアの法則」がもたらした? 49. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 49 2000年代はネットワーク 「ムーアの法則」から「メトカルフの法則」へ イーサネットの発明者であるボブ・メトカルフが提唱 「新技術の利用価値はその技術を使うユーザー数の2乗に比例する」 ネットワークの利用者が増えることで利用価値は飛躍的に増大する ->インターネット爆発を予言 結局、インターネットにつながることでパソコンは道具として極めて強力な「思考のための道具」になったのだ。 50. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 50 パソコンの仕組み CPU チップセット(マザーボード) メモリー ハードディスク ケース 増設カード(グラフィックカード NICカード サウンドカード) 最近はチップセットに入っているものが大半。 その他 キーボード マウス モニター 51. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 51 パソコン本体 マザーボード DVD-ROM PCI-Ex グラフィック カード モニター PCI 音源カード ハードディスク LANカード S-ATA メモリー フロッピードライブ CPU キーボード マウス 電源 ケース スピーカー 52. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 52 CPU(シーピーユー チップ) パソコンのメイン部品 インテル社の製品が主流(事実上の標準) Core2Duo->Corei7-> Core 2 Quad ノートパソコンはCore2DuoとAtomの二極 複数コアが今のトレンド デュアルコア->クァッドコアへ 5,000円から50,000円程度まで幅広く 値動きも凄まじく速い。 インテル互換CPUメーカー AMD CyriX Via 54. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 54 マザーボード(基盤) パソコンの機能を左右する重要な機材だが、 かなり地味な存在。 インテル標準チップセットと互換や独自設計 対応するCPUによって種類が分かれる。 LGA1366マザーボード->Corei7(ミッドレンジ) LGA775マザーボード->Core2Duo(ローエンド) Atom対応マザーボード(CPUセット)(省エネ、省スペース) 5000円~30000円程度まで。種類が多く、チップセットの違いが わかるようになればパソコンの自作も可能。 55. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 55 メモリー 作業の際の一時メモリー システムとアプリケーションとデータが一時保持される。Xpでは最低512Mbyte程度必要、Vistaだと2ギガ程度 メモリーを食うアプリを使うなら増設が必要。 2枚~4枚を組み合わせて使う。 速度や形状で種類が数種類、ノートパソコン用は形状が異なる、パソコンのハードに合わせて増設。 対応するチップセットによってクロック数が異なるメモリーとなる。 56. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 56 ハードディスク システムやアプリケーション、データを保持しておく外部記憶装置。電源を切ってもデータを保つ。 500Gbyteクラスから最近は1テラぐらい。 デスクトップ->3.5インチ ノート 2.5インチ 5000円から15000円程度 シリアルATAが主流。 内蔵の場合には1台から4台 一番壊れやすい部品 ->消耗品と考えた方がよい 最近はシリコンディスクも登場 57. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 57 ハードディスクの大容量化 値段が安く、容量も大きくなっている。 それに比して壊れやすくなっている。 また壊れたときの被害も容量が大きいので甚大です。バックアップをとっておきましょう。 とくにノートパソコンのハードディスクは消耗品、1~2年で交換が必要。 58. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 58 バックアップについて データは単に置き場所を増やすだけで簡単にバックアップできる。 ->ネットにバックアップもできる(後述) アプリケーションの設定はきちんと。 メール、メールアドレスやお気に入りなどは個別にとっておく必要があります。 システムのバックアップもとれますがソフトが必要です。 61. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 61 DVD-R (CD-RW) ドライブ CD-R ->メディアが安くなった。 1枚で800Mbyte 10円~50円程度 CD-RW 書き換え型 DVD-ROM CD-ROMの8倍程度の容量 映画用のDVDも視聴可能。 DVD-RW DVD+RW DVD-RAM 書き換え型 4.7Gbyte DVDのコピーには2層必要。 62. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 62 増設カード グラフィックカード(ビデオカード)映像用 ゲームをする人は関心が高い。 最近の技術革新がすごい。 高いものは数万円程度以上も。 ATIとnVideaの二大メーカーの寡占状況 LANカード サウンドカード 63. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 63 モニター(ディスプレイ) 液晶(サイズが多少違う) 液晶 20,000円~ アナログ接続とデジタル接続 サイズ 10インチ~24インチ程度まで もっと気をつかってよい周辺機器 69. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 67 パソコンの購入のために コンシューマーモデル 家電店で販売 ソフトが多数 テレビ機能付など ビジネスモデル ベンダーが販売、通信販売も ※モデルによって販売経路が異なる点に注意 70. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 68 コンシューマーモデル 個人の最初の一台向き ・説明書添付 ・ソフトも豊富 ・テレビや音楽など付加機能有り ・インターネットサービス付で安い ※しかし、仕事向きではない。 71. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 69 ビジネスモデル ベンダーが販売(メーカー品) 事務機器会社や商社が納品 通信販売やショップ・ブランドのパソコンもこちらに分類される。 ソフトは最低限、説明書も付いていない。 職場で購入、個人の2台目としても。 72. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 70 デスクトップかノートか? 人それぞれだが・・・ 私はデスクトップ派、 ->キーボードが打ちやすい。 ->改造が可能(拡張性が高い) ->ノートパソコンが使える場所は意外と限られる。 最近はノートパソコンの価格破壊が進んでいてノートパソコンが出荷の3分の2を占める。 73. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 71 パソコンを購入したら 箱は数日とっておこう(初期不良の際の送付用) 箱の中身は散逸しないように箱などに入れて保管しておく。(説明書、葉書、CD-ROMなど) ケーブルやACアダプタにもできればシールをはっておく。 メーカーへの利用者登録も必ず行う。 ※ただし、マイクロソフトへの登録は意味なし。 購入したソフト等も外箱は処分しても中身の登録カードなどはファイルに大切に保管しておこう。 プロバイダからのお知らせも同様。 77. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 75 パソコンのソフトの分類 BIOS ~ ファームウェア(ファーム) OS(オーエス) カーネル ライブラリ(dll) デバイスドライバ アプリケーション・ソフト(ソフト) データ テキストファイルとバイナリーファイル 78. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 76 BIOS ファームウェア あらかじめハードに組み込まれているソフトウェア ->ファームウェア(ファーム=工場) マザーボードのファームをとくにBIOS(バイオス Basic Input Output System)と呼ぶ。 たとえばNICなどの通信機器やケータイにもファームがあって、新しいソフトに対応するためにアップデートが必要なことが多い。 BIOSのアップデートは慎重に。 80. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 78 パソコンのBIOSの設定 基本的な部品の動作環境の設定をする画面 ->起動時にF1ないしF2やDELキーを押すことでBIOSの設定画面になる。 メモリー、ハードディスク、周辺機器の状況の確認、システムの起動順序の設定や電源管理など。 あとクロックアップなど設定レベルでの機能変更にも使える。 パソコンの自作や基本部品を取り替えたりするときにBIOSの設定が必要となります。 最近の機器はOSのドライバ側での設定が多い。 81. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 79 OS(オペレーションシステム) オペレーティング・システムとも。 Windows-XPやVistaなどが代表。 パソコンが動作するための基本ソフト OSやソフトにはリリースバージョンのナンバーがある。もっと細かいとリビジョンという。 最新のWindowsVistaはSP2です。 一部のパソコンはアップグレードに注意 WindowsXPはサービスパック3 SP3 時期Windowsは10月に登場予定です。 83. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 81 Windows-Vista 2007年1月リリース開始 WindowsXPの後継 あまりかわらないかも? 4種類。Basic Premium Business Ultimate メインメモリーを大量に要す、 Basicで512メガ それ以外は2ギガは最低必要。 あまり売れていない。 XPは終了しているがビジネスルートでは健在。 次は今年の秋に出現、そんなに変わりません。 84. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 82 非マイクロソフト系パソコンOS MacOS 9.1 -> MacOSX (マックオーエステン) Panther->Tiger->Leopard->Snow Linux オープンソース 各種のディストリビューションがある。 「Redhat」、「FedoraCore」、「Debian」、「TurboLinux」、「Vine」、「Ubuntu」などがある。 FreeBSD Solaris/x86版など ほかにも超漢字のTRONなどがあるが、かなり特殊。 85. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 83 OSのアップグレードは? 基本的にOSのメジャー・アップグレードには広範な知識が必要。 ->原則としては行わない。 どうしても必要なアプリケーションがある場合に行うべきもの。 他のソフトや使っている周辺機器が対応しているか確認が必要。(デバイスドライバの提供) インターネットを使うならセキュリティパッチやサービスパックは積極的に行わないといけない。 86. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 84 デバイスドライバ(ドライバ) 周辺機器を動作させるためのソフトウェア ハードについてくる(添付のCD-ROM) OS毎に対応するドライバは異なる。 周辺機器の性能を左右する重要なソフト 取り扱いにはOSの知識が多少必要 Plug&Play(プラグアンドプレイ) ヘボなドライバも多い。 とくに印刷関係のプリンタドライバでは注意が必要。 87. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 85 パソコンのシステムの設定 内部機器、周辺機器の設定 ->システム->デバイスマネージャー ネットワークの設定 ユーザーの設定 アプリケーションの設定 その他ユーティリティの設定 89. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 87 ひとつのソフトを使えばわかる 必要なソフトは実は数種類で済む。 ワープロ、表計算、メール、ブラウザ、プレゼン 他は特殊な用途で人それぞれ。 メーカー製のパソコンにはたくさんのソフトがついている。年賀状、住所録、地図、グラフィック・・・ あまり使わないソフトの使い方を知っても無駄なのかも? 一つのアプリケーションを極めれば、他のソフトもだいたい使えるようになる。 90. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 88 テキストエディタ ワープロよりも軽い 本来はプログラミングのツールだが 長い文書を書く際にも有効だし ちょっとしたメモにもなれたら便利。 市販のもの WZEditor MIFESなど。 秀丸エディタなどのシェアウェアも有用。 91. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 89 汎用ソフトの活用が基礎知識 MS-Office や PowerPointなど。 日本語入力の基本 ファイルの操作 相互の情報のやりとり 仕事でパソコンを使う上での基礎。 ワードとエクセルの使い方ぐらいはマスターしておくこと。 92. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 90 フリーウェアとシェアウェア 圧縮と解凍 zip lzh sit ドネーションという思想 作者の考え方も理解しよう。 ソフトのアーカイブ 信用のおけるところからとってこよう ウィルスなどにも注意を少し。 93. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 91 オープンソース Linuxが代表 ソースをオープンにして協働開発する。 マイクロソフトと両極端の考え方。 コピーライトとコピーレフト フリーソフトウェア・ファウンデーション 99. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 97 Googleデスクトップ 自分のパソコンの中を検索 複数のパソコンを検索できる機能。 その他個人の情報支援ツールとして 新着メールなどGoogleガジェットを画面に表示できる。 104. Google Gears ネットにつながっていなくても、 GmailやGoogleDocsが使える。 ノートパソコンなどで、ネットの接続がなくても、メールの読み書きや書類の作成がネットの接続と同様に可能にしてくれる機能。 ただし、いろいろ制限がある。 使いようによっては便利だが慣れが必要。 2009/7/1 高度情報化と社会生活 102 106. Googleでサイトを構築 Google Apps 独自ドメイン メール、Web、掲示板などトータル情報提供が無料でできる。 Google Appsを使った同窓会サイト ->「大分上野丘高校60周年記念同窓会」 2009/7/1 高度情報化と社会生活 104 107. 2009/7/1 高度情報化と社会生活 105 Googleは世界を制覇するか? 300年かかるという説 3年で大半のデータを網羅できるという説 マイクロソフトとYahoo!の連合軍に負けるという説 新基軸にやられる?という説 いずれにしろ、今インターネットでGoogleをウォッチすることはすごく重要なことだ。 でも、他の可能性はないか、考えよう。 「成功は失敗の母」という格言