2017.5.27に開催されたWordBench新潟で使用したスライドに修正を加えたものです。

1. 2017年5月27日 齊藤 修一
2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿001
あらためて考える WordPress の
自動アップデート
WordBench 新潟

2. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿002
WordPress のアップデート、していますか？
■みなさん・・・

3. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿003
なんでアップデートするの？
■そもそも・・・

4. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿004
・最新機能の追加
・バグフィックス
・脆弱性対策
■アップデートする理由は・・・
大切ですね・・・✝

5. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿005
アップデートってしょっちゅう通知来るじゃん？
ちょっとくらい無視しても・・・ねぇ？
■でもさ・・・

6. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿006
2017年 2月
WordPress REST API の脆弱性を
悪用されたサイト改ざん被害
■こんな事がありました・・・

7. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿007
■こんな事がありました・・・
※ITmedia エンタープライズ 2017 年 02 月 13 日更新の記事より引用
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1702/13/news045.html

8. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿008
WordPress はアップデートしましょう
■なので・・・

9. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿009
・メジャーアップデート
・マイナーアップデート
2 つのアップデート
■アップデートの種類

10. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿010
■それぞれの違いは・・・
・メジャーアップデート
・例）4.6.1 ⇒ 4.7
・機能の追加、削除、変更、UI デザインの変更 etc
・マイナーアップデート
・例）4.7.4 ⇒ 4.7.5
・脆弱性、バグの修正

11. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿011
・自動バックグラウンド更新
（2013 年 10 月 25 日 Ver 3.7 ～）
・ワンクリック更新
（2008 年 12 月 12 日 Ver 2.7 ～）
・手動更新
（FTP 等でのファイルの入れ替え、WP-CLI 等）
■3 つのアップデート方法・・・
9 年前・・・震えますね・・・✝

12. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿012
■アップデートのその前に・・・
・全ての WordPress ファイル
.htaccess や uploads フォルダなども忘れずにバックアップを取っておこう。
・データベース
バックアップはしっかり取ろう！
これらがあれば、もしアップデートに失敗したとしても復旧させることが可能です。
またアップデート前に関わらず、定期的にバックアップを取るようにしておくと
何か不具合が起こった時にも通常の状態に戻せるのでおすすめです。

13. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿013
1. コアファイル更新 ←マイナーのみデフォルトでオン
2. プラグイン更新
3. テーマ更新
4. 翻訳ファイル更新 ←デフォルトでオン
自動バックグラウンド更新
■方法その１
詳しくは↓
https://wpdocs.osdn.jp/ 自動バックグラウンド更新の設定

14. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿014
バックグラウンド更新されたのに、
もう 1 度アップデートを促されることもある
自動バックグラウンド更新
■方法その１

15. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿015
■方法その１
←既に「4.7.5」なのに「4.7.5」が利用可能です、と表示される。
↑実際は日本語版を最新にアップデートするよう言っている。翻訳ファイルがそのままでよければ、無視して構わない。

16. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿016
ダッシュボードの「更新」⇒「今すぐ更新」
ワンクリック更新
■方法その 2

17. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿017
■方法その 2
↑このように、全部良いようにしてくれます。早ければ 1 分ほどで終了します。
↑更新中は、このようにメンテナンス画面が表示されます・・・が、ほとんど一瞬です。

18. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿018
・ファイルの所有権
WordPress ファイルの所有者は、
Web サーバーを実行するユーザーと一致する必要がある。
・ファイルのパーミッション
すべての WordPres ファイルは、
Web サーバーを実行するユーザーに対する書き込み権限、
または所属するグループの書き込み権限が必要です。
ワンクリック更新の動作要件
■方法その 2

19. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿019
■方法その 2
↑所有権・パーミッションのサンプル画面。
この場合、Web サーバーを実行するユーザーが vagrant なら、読み込み・書き込み権限が与えられているので更新できる。

20. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿020
新しいコアファイル、プラグインファイルなどを
FTP 等でアップロードする
手動更新
■方法その 3

21. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿021
1. メンテナンス中ページを用意、自身の IP 以外、.htaccess で表示させる。
2. 管理画面にログインし、全てのプラグインを無効化する。
3. wp-admin、wp-includes ディレクトリを差し替え。
wp-content 内のファイルを上書きアップロード。
wp-config.php、.htaccess以外のルートにある各ファイルを上書きアップロード。
4. 管理画面の TOP ページに移動。データベースのアップグレードがあれば実行。
5. パーマリンク構造を更新。
6. プラグインを差替え。
7. プラグインを有効化。
8. メンテナンス中ページを解除。
9. 表示の確認、動作チェック。
手動更新の流れ
■方法その 3

22. 2017年5月27日＿WordBench新潟＿あらためて考えるWordPressの自動アップデート＿022
・アップデートはマメに行おう
（自動アップデートを有効活用しよう）
・サーバーのバックアップサービスを
活用しよう
（WordPress のバックアッププラグインも可）
・アップデート情報は常にチェック
できるようにしておこう
（WordPress ブログを RSS 購読しておくと便利！）
■最後に・・・