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名古屋アジャイル勉強会「モダンアジャイルの導入:安全を必須条件にする」

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第98回 名古屋アジャイル勉強会のワークショップ資料
https://nagoyaagile.connpass.com/event/72034/

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名古屋アジャイル勉強会「モダンアジャイルの導入:安全を必須条件にする」

  1. 1. モダンアジャイルの導入 :安全を必須条件にする 2017/12/01(金) 第98回 名古屋アジャイル勉強会 You&I
  2. 2. ジコ、ショウカイ。 H/N: You&I(読み:ユーアンドアイ) SNS: @you_and_i 出身: 生まれも育ちも名古屋市 年齢: Around Fourty 本職: 商学部出身の職業プログラマ 言語: C++, C#他 所属: プログラミング生放送勉強会 名古屋支部長 名古屋アジャイル勉強会 わんくま同盟 名古屋勉強会 安全を必須条件にする 2
  3. 3. ATTENTION 本資料は名古屋アジャイル勉強会 のサイトにて公開致します。 資料の内容について全ての メモを取る必要はありません。 ワークショップ内容に集中して 頂ければ幸いです。 安全を必須条件にする 3
  4. 4. ATTENTION 各テーブルに1部ずつ、 本資料を印刷したものを 用意しております。 必要に応じて、 資料を見返すのに ご利用ください。 安全を必須条件にする 4
  5. 5. AGENDA 1. 安全とは 2. アジャイル開発とは 3. モダンアジャイルとは 4. 安全を必須にする為には 5. まとめ 安全を必須条件にする 5
  6. 6. 1. 安全とは 安全を必須条件にする 6
  7. 7. 1. 安全とは • 突然ですが、安全ですか? • 例えば、今日のような勉強会において、本名 で参加するのは安全でしょうか? • TwitterやInstagramのようなSNSをハンドル ネームで利用するのは安全でしょうか? 安全を必須条件にする 7
  8. 8. 1. 安全とは • 今日のテーマである、モダンアジャイルの4つ の原則の1つ「安全を必須条件にする」の 「安全」とは告知ページにも書きましたが、 心理的安全を指します。 • 心理的安全性(Psychological safety)とは、 他者の反応に怯えたり羞恥心を感じること なく、自然体の自分を曝け出すことのできる 環境や雰囲気のことを指します。 安全を必須条件にする 8
  9. 9. 1. 安全とは The five keys to a successful Google team 安全を必須条件にする 9 • 心理的安全性は、 Googleも着目&実 践していると2012年 に公表した概念です。
  10. 10. 1. 安全とは • 再度の質問ですが、安全ですか? • 今日はグループワークを行いますので、最初 に自己紹介を行います。 1. お名前 2. 今、安全かどうか (何に対してかは各自の判断で) •一人2分を目安にお願いします。 安全を必須条件にする 1010分間
  11. 11. 2. アジャイル開発とは 安全を必須条件にする 11
  12. 12. 2. アジャイル開発とは •アジャイル開発を語る上で外せないの が、アジャイルマニフェスト(アジャイルソ フトウェア開発宣言)です。 http://www.agilemanifesto.org/iso/ja/ •2001年にアメリカのスノーバードに集 まった軽量開発手法の実践者達に よって、アジャイルマニフェストが定義さ れ、総称としてアジャイル開発手法と 名付けられました。 12安全を必須条件にする
  13. 13. 2. アジャイル開発とは 安全を必須条件にする 13
  14. 14. 2. アジャイル開発とは •アジャイルマニフェストでは、ソフトウェア 開発における4つの価値と12の原則が 定義されています。 •アジャイル開発の動向を書籍ベースで 紹介していきたいと思います。 •https://sites.google.com/site/nagoya agile/Home/katsudou/book_link 安全を必須条件にする 14
  15. 15. 2. アジャイル開発とは • 1970年代 • トヨタ生産方式が確立する • パタン・ランゲージが確立する 安全を必須条件にする 15
  16. 16. 2. アジャイル開発とは • 1980年代 • SCRUMの基になった論文「The New New Product Development Game」が発表される。 • MITでトヨタ生産方式が研究され、Lean Production Systemと命名される。 安全を必須条件にする 16
  17. 17. 2. アジャイル開発とは • 1990年代 • SCRUMやeXtremeProgrammingが確立する。 • リーンソフトウェア開発が確立する。 • ザ・ゴール/クリティカルチェーンが出版される。 安全を必須条件にする 17
  18. 18. 2. アジャイル開発とは • 2000年代 • アジャイルマニフェスト作成。 • プロジェクトファシリテーションが確立する。 • アジャイルプラクティスが広まる。 安全を必須条件にする 18
  19. 19. 2. アジャイル開発とは • 2010年代 • アジャイルサムライが出版される。 • ビジネスモデルジェネレーションが出版される。 • リーンスタートアップが出版される。 • Kanban(ソフトウェアカンバン)が広まる。 安全を必須条件にする 19
  20. 20. 2. アジャイル開発とは • 2015年~ • エンタープライズアジャイル開発手法が広まる。 • SAFe(Scaled Agile Framework) • DAD(Disciplined Agile Delivery) • DevOpsが広まる。 • アジャイル検定始まる。 安全を必須条件にする 20
  21. 21. 2. アジャイル開発とは •アジャイル開発のアプローチ方法 安全を必須条件にする 21 http://blogs.itmedia.co.jp/hiranabe/2012/09/rightwing-and-leftwing-of-agile.html
  22. 22. 2. アジャイル開発とは •アジャイル開発を構成するもの 安全を必須条件にする 22 アジャイル開発 アジャイル プラクティス 開発 プロセス 開発ツール プロジェクト ファシリテー ション マインド トヨタ生産 方式 リーンソフト ウェア開発 制約理論 (TOC) ビジネス アナリシス
  23. 23. 2. アジャイル開発とは •アジャイル開発を構成するもの 安全を必須条件にする 23 アジャイル開発 アジャイル プラクティス 開発 プロセス 開発ツール プロジェクト ファシリテー ション マインド トヨタ生産 方式 リーンソフト ウェア開発 制約理論 (TOC) ビジネス アナリシス SCRUM XP DAD SAFe kanban git / GitHub Jenkins Redmine JIRA ふりかえり 朝会 チームビルディング 見える化 自働化 カイゼン活動 なぜなぜ5回 多能工 全体最適化 スパイク ユーザーストーリー ペアプログラミング TDD 継続的インテグレーション 継続的デリバリー DevOps Value Stream Mapping リーンスタートアップ
  24. 24. 3. モダンアジャイルとは 安全を必須条件にする 24
  25. 25. 3. モダンアジャイルとは 『パターン指向リファクタリング入門』の 著者である Joshua Kerievsky 氏は、 米国のアトランタで開催されたAgile 2016の基調講演において、モダンア ジャイルに関する発表を行いました。 安全を必須条件にする 25
  26. 26. 3. モダンアジャイルとは •アジャイルソフトウェア開発宣言から10 年、イノベーティブな企業、ソフトウェア の思想的リーダーたち、アジャイルと リーンの開拓者たちは、よりシンプルで、 より強く、より合理化されたアジャイル を模索してきた。 安全を必須条件にする 26
  27. 27. 3. モダンアジャイルとは •この「モダンアプローチ」は、「実験的な 成果の創出」と、「優れたカルチャーの 育成」に焦点をあてている。 •今日、伝統的なアジャイル定義をバイ パスして、モダンアプローチを語ることに は、十分意味があるだろう。 安全を必須条件にする 27
  28. 28. 3. モダンアジャイルとは http://modernagile.org 安全を必須条件にする 28
  29. 29. 3. モダンアジャイルとは https://anagileway.wordpress.com/2016/10/07/modern-agile-jp/ 安全を必須条件にする 29
  30. 30. 3. モダンアジャイルとは •モダンアジャイルの4つの原則 1. 人々を最高に輝かせる 2. 安全を必須条件にする 3. 高速に実験&学習する 4. 継続的に価値を届ける •チームの継続性に関する言及はありま したが、モチベーションや安全性はこれ まで明言されていない新しい概念です。 安全を必須条件にする 30
  31. 31. 3. モダンアジャイルとは •モダンアジャイルでは、4つの原則が定 義されるのみで、代表するようなプラク ティスはありません。 •今回の勉強会の告知ページでも紹介 しました通り、Agile Japan 2017の基 調講演もモダンアジャイルでした。その 講演内容を紹介します。 安全を必須条件にする 31
  32. 32. 3. モダンアジャイルとは •SCRUMは1990年代に確立した手法 です。ビジネスにスピードが求められる 時代、今やSCRUMは自転車の補助 輪になっていると Joshua Kerievsky 氏 は言いました。 •つまり、迅速さを求める組織にとって、 SCRUMは足かせになる手法(=補助 輪)であり、よりよいやり方を選択すべ きであるとい事です。 安全を必須条件にする 32
  33. 33. 4.安全を 必須にする為には 安全を必須条件にする 33
  34. 34. 4. 安全を必須にする為には •皆さんの属する組織において、「安全 を必須にする」取り組みはどのように行 えば良いのでしょうか? •その解の一つとして、レジリエンスの導 入があります。 安全を必須条件にする 34
  35. 35. 1.レジリエンスとは •レジリエンス(resilience)とは、心理学 用語で「精神的回復力」「抵抗力」 「復元力」「耐久力」と表される言葉 です。 •レジリエンスと反対の概念が、脆弱性 (vulnerability)となります。 安全を必須条件にする 35
  36. 36. 1.レジリエンスとは •機械工学でのレジリエンス •弾性エネルギー。弾性ひずみエネルギー。 •変形作用後に正常な形に 跳ね返す 素材の物理的特性。 •弾性限界の範囲で歪めた後に元の形 や位置に戻ること ができる素材の物理 的特性、リバウンド又は反騰の発生。 安全を必須条件にする 36
  37. 37. 1.レジリエンスとは •コンピュータ用語でのレジリエンス •障害許容力。フォールト・トレランス。 •障害又は誤りが存在しても、要求され た機能を遂行し続けることができる機能 単位の能力。 •障害に直面した場合、受け入れ可能 レベルのサービスを提供・維持するととも に、通常運用に挑む能力。 安全を必須条件にする 37
  38. 38. 1.レジリエンスとは •国際規格におけるレジリエンス •ISO 31000 : Risk management- Principles and Guidelines • Adaptive capacity of an organization in complex and changing environment • 複雑かつ変化していく環境に対する組織 の適応能力 安全を必須条件にする 38
  39. 39. 1.レジリエンスとは •国際規格におけるレジリエンス •NIST IR 7298:主要情報セキュリティ用 語 • レジリエンスとは、リスクマネジメント、不測 事態対応計画及び継続計画の全体論 的な導入により、環境へのあらゆる既知 又は未知の変更に対して、迅速に適応 かつ回復する能力をいう。 安全を必須条件にする 39
  40. 40. 4. 安全を必須にする為には •アジャイル開発やモダンアジャイルと、レ ジリエンスのつながりについて見てみま しょう。 •4つの価値から「計画に従うことよりも 変化への対応」 •まさしくレジリエンスですね •日頃から心構えや準備が必要です。 •それを実現する為のアジャイルチーム 安全を必須条件にする 40
  41. 41. 4. 安全を必須にする為には •12の原則から「要求の変更はたとえ 開発の後期であっても歓迎します。変 化を味方につけることによって、お客様 の競争力を引き上げます。」 •仕様変更があること前提の設計・体制 が必要です。 •そもそも仕様変更が、レジリエンスにお ける異常状態であるかどうかは議論の 余地があるかも知れません。 安全を必須条件にする 41
  42. 42. 4. 安全を必須にする為には •XPプラクティスから「チームの継続」 「チームの縮小」 •別名として「トラックナンバー」とも言われ るプラクティスです。 •常に同じメンバーで作業する事で迅速 に意思疎通が図れます。 •チームメンバーが一時的に減っても、生 産性を維持する為に、多能工として技 術共有を行います。 安全を必須条件にする 42
  43. 43. 4. 安全を必須にする為には •スクラムから「スクラムマスター」 •10人未満で構成されるスクラムチーム の1メンバー。 •スクラムマスターは、スクラムチームの防 御壁としてチームへの妨害を防いだり、 チームの発生した障害を取り除く役割 を担います。 安全を必須条件にする 43
  44. 44. 4. 安全を必須にする為には •アジャイルプラクティスの「Fチーム/Lチー ム」 •Featureチームは、プロダクトの新機能 実装を主体とするチーム。 •Live supportチームは、プロダクトの仕様 変更対応、緊急対応、不具合対応を 主体とするチーム。 •FチームとLチームのメンバーで最も在籍 が長い人同士を入れ替えます。 安全を必須条件にする 44
  45. 45. 4. 安全を必須にする為には •カンバンから「WIP」 •仕掛中の作業を減らすことで、作業完 了する迄のスループットを向上させます。 •仕様変更に対する迅速な対応する体 制も実現されます。 安全を必須条件にする 45
  46. 46. 4. 安全を必須にする為には •レジリエンスについて、用語の定義やア ジャイル開発におけるレジリエンスなプ ラクティスを紹介してきましたが、組織 にレジリエンスを導入するには、紹介し たプラクティスを取り入れれば良いので しょうか? 安全を必須条件にする 46
  47. 47. 4. 安全を必須にする為には •レジリエンスの機能 安全を必須条件にする 47 予見 • リスクアセスメントする 認識 • 監視する 適応 • 準備/対処/回復する 学習 • 評価する
  48. 48. 4. 安全を必須にする為には •レジリエンス未導入の組織においても 脆弱性に対する対処は行っています。 •それに対してレジリエントな組織では、 脆弱性に対するリスクマネジメントを 行い、監視体制や対処の為の準備、 そしてそれらを評価するPDCAサイクル が構築されている状態にあります。 安全を必須条件にする 48
  49. 49. 4. 安全を必須にする為には •PDCAサイクルについては、モダンアジャ イルの4つの原則にもありましたね? 1. 人々を最高に輝かせる 2. 安全を必須条件にする 3. 高速に実験&学習する 4. 継続的に価値を届ける 安全を必須条件にする 49
  50. 50. 4. 安全を必須にする為には •個人ワーク •皆さんの組織やチームにおいて、レジリ エンスについて、考慮されていますか? •トラブル発生時の対応であったり、その 予防策などありましたらご紹介ください。 •そのような対策がなされていない場合は、 なぜそうなのかを考えてみてください。 •A3用紙に書き出してください。 安全を必須条件にする 10分間 50
  51. 51. 4. 安全を必須にする為には •グループワーク1 •個人ワークで書いたものを一人3分間 程度でご紹介ください。 •発表中は、傾聴に努めていただきます。 •質問事項等は、A3用紙や付箋紙に書 き出してください。 安全を必須条件にする 10分間 51
  52. 52. 4. 安全を必須にする為には •グループワーク2 •個人ワークの発表時にメモした質問内 容やそこから沸いた疑問点などについて 議論を進めてください。 •また、皆さんの組織にレジリエンスな仕 組みを導入するとしたら、どんな取り組 みを取り入れるか議論を進めてください。 安全を必須条件にする 10分間 52
  53. 53. 4. 安全を必須にする為には •全体ワーク •各グループにおける議論内容を共有し ます。 •各グループでどなたか代表者が議論内 容を発表してください。 安全を必須条件にする 53
  54. 54. 確認 •ここまでの説明についてご理解頂けま したでしょうか? •表明じゃんけんで理解度をお知らせ 下さい •グー :お前は何を言っているんだ? •チョキ :大体理解した。次に進めてOK •パー :全て理解した。 安全を必須条件にする 54
  55. 55. 5. まとめ 安全を必須条件にする 55
  56. 56. 5. まとめ •今日の勉強会でやったこと •心理的安全性(Psychological safety) の紹介 •アジャイル開発の動向 •モダンアジャイルの紹介 •レジリエンスの紹介 安全を必須条件にする 56
  57. 57. 5. まとめ ご安全に! 安全を必須条件にする 57
  58. 58. 5. まとめ:確認 •今回のワークショップについてご理解頂け ましたでしょうか? •表明じゃんけんで理解度をお知らせ下さ い • グー • お前は何を言っているんだ? • チョキ • 大体理解した。復習しつつ実践に繋げたい。 • パー • 全て理解した。早速明日から実践する。 安全を必須条件にする 58

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