PIC
XC8 C コンパイラのインストール

dll登録のエラー解決
mplabxc8.dll
XC8のインストーラーを実行すると
mplabxc8.dllのWindowsへの登録が
失敗することがあります。
msvcp7.dllとmsvcr7.dllをダウンロードして
(ネットで検索するとすぐに見つかります。)
WindowsのSystem32フォルダとSysWOW64フォルダに
msvcp7.dllとmsvcr7.dllを入れます。
(SysWOW64フォルダーは64bitのPCにしかありません。)
regsvr32コマンドで登録
管理者権限でコマンドプロンプトを起動し
regsvr32 パス名mplabxc8.dll
を実行すると登録が完了します。
無事XC8 Cコンパイラを使えることに
なるでしょう。
次のページ以降はおまけ。
DLLとは
Dynamic Link Libraryの略語です。
動的にリンクするライブラリということですね。
DLLの中には、プログラムの処理が格納されていま
す。
アプリケーションは必要な処理を適宜DLLから呼び出
して実行します。
DLLがあると何が嬉しいか
プログラマーが後で更新したい、メンテナンスしたい処理をDLLにしておくことで
アプリケーションの保守が簡単になります。
DLL無しだとアプリケーション全体を再度ビルドして
ユーザーにアプリケーション全体を再度提供する必要がありますが、アプリ
ケーションの機能をDLLに分割しておけば、一部のDLLだけを改修して提供す
れば良いことになります。
プログラマーにもユーザーにも嬉しい仕組みなのです。
・・・と今更DLLについて書いてみた。
おわり

PIC XC8コンパイラ インストール時のDLL登録エラー解決方法