デジタルヘルスにおけるサービス開発の概要 reinventing healthcare servicesの日本語版です

1. ヘルスケアサービス再発明の流れ
(reinventing healthcare services)
2016.8.14
sudays17@gmail.com

2. ヘルスケアサービスのおける再発明とは
サービス内のプロセスを合理化すること
”初期の e-health”
スマートにサービスを提供すること
”現在の e-health”
”別称connected health,
digital health”
×
○
データがデジタル
ネットワーク上で
扱えるように
高速コンピューティング
で厚みのあるデータを
使ったマッチング、レコ
メンディングが可能に
アナログからデジタルへ
アナログとデジタルの組合せ

3. ヘルスケアサービスのおける再発明とは
”これまでの e-health”
●ペーパーレスとデータの共有による効率化に注力
●デジタルの持つ威力の発揮、新しい価値の創出にはいまひとつ
●よって、市場は萌芽状態のまま
”現在の e-health”
●健康につながる提案に注力
●デジタルの威力の発揮、新しい価値の創出への挑戦
●ただし、市場は依然として萌芽状態
円滑なデータ流通
フィードバックに
問題あり ?

4. ◆フィードバック＝マッチング、コーディネーティング、レコメンディング
が従来と変わり映えしない ⇒ “いいつくされ感”
◆粗いフィードバックはユーザーにとって魅力的でも、
意味があるものにもならない
より小さい粒度のデータに基づくフィードバックが必要
◆「賢く食べて、十分に体を動かす」はその通り
◆統計ベースのフィードバックは粗いまま
例えば、
表示される消費カロリーの数値が平坦な道路を走った時と
起伏のある道路を走った時で同じだけれど本当？
“わたし”の数値はぴったり平均的な閾値に収まるの？
なぜ市場は拡大しないのか？

5. ユーザー
事業者
厚みのある
データに
収集 分析
マッチング、
ｺｰﾃﾞｨﾈﾃｨﾝｸﾞ、
ﾚｺﾒﾝﾃﾞｨﾝｸﾞ
プロダクト
測定 UGD:
ユーザー発
データ
ユーザー
レビュー
ヘルスケアサービスフローモデル
ユーザーにとって意味のある提案とは？
提案

6. テレメトリ、テレマチックス技術でプロセスをモニタリングすることで、
従来のサービスの枠組み(服薬アドヒアランス等)を
活性化できる
PSSの定義
Tangible products and intangible services designed and
combined so that they jointly are capable of fulfilling specific
customer needs (Tischner et al.,2002)
進むヘルスケアサービスのプロダクト
サービスシステム(PSS)化
これまでにないサービスの枠組みがつくりだされる

7. フィードバックはこれまで以上に重要になる！
ユーザー
事業者
厚みのある
データに
収集 分析
マッチング、
ｺｰﾃﾞｨﾈﾃｨﾝｸﾞ、
ﾚｺﾒﾝﾃﾞｨﾝｸﾞ
プロダクト
測定 UGD:
ユーザー発
データ
ユーザー
レビュー
提案
進むヘルスケアサービスのプロダクト
サービスシステム(PSS)化

8. UGD
しごと服装
運動
＆遊び
住まい
食事
＆サプリ
医療
UGDは身体、感情、環境(ユーザー外部)
に関するデータで構成される
カテゴリ内・間でのデータの組合せにより、
新しい／価値の高いサービスのユーザー
への提案が可能に
進むヘルスケアサービスのプロダクト
サービスシステム(PSS)化

9. UGD
(快適／健康志向住空間)
(服薬アドヒアランス)
(パフォーマンス支援)
(“これ合います”“これおすすめ”)
one fits for you proposal
(ハザードモニタリング)
進むヘルスケアサービスのプロダクト
サービスシステム(PSS)化
医療
食事
＆サプリ
運動
＆遊び
服装
住まい
しごと

10. →ウォーキングポイントプログラムは岐路に？
ゲームの再来襲（TVモニターの前から解放）
(http://www.pokemongo.jp)
進むヘルスケアサービスのプロダクト
サービスシステム(PSS)化