SlideShare a Scribd company logo
1 of 2
Download to read offline
日 時 : 2015年10月1
場 所 :幕張メッセ国際会議
(千葉市美浜区中瀬
2011年に起きた福島第一原発事故は,事故から4年以
り汚染し,各地に深刻な被害を与え続けています。
日弁連は,2013年10月の人権擁護大会(広島)で,原
発事故被害の完全回復,②健康被害の防止,③核燃料サ
働禁止を中核とする決議を採択しました。
さらに,2014年10月の権擁護大会(函館)でも,①原発
ための情報開示のシステムの確立,③核燃料サイクル・放
ら再生可能エネルギー等を通じた地域の自立の一層の推
しかし,これらの決議内容はいまだにほとんど実現され
しています。
度 千葉県 開催される第 回人権擁護大会におこの度,千葉県で開催される第58回人権擁護大会にお
「汚染水対策を中心とした事故収束への道筋の検証」「汚
なテーマを取り上げ,過去2回の決議・宣言の実現のため
第1部 健康管理と医療体制
内容(予定)
1 米国スリーマイル島原発事故の調査報告
2 登壇者: 津田敏秀氏(岡山大学大学院教授)
坪倉正治氏(医師,南相馬市立総合病院・
東京大学医科学研究所)
第2部 汚染水問題
1 福島第一原発の視察報告
2 登壇者 佐藤暁氏(原子力 サ タ ト 元G 原2 登壇者:佐藤暁氏(原子力コンサルタント,元GEの原
浅岡顕氏(名古屋大学名誉教授,元地盤工
第3部 放射性物質に汚染された廃棄物
1 福島,宮城,栃木,茨城,千葉等の現地調査報告
2 関係自治体,住民,学者,弁護士らによるディスカッシ
登壇者:関口鉄夫氏(滋賀大学非常勤講師(専門:環
猪股洋文氏(宮城県加美町長)
本シンポジウムに関するお問い合わせ
TEL:03-3580-9910, F
猪股洋文氏(宮城県加美町長)
見形和久氏(栃木県塩谷町長)
※内容・登壇者は,変更する場合があります。
1日(木)12:30~18:00
議場コンベンションホールB
瀬2-1)
以上が経過した今も,日本の広範な地域を放射能によ
原発による人権侵害の回復・予防のために,①福島原
サイクルの廃止・原発新規建設中止・既存原発の再稼
発の廃止と司法審査の改善,②原発の安全性確保の
放射性廃棄物による人権侵害の防止,④原発依存か
推進等を内容とする宣言を採択しました。
れず,政府は従来と変わらない原発政策を継続しようと
お 「福島原発事故被害者 健康管理と医療体制おいて,「福島原発事故被害者の健康管理と医療体制」
汚染廃棄物問題の検証と対策」の3つ解決すべき重要
めに,みなさまとともに考えていきたいと思います。
会場地図
原発技術者)原発技術者)
工学会会長)
ション
環境科学)) 本シンポジウムは,どなたでも御参加い
事前申込み不要
入場無料
せは,日弁連人権部人権第二課まで
FAX:03-3580-2896
ただけます。当日は実行委員会がまとめ
た報告書を1冊2,000円で販売する予
定です。
本シンポジウムは,3部構成になって
いて御説明しますいて御説明します。
第1部では,福島第一原発事故被害者の健康
あるべき医療体制について考えます。ある き医療体制について考えます。
まず,実行委員が,1979年に発生した米国ス
の報告を行い,それに引き続き,2人の専門家に
お一人は,津田敏秀岡山大学大学院教授で
要性についてお話ししていただきます。もうお一
院・東京大学医科学研究所)です。南相馬市を
から,福島に住む人々が現在抱えている健康問,福島 住 人 現在抱 健康問
コーディネーターは,福島県弁護士会所属の
重要なテーマであり,正面から向き合い考える
第2部では,現在も増え続ける汚染水の問題
現状についての視察報告を実行委員が行いま
その後,いまだ収束の見通しが立たない汚染
び東京電力により建設が進められている凍土壁
体どのような問題があり,今後どうすべきか等に
サルタント,元GEの原発技術者),浅岡顕名古
招きして意見を伺います。
第3部では,放射性物質に汚染された廃棄物第 部 , 棄
震災から4年余りを経過した今,福島県をは
ており,これをどのように処理・処分するかを巡
では中間貯蔵施設の建設や焼却炉の設置につ
では最終処分場の設置について,地元住民や
汚染廃棄物が人の健康や生活に深刻な被害
に真正面から向き合い,立場を超えて大いに議
はないでしょうか。
各地住民,各地自治体,学者や弁護士の生
したいと考えています。
ておりますので,それぞれのテーマにつ
康管理について,さまざま角度から検討し,
スリーマイル島原発事故に関する現地調査
に意見を伺います。
です。低線量被ばくの影響や疫学調査の重
一人は,坪倉正治医師(南相馬市立総合病
を中心に福島県内で診察を続けているご経験
問題についてお話ししていただきます。問題 話 す。
の実行委員が務めます。
ることに大きな意義があると考えています。
題について考えます。冒頭で福島第一原発の
ます。
染水問題について,その対策として現在国及
壁や原発建屋への地下水の流入について,一
について,専門家である佐藤暁氏(原子力コン
古屋大学名誉教授(元地盤工学会会長)らをお
物の現状や処理・処分について考えます。状
はじめ各地に膨大な量の汚染廃棄物が存在し
巡って深刻な問題が発生しています。福島県
ついて,宮城,栃木,茨城,千葉などの各県
や自治体と国が対立する事態となっています。
害を与える可能性が高いからこそ,この問題
議論し,大いに理解を深めていくことが大切で
生の声を通して,活発な意見交換ができる場に

More Related Content

Viewers also liked

川田龍平議員質問主意書20160421164648
川田龍平議員質問主意書20160421164648川田龍平議員質問主意書20160421164648
川田龍平議員質問主意書20160421164648コーヒー プリン
 
Toward future003 明日に向けて JAEA
Toward future003 明日に向けて JAEAToward future003 明日に向けて JAEA
Toward future003 明日に向けて JAEAコーヒー プリン
 
放射性能汚染汚泥の搬出関連調査委託業務仕様書の問題点
放射性能汚染汚泥の搬出関連調査委託業務仕様書の問題点放射性能汚染汚泥の搬出関連調査委託業務仕様書の問題点
放射性能汚染汚泥の搬出関連調査委託業務仕様書の問題点コーヒー プリン
 
第9回学習会 エコテッククリーンセンター
第9回学習会 エコテッククリーンセンター第9回学習会 エコテッククリーンセンター
第9回学習会 エコテッククリーンセンターコーヒー プリン
 
大楽村長再立候補への抗議文
大楽村長再立候補への抗議文大楽村長再立候補への抗議文
大楽村長再立候補への抗議文コーヒー プリン
 
乾燥汚泥の搬出関連調査委託
乾燥汚泥の搬出関連調査委託乾燥汚泥の搬出関連調査委託
乾燥汚泥の搬出関連調査委託コーヒー プリン
 
反対運動についての考え方の整理(なぜ反対なのか)
反対運動についての考え方の整理(なぜ反対なのか)反対運動についての考え方の整理(なぜ反対なのか)
反対運動についての考え方の整理(なぜ反対なのか)コーヒー プリン
 
返上書への回答の返却文 20160215
返上書への回答の返却文 20160215返上書への回答の返却文 20160215
返上書への回答の返却文 20160215コーヒー プリン
 
第3回環境省より塩谷町民へのダイレクトメール
第3回環境省より塩谷町民へのダイレクトメール第3回環境省より塩谷町民へのダイレクトメール
第3回環境省より塩谷町民へのダイレクトメールコーヒー プリン
 
福島県民有林伐採指針フロー図
福島県民有林伐採指針フロー図 福島県民有林伐採指針フロー図
福島県民有林伐採指針フロー図 コーヒー プリン
 
環境創造センター焼却灰難溶化試験入札
環境創造センター焼却灰難溶化試験入札環境創造センター焼却灰難溶化試験入札
環境創造センター焼却灰難溶化試験入札コーヒー プリン
 
☆福島県民有林の伐採木の搬出に関する指針
☆福島県民有林の伐採木の搬出に関する指針☆福島県民有林の伐採木の搬出に関する指針
☆福島県民有林の伐採木の搬出に関する指針コーヒー プリン
 

Viewers also liked (15)

川田龍平議員質問主意書20160421164648
川田龍平議員質問主意書20160421164648川田龍平議員質問主意書20160421164648
川田龍平議員質問主意書20160421164648
 
Toward future003 明日に向けて JAEA
Toward future003 明日に向けて JAEAToward future003 明日に向けて JAEA
Toward future003 明日に向けて JAEA
 
放射性能汚染汚泥の搬出関連調査委託業務仕様書の問題点
放射性能汚染汚泥の搬出関連調査委託業務仕様書の問題点放射性能汚染汚泥の搬出関連調査委託業務仕様書の問題点
放射性能汚染汚泥の搬出関連調査委託業務仕様書の問題点
 
第9回学習会 エコテッククリーンセンター
第9回学習会 エコテッククリーンセンター第9回学習会 エコテッククリーンセンター
第9回学習会 エコテッククリーンセンター
 
大楽村長再立候補への抗議文
大楽村長再立候補への抗議文大楽村長再立候補への抗議文
大楽村長再立候補への抗議文
 
乾燥汚泥の搬出関連調査委託
乾燥汚泥の搬出関連調査委託乾燥汚泥の搬出関連調査委託
乾燥汚泥の搬出関連調査委託
 
第10回学習会
第10回学習会第10回学習会
第10回学習会
 
反対運動についての考え方の整理(なぜ反対なのか)
反対運動についての考え方の整理(なぜ反対なのか)反対運動についての考え方の整理(なぜ反対なのか)
反対運動についての考え方の整理(なぜ反対なのか)
 
鮫川村解体工事20160616
鮫川村解体工事20160616鮫川村解体工事20160616
鮫川村解体工事20160616
 
返上書への回答の返却文 20160215
返上書への回答の返却文 20160215返上書への回答の返却文 20160215
返上書への回答の返却文 20160215
 
第3回環境省より塩谷町民へのダイレクトメール
第3回環境省より塩谷町民へのダイレクトメール第3回環境省より塩谷町民へのダイレクトメール
第3回環境省より塩谷町民へのダイレクトメール
 
福島県民有林伐採指針フロー図
福島県民有林伐採指針フロー図 福島県民有林伐採指針フロー図
福島県民有林伐採指針フロー図
 
鮫川村仮処分 不当却下
鮫川村仮処分 不当却下鮫川村仮処分 不当却下
鮫川村仮処分 不当却下
 
環境創造センター焼却灰難溶化試験入札
環境創造センター焼却灰難溶化試験入札環境創造センター焼却灰難溶化試験入札
環境創造センター焼却灰難溶化試験入札
 
☆福島県民有林の伐採木の搬出に関する指針
☆福島県民有林の伐採木の搬出に関する指針☆福島県民有林の伐採木の搬出に関する指針
☆福島県民有林の伐採木の搬出に関する指針
 

More from コーヒー プリン

中間貯蔵施設 搬入量と費用
中間貯蔵施設 搬入量と費用中間貯蔵施設 搬入量と費用
中間貯蔵施設 搬入量と費用コーヒー プリン
 
災害廃棄物の再生利用にかかる契約別支出済み額
災害廃棄物の再生利用にかかる契約別支出済み額災害廃棄物の再生利用にかかる契約別支出済み額
災害廃棄物の再生利用にかかる契約別支出済み額コーヒー プリン
 
災害廃棄物の再生利用にかかる契約済み収入済み額
災害廃棄物の再生利用にかかる契約済み収入済み額災害廃棄物の再生利用にかかる契約済み収入済み額
災害廃棄物の再生利用にかかる契約済み収入済み額コーヒー プリン
 
田村バイオマス訴訟支援の会ニュースレター第8号
田村バイオマス訴訟支援の会ニュースレター第8号田村バイオマス訴訟支援の会ニュースレター第8号
田村バイオマス訴訟支援の会ニュースレター第8号コーヒー プリン
 
飯舘から始まる森林再生と未来志向型農業体系(木質バイオマス施設)緊急整備事業実施主体の募集について 実施要領
飯舘から始まる森林再生と未来志向型農業体系(木質バイオマス施設)緊急整備事業実施主体の募集について 実施要領飯舘から始まる森林再生と未来志向型農業体系(木質バイオマス施設)緊急整備事業実施主体の募集について 実施要領
飯舘から始まる森林再生と未来志向型農業体系(木質バイオマス施設)緊急整備事業実施主体の募集について 実施要領コーヒー プリン
 
原発ゼロの会 木質バイオマスに関するヒアリング回答
原発ゼロの会 木質バイオマスに関するヒアリング回答原発ゼロの会 木質バイオマスに関するヒアリング回答
原発ゼロの会 木質バイオマスに関するヒアリング回答コーヒー プリン
 
飯舘村バイオマス発電撤回を求める要請
飯舘村バイオマス発電撤回を求める要請飯舘村バイオマス発電撤回を求める要請
飯舘村バイオマス発電撤回を求める要請コーヒー プリン
 
放射性物質の分離による焼却灰及び汚染土壌の資材化実証調査委託業務 phase-2
放射性物質の分離による焼却灰及び汚染土壌の資材化実証調査委託業務 phase-2放射性物質の分離による焼却灰及び汚染土壌の資材化実証調査委託業務 phase-2
放射性物質の分離による焼却灰及び汚染土壌の資材化実証調査委託業務 phase-2コーヒー プリン
 
田村バイオマスエナジー地域協議会
田村バイオマスエナジー地域協議会田村バイオマスエナジー地域協議会
田村バイオマスエナジー地域協議会コーヒー プリン
 
20190906田村バイオマス訴訟記者会見資料
20190906田村バイオマス訴訟記者会見資料20190906田村バイオマス訴訟記者会見資料
20190906田村バイオマス訴訟記者会見資料コーヒー プリン
 
20180525田村市議会向け事業者説明資料抜粋
20180525田村市議会向け事業者説明資料抜粋20180525田村市議会向け事業者説明資料抜粋
20180525田村市議会向け事業者説明資料抜粋コーヒー プリン
 
田村バイオマス訴訟提起の経緯と趣旨、活動経過(大越町の環境を守る会)
田村バイオマス訴訟提起の経緯と趣旨、活動経過(大越町の環境を守る会)田村バイオマス訴訟提起の経緯と趣旨、活動経過(大越町の環境を守る会)
田村バイオマス訴訟提起の経緯と趣旨、活動経過(大越町の環境を守る会)コーヒー プリン
 
令和元年度クリーンセンターふたば線量低減措置等工事
令和元年度クリーンセンターふたば線量低減措置等工事 令和元年度クリーンセンターふたば線量低減措置等工事
令和元年度クリーンセンターふたば線量低減措置等工事 コーヒー プリン
 
楢葉町仮設焼却炉・セメント固形化施設 住民説明会資料
楢葉町仮設焼却炉・セメント固形化施設 住民説明会資料楢葉町仮設焼却炉・セメント固形化施設 住民説明会資料
楢葉町仮設焼却炉・セメント固形化施設 住民説明会資料コーヒー プリン
 

More from コーヒー プリン (20)

中間貯蔵施設 搬入量と費用
中間貯蔵施設 搬入量と費用中間貯蔵施設 搬入量と費用
中間貯蔵施設 搬入量と費用
 
災害廃棄物の再生利用にかかる契約別支出済み額
災害廃棄物の再生利用にかかる契約別支出済み額災害廃棄物の再生利用にかかる契約別支出済み額
災害廃棄物の再生利用にかかる契約別支出済み額
 
災害廃棄物の再生利用にかかる契約済み収入済み額
災害廃棄物の再生利用にかかる契約済み収入済み額災害廃棄物の再生利用にかかる契約済み収入済み額
災害廃棄物の再生利用にかかる契約済み収入済み額
 
田村バイオマス訴訟支援の会ニュースレター第8号
田村バイオマス訴訟支援の会ニュースレター第8号田村バイオマス訴訟支援の会ニュースレター第8号
田村バイオマス訴訟支援の会ニュースレター第8号
 
飯舘から始まる森林再生と未来志向型農業体系(木質バイオマス施設)緊急整備事業実施主体の募集について 実施要領
飯舘から始まる森林再生と未来志向型農業体系(木質バイオマス施設)緊急整備事業実施主体の募集について 実施要領飯舘から始まる森林再生と未来志向型農業体系(木質バイオマス施設)緊急整備事業実施主体の募集について 実施要領
飯舘から始まる森林再生と未来志向型農業体系(木質バイオマス施設)緊急整備事業実施主体の募集について 実施要領
 
原発ゼロの会 木質バイオマスに関するヒアリング回答
原発ゼロの会 木質バイオマスに関するヒアリング回答原発ゼロの会 木質バイオマスに関するヒアリング回答
原発ゼロの会 木質バイオマスに関するヒアリング回答
 
飯舘村バイオマス発電撤回を求める要請
飯舘村バイオマス発電撤回を求める要請飯舘村バイオマス発電撤回を求める要請
飯舘村バイオマス発電撤回を求める要請
 
Saigaivolunteerreport
SaigaivolunteerreportSaigaivolunteerreport
Saigaivolunteerreport
 
放射性物質の分離による焼却灰及び汚染土壌の資材化実証調査委託業務 phase-2
放射性物質の分離による焼却灰及び汚染土壌の資材化実証調査委託業務 phase-2放射性物質の分離による焼却灰及び汚染土壌の資材化実証調査委託業務 phase-2
放射性物質の分離による焼却灰及び汚染土壌の資材化実証調査委託業務 phase-2
 
田村バイオマスエナジー地域協議会
田村バイオマスエナジー地域協議会田村バイオマスエナジー地域協議会
田村バイオマスエナジー地域協議会
 
20190906田村バイオマス訴訟記者会見資料
20190906田村バイオマス訴訟記者会見資料20190906田村バイオマス訴訟記者会見資料
20190906田村バイオマス訴訟記者会見資料
 
20180525田村市議会向け事業者説明資料抜粋
20180525田村市議会向け事業者説明資料抜粋20180525田村市議会向け事業者説明資料抜粋
20180525田村市議会向け事業者説明資料抜粋
 
田村バイオマス訴訟提起の経緯と趣旨、活動経過(大越町の環境を守る会)
田村バイオマス訴訟提起の経緯と趣旨、活動経過(大越町の環境を守る会)田村バイオマス訴訟提起の経緯と趣旨、活動経過(大越町の環境を守る会)
田村バイオマス訴訟提起の経緯と趣旨、活動経過(大越町の環境を守る会)
 
令和元年度クリーンセンターふたば線量低減措置等工事
令和元年度クリーンセンターふたば線量低減措置等工事 令和元年度クリーンセンターふたば線量低減措置等工事
令和元年度クリーンセンターふたば線量低減措置等工事
 
鮫川村実証実験仕様書
鮫川村実証実験仕様書鮫川村実証実験仕様書
鮫川村実証実験仕様書
 
Osen inawara.2014
Osen inawara.2014Osen inawara.2014
Osen inawara.2014
 
楢葉町仮設焼却炉・セメント固形化施設 住民説明会資料
楢葉町仮設焼却炉・セメント固形化施設 住民説明会資料楢葉町仮設焼却炉・セメント固形化施設 住民説明会資料
楢葉町仮設焼却炉・セメント固形化施設 住民説明会資料
 
田村市情報公開審査会
田村市情報公開審査会田村市情報公開審査会
田村市情報公開審査会
 
Baiomass20190305
Baiomass20190305Baiomass20190305
Baiomass20190305
 
20180722 gomibenren
20180722 gomibenren20180722 gomibenren
20180722 gomibenren
 

日弁連人権擁護大会 放射能とたたかう 2015.10.1

  • 1. 日 時 : 2015年10月1 場 所 :幕張メッセ国際会議 (千葉市美浜区中瀬 2011年に起きた福島第一原発事故は,事故から4年以 り汚染し,各地に深刻な被害を与え続けています。 日弁連は,2013年10月の人権擁護大会(広島)で,原 発事故被害の完全回復,②健康被害の防止,③核燃料サ 働禁止を中核とする決議を採択しました。 さらに,2014年10月の権擁護大会(函館)でも,①原発 ための情報開示のシステムの確立,③核燃料サイクル・放 ら再生可能エネルギー等を通じた地域の自立の一層の推 しかし,これらの決議内容はいまだにほとんど実現され しています。 度 千葉県 開催される第 回人権擁護大会におこの度,千葉県で開催される第58回人権擁護大会にお 「汚染水対策を中心とした事故収束への道筋の検証」「汚 なテーマを取り上げ,過去2回の決議・宣言の実現のため 第1部 健康管理と医療体制 内容(予定) 1 米国スリーマイル島原発事故の調査報告 2 登壇者: 津田敏秀氏(岡山大学大学院教授) 坪倉正治氏(医師,南相馬市立総合病院・ 東京大学医科学研究所) 第2部 汚染水問題 1 福島第一原発の視察報告 2 登壇者 佐藤暁氏(原子力 サ タ ト 元G 原2 登壇者:佐藤暁氏(原子力コンサルタント,元GEの原 浅岡顕氏(名古屋大学名誉教授,元地盤工 第3部 放射性物質に汚染された廃棄物 1 福島,宮城,栃木,茨城,千葉等の現地調査報告 2 関係自治体,住民,学者,弁護士らによるディスカッシ 登壇者:関口鉄夫氏(滋賀大学非常勤講師(専門:環 猪股洋文氏(宮城県加美町長) 本シンポジウムに関するお問い合わせ TEL:03-3580-9910, F 猪股洋文氏(宮城県加美町長) 見形和久氏(栃木県塩谷町長) ※内容・登壇者は,変更する場合があります。 1日(木)12:30~18:00 議場コンベンションホールB 瀬2-1) 以上が経過した今も,日本の広範な地域を放射能によ 原発による人権侵害の回復・予防のために,①福島原 サイクルの廃止・原発新規建設中止・既存原発の再稼 発の廃止と司法審査の改善,②原発の安全性確保の 放射性廃棄物による人権侵害の防止,④原発依存か 推進等を内容とする宣言を採択しました。 れず,政府は従来と変わらない原発政策を継続しようと お 「福島原発事故被害者 健康管理と医療体制おいて,「福島原発事故被害者の健康管理と医療体制」 汚染廃棄物問題の検証と対策」の3つ解決すべき重要 めに,みなさまとともに考えていきたいと思います。 会場地図 原発技術者)原発技術者) 工学会会長) ション 環境科学)) 本シンポジウムは,どなたでも御参加い 事前申込み不要 入場無料 せは,日弁連人権部人権第二課まで FAX:03-3580-2896 ただけます。当日は実行委員会がまとめ た報告書を1冊2,000円で販売する予 定です。
  • 2. 本シンポジウムは,3部構成になって いて御説明しますいて御説明します。 第1部では,福島第一原発事故被害者の健康 あるべき医療体制について考えます。ある き医療体制について考えます。 まず,実行委員が,1979年に発生した米国ス の報告を行い,それに引き続き,2人の専門家に お一人は,津田敏秀岡山大学大学院教授で 要性についてお話ししていただきます。もうお一 院・東京大学医科学研究所)です。南相馬市を から,福島に住む人々が現在抱えている健康問,福島 住 人 現在抱 健康問 コーディネーターは,福島県弁護士会所属の 重要なテーマであり,正面から向き合い考える 第2部では,現在も増え続ける汚染水の問題 現状についての視察報告を実行委員が行いま その後,いまだ収束の見通しが立たない汚染 び東京電力により建設が進められている凍土壁 体どのような問題があり,今後どうすべきか等に サルタント,元GEの原発技術者),浅岡顕名古 招きして意見を伺います。 第3部では,放射性物質に汚染された廃棄物第 部 , 棄 震災から4年余りを経過した今,福島県をは ており,これをどのように処理・処分するかを巡 では中間貯蔵施設の建設や焼却炉の設置につ では最終処分場の設置について,地元住民や 汚染廃棄物が人の健康や生活に深刻な被害 に真正面から向き合い,立場を超えて大いに議 はないでしょうか。 各地住民,各地自治体,学者や弁護士の生 したいと考えています。 ておりますので,それぞれのテーマにつ 康管理について,さまざま角度から検討し, スリーマイル島原発事故に関する現地調査 に意見を伺います。 です。低線量被ばくの影響や疫学調査の重 一人は,坪倉正治医師(南相馬市立総合病 を中心に福島県内で診察を続けているご経験 問題についてお話ししていただきます。問題 話 す。 の実行委員が務めます。 ることに大きな意義があると考えています。 題について考えます。冒頭で福島第一原発の ます。 染水問題について,その対策として現在国及 壁や原発建屋への地下水の流入について,一 について,専門家である佐藤暁氏(原子力コン 古屋大学名誉教授(元地盤工学会会長)らをお 物の現状や処理・処分について考えます。状 はじめ各地に膨大な量の汚染廃棄物が存在し 巡って深刻な問題が発生しています。福島県 ついて,宮城,栃木,茨城,千葉などの各県 や自治体と国が対立する事態となっています。 害を与える可能性が高いからこそ,この問題 議論し,大いに理解を深めていくことが大切で 生の声を通して,活発な意見交換ができる場に