Fujinuma style

1. 藤沼スタイル
医療福祉生協連家庭医療学開発センター
センター長
藤沼康樹先生から
プレゼンのヒントを
もらったので紹介
説明ではなく，体験を通して学ばせる

2. 病みの回復
普通の発表者は
きっとこうやるだろうね
医師は◯◯と考えることが多い
しかし実際には△△で，□□である
◯◯理論では・・・・・・・・・・・・・である
◯◯理論

3. 藤沼スタイルだと
こうなる

4. 病みの回復はどこで起こるのか？
一般論
医師は◯◯と考えることが多い
しかし実際に◯◯なのだろうか？
△□◯氏の事例
□◯☓△氏の事例
◯☓△氏の事例
一般論に対する
疑問の投げかけ
疑問に対する答えとなる
患者さんのエピソードを
重ねる
答えを想像させる

5. 病みの回復：◯◯理論
エピソードから感覚的に理解した
内容を理論で説明し，さらに
説得力を上げる

6. 藤沼スタイルの特徴
自分で説明するのではなく，患者さんの
エピソードに語ってもらう
エピソードを過度に省略しないことで，
その患者さんのリアルな物語を追体験できる
「◯◯の症例」ではなく「□□さんの人生」と
いう語り方であり，聞き手は「どうなってしま
うんだろう？」とドキドキしながら聞き入って
しまう
エピソードの中で体感的にメッセージを理解
できるので，その後の理論を用いた解説が
非常に腑に落ちやすい

7. ストーリーテリングを活かし切る
藤沼スタイルの特徴
ストーリーテリングの強みである
・記憶への残りやすさ
・感情への訴えやすさ
・信頼の得やすさ
・実話ならではの拒否されづらさ
・拡散されやすさ
が見事に揃っている
エピソードの主人公は私たちがよく経験するような
状況であり，感情移入しやすい
症例報告ではなく，◯◯さんのストーリーである

8. プレゼン部としての気づき
説明ではなく学習者の体験によって学びを深める
ゲーム開発のデザインによると
ムービーではなく，そのシーンを操作させることで
やらされている感がなくなり，没入度が倍増する
前もって展開の方向性を示した方が期待が膨らみ，
大きな興奮を起こす
体験から得た学びを，その後の理論武装で強化
話の方向性を予想させた上でストーリーを語ると
聞き手は能動的に聞くという体験ができる
この順番自体も成人学習理論的に強い学びにつながる
さらに
シナリオを体験に落とし込むという点でゲームが共通する

9. ストーリーテリングを用いて
説明を体験に変換し
大きな学びを生もう
藤沼スタイル
医療福祉生協連家庭医療学開発センター
センター長