発表用(改3) 後発医薬品使用による薬剤費削減効果
- 3. 後発品切り替えのリスク!
成分・効果は一緒でも、名前が変わり見た目も変わる
医療者も患者さんも、慣れるまでリスクが高ま
表 裏
ラ ラ タ
タ ン ン
ケ ソ ソ
ケ
プ プ プ プ
ロ ラ ラ ロ
ン ゾ ゾ ン
ー ー
ル ル
- 4. 目的 と 方法
薬剤費の削減
• 採用医薬品を後発医薬品へ切り替える
• ただし、切り替え品目は最小にする
(変更に伴う混乱を避けるため、切り替え品目を尐
なくし周知期間をとる)
• 相反する二つの要求を満たすため、効率的な
プランニングと取り組みを行う
- 5. 年間削減効果… 2,930万円!
¥190,000,000
¥185,000,000 1億8千369万円
¥180,000,000
¥175,000,000
¥170,000,000
¥165,000,000
¥160,000,000
¥155,000,000 1億5千439万円
¥150,000,000
¥145,000,000
¥140,000,000
¥135,000,000
先発医薬品を使用した場合の薬剤費
先発医薬品 後発医薬品導入後の薬剤費
後発医薬品
- 7. 後発医薬品導入プロセス②
どれにするか?
1. 薬価の低いものから (高い削
減効果)
2. ネーミングの可否 (医療
ミスの防止)
3. 流通状況がよいもの (安定供
給)
☆後発医薬品選択は、寿都診療所の家庭医と
4. ヒートまたは製剤デザインが妥当 (服薬管理・患
コンセンサスを得ながら進めている
者心理)
- 8. 後発医薬品採用率は低い!
900
16.1% 17.5%
13.6% 13.6%
800 812 815
757
700 617
600
後発品品目数
500
全処方品目数
400
300
131 143
200
103
84
100
0
平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度
- 9. 結果
¥35,000,000 160
143 後発品品目数
¥30,000,000
131 140
¥25,000,000
103 120
¥29,296,968
84 100
¥20,000,000
¥24,445,875
80
¥15,000,000
¥18,949,736 削減した薬剤費
60
¥10,000,000
¥18,586,024 40
¥5,000,000
20
¥- 0
平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度
- 10. 考察 と まとめ
• 後発医薬品採用率の増加とともに、削減効
果が大きくなった。
• 効率的かつ効果的な後発医薬品導入が進め
られていると考えられる。
• 家庭医と連携し医療費削減に取り組んでい
る効果が確認できた。
• 今後も、新規に発売される後発医薬品を速
やかに検討・導入し、さらに経済面からも
地域医療に貢献していきたい。