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1.
サンテクノカレッジ オープンキャンパス 2020年8月12日(水) 山本 芳彦
yoshi@suntech.ac.jp Processingでプログラミングを体験 メディアアートへの一歩 円を動かして表現 メディアアート分野 /9 体験授業C の内容 1.はじめに テーマ 体験内容の概要 2.演習 プログラムリストの説明 プログラムの実⾏結果 3.まとめ サンテクノカレッジ Y.YAMAMOTO2020-08-12 1 今回は、 体験授業というより模擬授業!!
2.
/9 はじめに テーマ 『円を動かして表現』 体験内容の概要
Processingでプログラミングを体験 Processingとは デジタルアートとビジュアルデザインのためのプロ グラミング⾔語 メディアアート、ジェネラティブアートが可能 https://processing.org/ 円 サンテクノカレッジ Y.YAMAMOTO2020-08-12 2 /9 プログラムの実行方法 Processingの起動 実⾏ 停⽌ void setup() { size(500, 500); colorMode(HSB,360,100,100); noStroke(); } void draw() { 省略 ⼊⼒ 実⾏結果例 サンテクノカレッジ Y.YAMAMOTO2020-08-12 3
3.
/9 例 プログラムリスト float t; void setup() { size(500,500); colorMode(HSB,360,100,100); noStroke(); } void draw() { clear(); t += 0.01; for ( int i=0; i<360; i+=4 ) { for ( float j=1; j<5; j+=0.5 ) { float ang = radians(i); float r = noise(floor(ang‐t*j))*280; fill(i,99,99); circle(250+r*cos(ang), 250+r*sin(ang), 5); } } } サンテクノカレッジ
Y.YAMAMOTO2020-08-12 4 プログラムの全般で使⽤する変数の宣⾔ floatとは、⼩数の数値を扱えることを⽰す 関数setupは、⼀度だけ実⾏される関数f 初期化の関数 関数drawは、毎秒実⾏される関数 デフォルトだと、60回/秒 左記のプログラムも60回 フレームレイトが60に設定 /9 プログラムリストの説明 (1) void setup() { size(500,500); colorMode(HSB,360,100,100); noStroke(); } サンテクノカレッジ Y.YAMAMOTO2020-08-12 5 (0, 0) キャンバス 500x500 X Y ⾊の表し⽅ 今回は、HSBモード(⾊相, 彩度, 明度)を使⽤ ⾊相として、0〜360までの値 彩度として、0〜100までの値 0が鮮やかでない、100が鮮やか 明度として、0〜100までの値 0が暗い、100が明るい noStroke() 図形の線の⾊は無し 明度50のとき 彩度50のとき 彩度,明度100のとき ⾊相0 ⾊相360 ⾊相
4.
/9 プログラムリストの説明 (2) void draw() { clear(); t += 0.01; for ( int i=0; i<=360; i+=4 ) { for ( float j=1; j<5; j+=0.5 ) { float ang = radians(i); float r = noise(floor(ang‐t*j))*280; fill(i,100,100); circle(250+r*cos(ang), 250+r*sin(ang), 5); } } } サンテクノカレッジ Y.YAMAMOTO2020-08-12
6 キャンバス 500x500 circle(円の中⼼x座標, 円の中⼼y座標, 円の直径) circle(250+r*cos(ang), 250+r*sin(ang), 5); 直径5 円の中⼼座標は、rの円周上の点としている ⾊相 画⾯をクリア 描画する毎に0.01を加算 t = t + 0.01と同じ 4度ずつ動かしている ⾓度(°)をラジアン⾓に変換 図形を指定の⾊で塗りつぶす ⾊相を0〜360しているので 円周上の点の⾓度と⼀致 計8個 float r = noise(floor(ang‐t*j))*280; 関数noiseは、連続的な変化になるような場合に使⽤する 0〜1.0の値を返す 似たような関数に乱数randomがある 関数floorは、⼩数点以下切り捨て パーリンノイズ /9 円周上の点の位置の算出 0 (X,Y) θ Y X (X,Y) Y X Y X θ r 半径 円周上の点は、三⾓関数(sin, cos)を⽤いて、半径と⾓度から算出できる。 cosθ = よって x =r × cosθ x座標は、半径×cos(⾓度) y =r × sinθ y座標は、半径×sin(⾓度) sinθ = サンテクノカレッジ Y.YAMAMOTO2020-08-12 7
5.
/9 実行結果例 サンテクノカレッジ Y.YAMAMOTO2020-08-12 8 /9 メディアアート、ジェネラティブアートに 興味をもってください まとめ
Processingプログラミングで、簡単にアー トの作品を作成することが可能 本⽇のテーマ『円を動かして表現』 サンテクノカレッジ Y.YAMAMOTO2020-08-12 9
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