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20170131 新潟セミナー

ハイパーメディアロボットクリエイター at ハイパーメディアロボットクリエイター
Jan. 30, 2017
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20170131 新潟セミナー

  1. ロボット関連ビジネス参入促進セミナー コミュニケーションロボットの 業界動向と参入のヒント 2017/01/31 とのさまラボ 西田寛輔
  2. ※ソフトバンクのpepperを活用し独自に開発したものです。
  3. ※カオスマップをはじめとした、一部の画像は、 ロボットスタート株式会社に提供いただいています。 http://robotstart.co.jp/
  4. はじめに ハイパーメディアロボットクリエイター 西田 寛輔 とのさまラボ http://labo.tonosamart.com ロボットアプリ作ってます! 詳しくはホームページにアクセス! ちなみに新潟出身です!
  5. 活動事例 こんなの作ってます
  6. ロボットアプリ作ってます! • ソフトバンク公式アプリコンテスト2大会連続ファイナリスト • 各種イベントでの展示や、実証実験 • 渋谷散歩会議、渋谷夏祭り • キッザニア、朝日新聞社などで活動事例あり
  7. エバンジェリストしています! • 各種勉強会講師、イベント登壇 • 国内最大級のロボット情報メディア「ロボスタ」ライター • ヒトとロボットの音楽ユニット「mirai capsule」 • ハッカソン審査員など
  8. コンサルしています! • ロボット開発、アプリ開発 • ロボットSDKや開発コミニュティ • ロボットの導入、導入ロボットの選定 • ロボット向けシナリオの作成
  9. ロボットとの コミニュケーション ロボットについて勉強しよう!
  10. いままでのロボット① • ロボットが勝手に動く • ロボットの動作や情報を見て人間が楽しむ • おもちゃ、プラモデルなど
  11. いままでのロボット② • ロボットが人間の命令(操縦)で動く • ロボットを操作する楽しみ • ラジコン、工業用ロボットなど
  12. これからのロボット • ロボットと人間の双方向通信 • ロボットとコミニュケーションができるように • 会話を通じた自然なコミニュケーションができる • 人間の意志を参考に、ロボットが動く(ようにみえる)
  13. IoTを担うロボット • インターネットに接続することで、できることが広がる • 会話の内容などをリアルタイムに取得(天気予報など) • スマホ、IoT機器、家電製品との連携 • 複数台ロボットの連携(R2R)
  14. DEMO
  15. カオスマップを見てみよう 国内コミニュケーションロボット業界マップ ※ロボットスタート株式会社の許可を得て掲載しています。
  16. ロボスタ ‐ ロボット情報WEBマガジン http://robotstart.info/2016/11/04/chaosmap‐2016q4‐paid.html • 国内コミュニケーションロ ボット業界を俯瞰する業界 マップ • 69種類のロボット • 200社以上のアプリデベ ロッパー • ロボットを活用した、サー ビスや施設 カオスマップ
  17. 基礎技術 ロボット 人間
  18. ロボットを構成する基礎技術 ソフトやセンサーなど • 音声認識(Julius) • 音声合成(AITalk) • Voice Watermark(音声透かし エンジン) • クラウドサービス(連舞) • 対話エンジン(しゃべってコン シェル)
  19. 青いロボットが日本のロボッ ト。赤いロボットでも日本向 けにカスタマイズされている ものがある。 • RoBoHoN • Pepper • かぼちゃん • SOTA
  20. 家庭用のロボット。ルンバや ブラーバはコミニュケーショ ン機能がないため未掲載 • Amazon Echo • Google Home
  21. アプリデベロッパーは2年で 約6.5倍になっている。 • たからのやま(肝付で実証実 験) • シャンティ(医療系にpepperを 導入) • とのさまラボ(朝日新聞でロ ボット編集長)
  22. ロボットを活用する動きが 活発になっている • 西尾レントオール(ロボットの レンタル) • コンサルティング(ロボットス タート) • コスチューム(ロボユニ) • スペース(ソフトバンク:アト リエ) • CMS(とのさまラボ:ロボ台 本)
  23. ロボットビジネスの種類 ざっくり分類
  24. ロボットビジネスの種類 • 基礎技術を作る • ロボットを作る • ロボットアプリを作る • サービスを提供 • ロボットを事業で使う
  25. ロボットビジネスの種類 • 基礎技術を作る • ロボットを作る • ロボットアプリを作る • サービスを提供 • ロボットを事業で使う 上に行くほど、研究開発が必要となり、今からの参入は厳しい。 アプリ以降のビジネスについては、参入の障壁は少ない。 ( かるかどうかは別として・・・) 研究開発が必要 新規参入が容易
  26. 注目のロボット このロボットしってる?
  27. どんなロボットに注目したらいいの? • カッコいい • 高性能 • 知名度が高い
  28. • カッコいい • 高性能 • 知名度が高い どんなロボットに注目したらいいの? 開発環境が用意されていることが重要 ロボットをビジネスで使うには、アプリが必要。 SDKやAPIが公開されているロボットに注目して、 やりたいビジネスに合わせたロボットを選ぶ。
  29. SDKやAPIが公開されているロボット 31 Pepper NAO RoBoHoN Sota Palmi BOCCO • PepperとNAOは同じ 開発環境。 • Pepperは開発環境や本 体のバージョンが多く今 後の展開が謎。 • RoBoHoNはアンドロ イドベース • Sotaはjavaでの機能拡 張が必要。 • Palmiは開発環境が特殊 • BOCCOはAPIの提供の み。
  30. 32 Tapia unibo jibo Buddy Zenbo 今後SDKやAPI公開が予定されているロボット • GUIベースやAndroid ベースで開発できるロ ボットが増えるのでは? • 小型〜中型のロボットが 多い。等身大ロボットは Pepperがまだ伸びる? • 海外でも日本でも使える ロボットが多いため、海 外展開が狙えるかも?
  31. 33 日本に導入が期待される音声アシスタント • 音声アシスタント機能が ついたスピーカー • 音声で命令ができる。 • スキルと呼ばれるアプリ を開発できる。 • すでに海外では発売中。 日本ではそのままだと技 適の関係で使えない。 • 小型ロボットは、これら のスピーカーに置き換え られる可能性もある。 Google Home Amazon Echo Amazon Echo Dot
  32. 34 導入先に合わせた、ロボット選びが重要 Pepper RoBoHoN • 本体の大きさ • 価格 • タブレットの有無 • 音声の必要性 • など
  33. 35 ちなみに・・・ Pepper RoBoHoN • Pepper for Biz 1,980,000円(3年縛り) • RoBoHoN 198,000円+月額使用料 ※おおよその金額です。あとプラ ンとか色々あるからネットでちゃ んと調べてください。 ※絶対に保険には入ったほうがい いです。
  34. ロボットアプリの仕組み どうやって作るの?
  35. ロボットアプリの仕組み • アプリを作ってロボットに 内蔵する(スマホと一緒) • 外部プロトコルでロボット をコントロール(ソケット 通信など。ラジコンみたい な感じ。) • 外部APIからロボットをコ ントロール(WebAPIみた いな感じ)
  36. コレグラフ • Pepper、NAOの開発環境 • ブロックを組み合わせてプログ ラムを作成 • ソースコードの編集もできる • モーションエディタ内蔵 • 言語はpython • 多人数開発には向いてない • 実機がなくてもある程度動く
  37. RoBoHoN • AndroidStudio+SDK • テンプレートがある • 言語はjava • HVMLという会話シナリオを使 用 • 実行には実機が必要 • モーションは現時点では作れな い。
  38. その他のロボット • Zenbo – GUIやSDKなど複数の環境がある – GUIは、WEBベースでバーチャルロ ボットを動作させることができる • SOTA – VstoneMagic – ブロックを組み合わせてプログラム – Javaでブロック自体を拡張可能 – Javaのソースが作られる
  39. 開発環境の特徴 • 無料で入手できるものがほとんど。 • ロボットごとに言語や環境が違う。 • 海外のロボットは当然資料も英語。 • 教育用に、簡単な環境が用意されているものも。 • GUIの場合、共同作業やソース管理が厳しい。 • Pepper、RoBoHoNは認定試験制度がある。 • 認定試験制度の受験は、情報を得られるのでオススメ。
  40. スマホとの違い • アプリストアが解放されていない • アプリストア自体がない場合も • 販売台数が少ないため、アプリ自体 が売れない(無料モデルなどは無 理) • そのため、導入先も含めたビジネス 展開が今は主流になっている。
  41. ロボットの入手 • 基本的には、購入が必要。 • ゲームの開発などと違い、一般モデルで開発もできるの が主流。(pepperは一応デベロッパーモデルあり) • 西尾レントオールがpepperのレンタルをしている
  42. ノウハウの蓄積 • 先行してロボット開発をしているデベロッパーには知見 が溜まりつつある • 屋外での安定稼働、wifiのノウハウ、音声認識の精度、会 話の調整、プレイ時間の調整、会話シナリオ、ロボット の選定、展示会でのノウハウ、故障時の対応など・・・。 • 情報交換できるコミニュティやコンサルティングの検討 も必要。 • 勉強会やQiitaなどでの情報発信も重要
  43. • Pepperは、本が販売されている。 • コレグラフでの開発について詳しく 書いてある。 • 無料配布されたこともあり、基本み んな持っている。コレ以外の知識を 得るなら、コミニュティへの参加な どが必要。 • Pepper以外のロボットは、こう いった本は出ていない。コミニュ ティへの参加などがさらに重要。 書籍の紹介
  44. • 技術書を個人で制作する動きが昨年 くらいから活発になっている。 • 2016年には、技術書の即売会が開 かれた。1400人来場。 • 2017年は、 Developers Summit 2017、技術書典2の開 催が予定されている。 • 専門的な技術が多岐にわたっている ため、今後もこういった動きは増え そう。 技術書即売会 「Pepperの発話調整・ノウハウ3年分」 ペッパー発売から1年しか立ってないのに 3年分のノウハウが詰まってる
  45. コミニュティの活用 情報交換の手段は?
  46. ロボットの情報はどこから? BEST3(西田調べ) 1. facebook 2. ロボスタ 3. その他 facebookには、各ロボットのコミニュティが存在している。 シェアされる記事は、ロボスタの記事が多い。ロボスタ独自のイ ンタビュー記事や体験記事、スクープがあるため。 PepperはQiitaで技術情報がシェアされていたが、最近は投稿が 少ない。
  47. イベントに参加しよう おすすめイベント 1. ロボットパイオニアフォーラム 2. 各種展示会 3. 各種ハッカソン・コンテスト パイオニアフォーラムには、ロボットに関わる色々な分野の人た ちが多く集まる。関西や福岡からの参加もある。 各種展示会への参加は、ロボットメーカーと直接ビジネスの話が できるチャンス。 技術者であれば、各種ハッカソン・コンテストに積極的に参加す ることで、初期参入の技術情報の交換などにつながる。
  48. まとめ
  49. 今回のまとめ • 2015年からコミニュケーションロボットがはじまり、 大きい成長をはじめている。 • とはいえ、まだスタート地点。普及はこれから • 現状の問題点や課題も多いため、解決するための情報 の入手やコミニュティへの参加、コンサルなどが重要 • iPhone普及時の状態に似ている。早期参入はデメリッ トもあるが、市場に置いていかれる可能性も・・・。
  50. おわり
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