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Pepper,Robi..コミュニケーションロボットと僕らの新しい関係
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会津大学で開催されたロボットのイベントで話した内容です。 https://www.facebook.com/events/1517330361893784/
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Pepper,Robi..コミュニケーションロボットと僕らの新しい関係
1.
Pepper,Robi..コミュニケーション ロボットと僕らの新しい関係 若狹 正生
2.
自己紹介 若狭 正生(わかさ まさお) @wks 東京で働くフリーランスのエンジニア 日本大学工学部卒業 日本オープン・ウェブ・アソシエーション
理事 / 日本ウェアラブルデバイスユーザ会 理事 / html5j STAFF / html5j TV部 部長 / Open Beacon Field Trial STAFF / JSBoard同好会 STAFF / OSGeo財団日本支部運営 委員 / macwebcaster.com STAFF .. and more
3.
ロボットに関わるやってること • html5jロボット部 PepperやROSなどイベントを開催 ※名前だけでHTML5は全く関係ありません。
4.
ロボットに関わるやってること http://www.youtube.com/watch?v=_5XLa7bxMKM
5.
ロボットに関わるやってること • 小学生向けロボットプログラム教室 http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1504/27/news029.html
6.
ロボットに関わるやってること • 高齢者施設でのロボット活用の実験 http://www.takaranoyama.net/2015/07/kimop-pepper/
7.
注意 学術的にも特になく、あくまで私個人の偏った 考え方によるまとめです。 来年になったらガラッと違う事を言ってるかもし れません。 異論反論が多々ある内容がかなり存在します ので、そこは基本的に鵜呑みにせず、疑った形 で捉えてください。
8.
ロボットって何? ロボット三原則 • 第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看 過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。 • 第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。 ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限り でない。 •
第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎ り、自己をまもらなければならない。
9.
ロボットって何? • 産業用ロボット 自動制御によるマニピュレーション機能また は移動機能をもち,各種の作業をプログラム により実行でき,産業に使用される機械 ※JIS B0134
10.
ロボットって何? • 遠隔操縦ロボット オペレータが遠隔の場所から操縦することが できるロボット 例:重機の遠隔操作
11.
ロボットって何? • シーケンスロボット 機械の動作状態が,設定した順序・条件に 従って進み,一つの状態の終了が次の状態 を生成するような制御システムをもつロボット 例:洗濯機
12.
ロボットって何? • プレイバックロボット 教示プログラミングによって記憶したタスクプ ログラムを,繰り返し実行することができるロ ボット 例:産業用ロボットアーム
13.
ロボットって何? • 数値制御ロボット ロボットを動かすことなく順序・条件・位置・そ の他の情報を数値,言語などによって教示し, その情報に従って作業を行えるロボット 例:NC工作機
14.
ロボットって何? 感覚制御ロボット センサ情報を用いて動作の制御を行うロボット。第 二世代。 例:モノを壊さずつかむアーム
15.
ロボットって何? 適応制御ロボット 環境の変化などに応じて、制御等の特性を変化さ せることのできるロボット。第二世代。 例:バリ取りロボ
16.
ロボットって何? 学習制御ロボット 作業経験などをもとにして、適切な作業を行うこと のできるロボット。第三世代。 例:協調作業ロボ https://youtu.be/a3AWpeOjkzw?t=5m45s
17.
ロボットって何? 知能ロボット 人工知能によって行動を決定できるロボット 第四世代。 例:会話できるロボット
18.
このロボットは? 遠隔操作ロボ?
19.
このロボットは? 産業用ロボット?
20.
このロボットは? 知能ロボット?
21.
ロボットの分類はあいまいに • ロボット分類はある程度明確なものはあるが、 横断してるものが多い。 • 可動部分など存在しないのにロボットの条件 を満たすものがある。 ロボットとは? -
私には学術的な面がよくわからないけど、 機械すべてがなり得るのではないか?
22.
コミュニケーションロボット
23.
今までの機械とのコミュニケーション • ボタンを押す、ハンドルを回すなど、単機能で 明確なUI
24.
今までの機械とのコミュニケーション • アラートがなることで人の行動を呼び起こす
25.
今までの機械とのコミュニケーション • SNSによる機械を介した人と人とのつながり
26.
今までの機械とのコミュニケーション • テレビなどからの一方的なコミュニケーション
27.
今までの機械とのコミュニケーション 生活の中で何気なく行ってる機械とのコミュニ ケーション。 スマホが突然入り込んで今では一般化している が、同じようにロボットが入り込んできても、い つかは普通にコミュニケーションを取るように なってくるというのは容易に想像できる。 ※普及するかしないかは別として・・・
28.
実際にどんなものがあるか Pepper Robi Palmi OHaNAS
KIROBO and more…
29.
実際にどんなものがあるか 10年以上前にも存在 PaPeRo ファービー AIBO
30.
実際にどんなものがあるか Sota + VstoneMagic
(Java) 言語認識と音声はクラウド (@NTT)
31.
実際にどんなものがあるか Palmi + Visual
Studio (Java) 言語認識と発音は基本ローカル
32.
コミュニケーションロボットとは? • 知能ロボットに定義されるが、会話や人として 生活する事に特化しているロボット • 何かの生産性をあげるという方向ではなく、 何も出来ないが人と共に協調していくロボット
33.
コミュニケーション? コミュニケーションによって、受け取られる、また は伝えられる 情報の種類は、感情、意思、思考、 知識など、様々である。受け取るまたは伝える ための媒体としては、言葉、表情、ジェスチャー、 鳴き声、分泌物質(フェロモン等)などが用いら れている。 https://ja.wikipedia.org/wiki/コミュニケーション
34.
ロボットとコミュニケーション • 言葉 →
人工知能や条件判定 • 表情 → 液晶表示やLED • ジェスチャー → 動き • 鳴き声 → 音声合成 • 分泌物質 → ・・・・・・・
35.
言葉 • 言語 • 文字 •
手話 • ボディーランゲージ • 各種符号 狼煙・旗・モールス符号~コンピュータ言語等 https://ja.wikipedia.org/wiki/言葉
36.
言葉 • 共通する性質で識別する概念 – 個々の違いを無視して共通性で表す言葉 –
人・手・足・動物・植物・火・道具・自転車・友達など • 領域を示す概念 – 明確に特定できない領域・集合体を表す言葉 – 宇宙・世界・社会・国・国家・政府・会議・集落・世帯・上・下など • 関係を表す概念 – 貴方・私・上・下・右・左・東・西・南・北など • 動作を表す概念 – 歩く、走る、跳ねる、止まる、起きる、寝るなど • 思考を表す概念 – 思う・考える・論じる・検討する・認識するなど https://ja.wikipedia.org/wiki/言葉
37.
言葉をつくる • 機械学習などにより、状況から導きだし適切 なものを導きだす • 状況として、時間や季節、空間上にいる人間 の数や関係性・・・etc
38.
言葉をつくる • 基本的にはクローズドな世界で判断していた が、今はコスト面(端末のコストなど)でクラウ ド上にあるもので瞬時に判断するという方向 になりつつある。 人工知能というより膨大なインターネット上の 情報からの機械学習からの状況判断。
39.
余談
40.
余談
41.
表情 • 表情の中でも、特に目は顕著で直接的な印 象を生む。目は人が考えていること、感じてい ることを強く反映する。まばたき頻度は神経 質になっているか、リラックスしているかと相 関する。 • 基本的な感情とそれに結びついた表情は文 化普遍的だが、その表現の強さは文化によっ て大きく異なる。 https://ja.wikipedia.org/wiki/表情
42.
表情をつくる • 顔のパーツと思わせるものをLEDなどで表現 する • 液晶などにCGで作られた顔を表示する •
頭の角度によって印象が変わる造形にする
43.
表情をつくる http://news.mynavi.jp/news/2012/11/22/153/
44.
表情をつくる https://ja.wikipedia.org/wiki/不気味の谷現象 http://robotstart.info/2015/06/09/robot-introduction-bukiminotani.html
45.
余談 • 不気味の谷を越える手前を発展させる – Pepperなどを含む昨今のコミュニケーションロ ボットの方向性 –
異物だが、機能などによって一緒にいると気付く と人間として認めて行く方向性 • 不気味の谷を越えて人間に近づかせる – 受付など短時間の事に対して違和感を感じさせ ない – 人を置き換え、人にどこまで近づけるのか?とい う人間に近づけて行く方向
46.
余談 http://www.brule.co.jp/gadgets/double-robot.shtml
47.
ジェスチャー • ボディーランゲージは文化的な約束事を知らな いと理解できないことが多いが、ジェスチャーは そのような文化的知識の影響が少ない。ジェス チャーの方が、より原始的なコミュニケーション 手段である • 使用言語の異なる異民族間でも利用される。多 少誤解を生む危険性もあるが、それでも体の形 状や性質が同じであれば、ある行動の真似をす るだけでも、大筋が通じ易いためである。 https://ja.wikipedia.org/wiki/ジェスチャー https://ja.wikipedia.org/wiki/ボディランゲージ
48.
ジェスチャーをつくる • 両腕を動かし表現する • 首をかしげる、パーツを動かす
49.
鳴き声 • 一般に男性の声は低く、女性の声は高い。ま た子供の声は男女とも高いとされ、成長に 従って音高、フォルマントともに低下する。 https://ja.wikipedia.org/wiki/声
50.
鳴き声をつくる • 音声合成を使い言葉を音に変える • 言葉のように聞こえる固定の音声をタイミン グよく鳴らす
51.
鳴き声をつくる • 波形接続型音声合成 (concatenative synthesis) •
フォルマント合成 (formant synthesis) https://ja.wikipedia.org/wiki/音声合成
52.
鳴き声をつくる • AI-TALK http://www.ai-j.jp/ •
VoiceText http://voicetext.jp/
53.
分泌物質 • ごく限られた刺激に対して限られた反応を返 すように組み立てられている傾向があり、そ の中で、フェロモンの果たす役割は大きい。 https://ja.wikipedia.org/wiki/フェロモン
54.
分泌物質 • 蟻コロニー最適化 – アリは始めランダムにうろつき、食物を見つける とフェロモンの跡を付けながらコロニーへ戻る。他 のアリがその経路を見つけると、アリはランダム な彷徨を止めてその跡を辿り始め、食物を見つ けると経路を補強しながら戻る。 https://ja.wikipedia.org/wiki/蟻コロニー最適化
55.
分泌物質を作る • 他の機器やロボットとフェロモンに変わる通信 によってコミュニケーションを取る • 自分に無い機能を補完し、機器同士で補完 することで、より強固なコミュニケーションの構 築が可能
56.
分泌物質を作る Netatmo
57.
分泌物質を作る e-kakashi
58.
コミュニケーション • 言葉 →
人工知能や条件判定 • 表情 → 液晶表示やLED • ジェスチャー → 動き • 鳴き声 → 音声合成 • 分泌物質 → ネットワークによる情報共有 これらをうまく繋ぎ合わせる事でコミュニケーションが生まれる。 ただし、すべてを使う必要はなく適切な組み合わせが必要。
59.
メラビアンの法則 • 人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかと いうと、話の内容などの言語情報が7%、口調や 話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの 視覚情報が55%の割合 • ただしこの実験は「好意・反感などの態度や感情 のコミュニケーション」において「メッセージの送り 手がどちらとも取れるメッセージを送った」場合、 「メッセージの受け手が声の調子や身体言語と いったものを重視する」という事を言っているに 過ぎない。 https://ja.wikipedia.org/wiki/メラビアンの法則
60.
コミュニケーションをつくる ロボットにおけるキーになってくるもの • 情報 – 周囲の情報の蓄積 –
蓄積された情報から抽出される分析 • 伝達 – 音声による伝達と入力 – 見た目の動作による伝達 – センサーやカメラなどの情報の伝達
61.
コミュニケーションをつくる ロボットが優位である事を理解する – 情報や知識量、記憶力は人間を越える – 話しにくい事でもロボットだからという親しい人に しか感じないはずの関係が早い段階で作れる –
見た目が違っても、特定のポイントをきっちり把握 することで感情移入される – スマホなどの画面だけではなく物理的に動き触 れることができる
62.
コミュニケーションをつくる 特徴を考えた上で組み合わせる • 萌え音声だが見た目はおっさんなどは違和 感を産み拒否感を出してしまう • キャラクターの定義を持たせる。ただ国の文 化などにより柔軟に定義はしなおす必要があ る。 –
Pepperは日本では子憎たらしい子供のような設 定だが、アメリカでは声のトーンも違い真面目な 優等生感を出してる
63.
コミュニケーションをつくる 適切なシチュエーションを考える – ロボット自体は用途を最適化して作られる ex. ドラえもんは手の長さが足りないので 介護で高齢者をベットまで運べない –
特徴、技能、耐久性、構造、コスト。 しゃべりが得意なPalmiのようなロボットもいれば、踊 りが得意なプリメイドAIというロボットもいる。 Pepperは存在感は凄いが移動には適さない。 すべてを満たすものは存在しないため、 各々のロボットの性格を考える。
64.
コミュニケーションロボットを作る • 世の中の機械はすべてロボットだと考える – ボタンを押すにしてもコミュニケーションと捉える と新たな考えが生まれてくる •
スマートフォンはコミュニケーションロボットの 一部であると考える – まずは触ってみて使ってみないと空想の世界でし かない。実際に手に持ってるもので近いものの存 在を意識してみる。
65.
コミュニケーションロボットを作る • ロボットの処理が遅い、通信の処理が遅いは 利点として捉える – モーター負荷なども考えながら、ちょっとした首を 動かした目配りなども考える –
応援してもらうことでの感情移入など工夫次第 ただし、動作で問題が起こって笑われるのではなく、 技術で笑わせるプライドが必要 – 逆に助けて一緒に暮らすというスタイル => ルンバが掃除しやすいように掃除する
66.
コミュニケーションロボットを考えると、 人について学びたくなる スマートフォンなどは基本的に待たせず高速に 動作する事を要求されるが、人とのコミュニ ケーションには絶対的に「 間 」が必要になる。 「
間 」はお笑いに関しても、演劇にしても、非常 に重要になっているので、コミュニケーションロ ボット開発において、非常に重要になってくる。 そういう事を知って行くと、より人が好きになる。
67.
まとめ • コミュニケーションロボットは人に対してなの で性能や機能で表すことができないモノがあ る – 通常のプログラムなどの範囲以外に必要な人間 力が問われる •
ネットワークを介する事で、機械と人との窓口 となる存在となりえる – 単なるリモコンではなく、フィルターとしての役割
68.
http://www.slideshare.net/tomomi_pepper/tedxtokyo-salon-presentation 最後に ロボットパートナーとして活躍してる太田智美さんの言葉