大学トップレベルラグビー選手における頚椎退行性変化‐頚部傷害やポジションとの関連性‐

1. 
(1)過去1 中 発生 頚部傷害 関連性
過去1 症候群 好発 (全体 60%)
 CI N 比較 骨性所見陽性 割合 有意 高 椎間孔/椎体高比 有意 低値
 内 過去1 中 発生 頚部傷害 影響 受

(2) 関連性
 頚部傷害 影響 骨棘有所見 割合 有意 高 Pavlov比 有意 低値
 脊柱管狭窄 非前弯型頚椎 頚椎椎間板変性 頚部傷害 有無 関係 比較的高率 存在

大学 選手 頚椎退行性変化
頚部傷害 関連性
緒言
方法
結果 考察
Mail: rugby.imoo@gmail.com
 選手 頚部画像検査 特徴
過去 報告
本邦 選手 報告
選手 主 対象
対象 選手 限定 報告 散見
競技歴 長 大学 選手 対象 報告 中 見当
対象
検査時 頚部傷害 生 大学男子 選手44名(全国大会出場 競技歴7.7±3.4年 年齢20.7±1.0歳)
頚部画像検査
頚部MR撮像 (頚椎椎間板変性 椎間板 )
頚椎X線撮像 (骨棘 前縁剥離 頚椎 椎間孔/椎体高比 Pavlov比)
解析 [単変量解析(p<0.05) 行 検証]
(1) 過去1 中 頚部傷害 生 選手群(CI) 生 選手群(N) 2群間 比較
(2) (1) 限定 同様 比較(CIf vs Nf) (Cb vs Nb)
(3) 全体 N内 別 比較(Nf + CIf vs Nb+ CIb) (Nf vs Nb)
*統計処理 SPSS statistics 17.0 本研究 筑波大学人間総合科学研究科倫理委員会 承認 得 実施 (承認番号 22-55)
目的
大学 選手
頚部画像検査 所見
頚部傷害 関連性 明
頚部傷害 定義
練習 試合 生 頚部 頚部 起因
症状 伴
受傷 伴 受傷日以降 練習 試合 参加
不可能
第39回日本整形外科 医学会学術集会 (会場 )
本研究 好発 頚部傷害 有所見 関連性 今回 受傷者 過去1 頚部傷害発生 有無 関
椎間孔狭小 影響 症候群 発生 可能性 (藤谷 1996)
頚椎退行性変化 過去1 傷害発生時 限 早期 生 可能性
大学 選手 頚椎退行性変化 高率 認 原因 過去1
頚部傷害発生 有無 今 影響
定義 計測手法
•頚椎 Matsumoto (1998) 分類 非前弯型 陽性
•椎間板変性 Pfirrmann (1998) 分類 Grade 3以上 陽性
*X線検査 椎間孔/椎体高 N(Nf)2名測定不可 **MRI検査 N(Nb)1名測定不可 ***解析 不十分 未実施
頚部傷害
10名 8名(頚椎捻挫2名 脊髄振盪1名 症候群5名) 2名(頚椎捻挫 1名 症候群 1名)]
頚部画像検査
頚部傷害別
(全体)
•椎間孔/椎体高 Kelly (2000) 計測手法 使用
•頚部脊柱管狭窄 Pavlov (1998) 計測手法 使用 一般 0.8未満 狭窄
頚部傷害別
( 限定)
頚部傷害別
( 限定)
別
(全体)
別
(頚部傷害無 )
骨棘有所見 高強度 反復的 負荷 伴 生 易 (舟木 2002) 以前 既 発生 可能性
相手選手 衝突 組 合 関 (Milburn 1990, 1993) 密集 多
高頻度 行 (Fuller 2010) 頚椎退行性変化 発生 (Berge 1999) (Castinel 2010)可能性
結論
芋生 祥之1) 竹村 雅裕 2) 宮本芳明2) 椎名 逸雄 1)
金岡 恒治3) 和田野 安良4) 岩井浩一5) 宮川 俊平 2)
1)筑波大学付属病院水戸地域医療教育 茨城県厚生連総合病院水戸協同病院 .
2)筑波大学大学院人間総合科学研究科. 3)早稲田大学 科学学術院.
4) 茨城県立医療大学医科学 5)茨城県立医療大学人間科学