本研究では,ヒアラブルデバイスへの空中ジェスチャ入力を可能にする新しいジェスチャ認識手法“EarHover” を提案します.本手法は,ヒアラブルデバイス特有の音漏れ現象に着目します.本研究では,有効な27 種類のジェスチャの中から,信号の識別性とユーザの受容性の観点から,7 種類のジェスチャを選択しました.その後,これらの7 種類のジェスチャとニュートラル状態の計8 状態のデータをインイヤー型/オーバーイヤー型の2 つのプロトタイプデバイスを用いて収集し,深層学習による認識性能の評価を行いました.実験の結果,インイヤー型/オーバーイヤー型デバイスのそれぞれのF-score は78.7%/73.4%でした.さらに,5 種類のジェスチャに絞ることで,F-score は6 状態で86.2%/82.5% でした.