Webセミナー「RAD Studio 10.1 Berlin Update 2 Anniversary Edition 新機能ガイド」

© 2017 Embarcadero Technologies, Inc. All rights reserved.
本文書の一部または全部の転載を禁止します。本文書の著作権は、著作者に帰属します。
#embtwebi_jp
2017年1月26日（木）16:00～17:30
エンバカデロ・テクノロジーズ
WEBセミナー
RAD STUDIO 10.1 BERLIN
UPDATE 2 ANNIVERSARY EDITION 新機能ガイド

2© 2017 Embarcadero Technologies, Inc. All rights reserved. 本文書の一部または全部の転載を禁止します。本文書の著作権は、著作者に帰属します。 #embtwebi_jp
はじめに
 2016年11月にリリースされたRAD Studio 10.1 Berlin Update 2 Anniversary Edition。
Windowsストア向けアプリの構築サポートなど、最新テクノロジーに対応。
 今回、Update 2で追加された新機能を中心に、RAD Studio / Delphi / C++Builderの
特長、活用法などを紹介。
 RAD Serverを活用し、モバイルとバックエンドシステムを接続したマルチデバイス
システムを構築する方法も解説。

アジェンダ
 RAD Studio 10.1 Berlinの概要
• マルチデバイス対応のビジュアル開発環境
• 多様なRDBMS、クラウドなどへの接続性
• 多層化による拡張、マルチデバイス対応
 Update 2で追加された新機能
 多様な接続性 / 拡張性を実現するミドルウェアソリューションRAD Server
 既存アプリケーションを最新テクノロジーに適合させる方法
所要時間約1時間30分

© 2017 Embarcadero Technologies, Inc. All rights reserved. 本文書の一部または全部の転載を禁止します。本文書の著作権は、著作者に帰属します。 #embtwebi_jp
RAD Studio 10.1 Berlinの概要
 マルチデバイス対応のビジュアル開発環境
 多様なRDBMS、クラウドなどへの接続性
 多層化による拡張、マルチデバイス対応

エンバカデロとDelphi / C++Builder について
2008年6月
エンバカデロがボーランド
の開発ツール部門と合併
2011年9月
RAD Studio XE2
WindowsとMac OS Xの
ネイティブクロス開発を実現
2015年4月
RAD Studio XE8
FireUIによりマルチデバイス
開発のさらなる進化。
IoTもサポート
2013年9月
RAD Studio XE5
Windows, Mac OS X, iOS,
Androidのネイティブクロス
開発をサポート
2015年9月
RAD Studio 10 Seattle
Windows 10対応の
新バージョン
2016年4月
RAD Studio 10.1 Berlin
発表
IoT, Beacon強化
強力なエンタープライズ対応
クロスプラットフォーム強化
1995年
Delphi for Windows 発売
 アプリケーション開発とデータベースの開発・運用を支援するツールを提供
• ビジュアル開発ツール: Delphi / C++Builder / RAD Studioを提供
• マルチデバイス対応、クロスプラットフォーム開発の展開を推進 201x年
RAD Studio 10.2

RAD Studioの特徴
統合開発環境 RAD Studioを使うメリット
覚えやすく、習得ノウハウを生かせる2言語対応: Delphi (Object Pascal) と C++
単一のソースコードでクロスプラットフォーム開発
一つのマスタUI 設計で、マルチデバイス開発が可能
クラウド、データベース、IoTやビーコンとの接続が容易
中間サーバーの構築とマルチデバイス接続環境の構築
ビジュアル開発による統合開発環境で効率的

効率的な”ビジュアル”統合開発環境
 統合開発環境 (IDE = Integrated Development Environment)
• ビジュアル開発を実現するVCLとFireMonkey フレームワーク
• コンポーネントを使ったドラッグアンドドロップを中心に開発可能
• マスターUI設計で複数OSに対応するFireUI
コンポーネ
ントで開発
効率アップ
コード
に集中
UI簡単
設計

効率的な開発を支えるコンポーネントフレームワーク
Windows向け
クロスプラット
フォーム
Windows APIをカプセル化し、
Windowsの機能を最大限活用
単一のコードで
マルチデバイス開発が可能
コンポーネ
ントで開発
効率アップ

VCL ~ Windows向けに最適化されたビジュアルコンポーネント ~
 VCL: Windows API / COMライブラリをラッピングしたライブラリ
• Windowsの共通機能をすべてコンポーネント化してラッピング
• カスタムコンポーネントの作成、サードパーティコンポーネントも有り
• ドラッグアンドドロップでUI設計、イベントに対してコーディング
 Windows 10 をサポート
• WinRTの統合
• Windows 10 スタイルコントロール
• UIのモダン化を実現するスタイルライブラリ

VCLの仕組み
 Widows APIを隠蔽
• OSバージョンの差もVCLレベルで吸収
• 必要に応じてAPI呼び出しなどの低レベルコードも記述可能
Delphi / C++言語
VCL
Windows API
Wintel Platforms

FireMonkeyフレームワークを使ってできること
 単一コードでクロスプラットフォーム・マルチデバイスアプリを構築
Windows アプリ: GUIアプリ、コンソール、サーバアプリ、DLL、サービス…
Mac OS X アプリ
iOS アプリ
Android アプリ

クロスプラットフォーム開発の実現
 マルチデバイス対応
• 単一言語でのロジック開発＆ビジュアル開発
• 異なる解像度をマルチデバイスデザイナがマスタ化＆カスタマイズで対応
• OS毎に異なる動作をフレームワークが吸収・抽象化
• 各プラットフォーム向けのコンパイラが最適な実行ファイルにビルド
Delphi / C++言語
FireMonkeyフレームワーク
FireUIマルチデバイスデザイナ

単一ソースでクロスプラットフォーム開発
モバイル・スマホを
使用するケースの増加
対応OSの増加
デバイスの多様化
ディスプレイの
多様化
ユーザー多様化に対応
入力・操作方法の
変化
OS別の開発の必要性
複数の開発環境・
コードの用意
工数削減！工数増大！

FireUI ~マルチデバイスデザイナが統一UI設計をサポート~
 FireUI: マスターUIの設計と、特定のデバイス向けのカスタマイズが可能
• 異なるプラットフォームの異なる画面向けのカスタマイズを視覚的に実施
 新機能「FireUIマルチデバイスプレビュー」により、実デバイスでライブプレビューが可能に
各デバイス・各OS画面に適用

FireUIで多数のデバイス、画面サイズへの同時対応
 マスターデザイン設計・継承して各デバイスへ
• 異なるデバイスでも適切に表示できるよう配置プロパティを提供
• より詳細な設計を要する場合にデバイスごとに独自カスタマイズ
1つのマスターデザインか
ら
各デバイス・各種画面デザインへ適用

FireUI アプリライブプレビュー
 編集中のUIをデバイスにリアルタイム表示
• モバイル＆デスクトップ両対応
• リアルタイムに変更点を反映
• 同時に複数のデバイスで表示可能
• ※UI表示用アプリのソースコード添付

覚えやすく、習得ノウハウを使える2言語対応
 言語習得が容易・言語ノウハウを生かせる
• C, C++スキルをもった開発者が即時にC++Builderを使える
• 教育向け言語Pascalを基としたObject Pascalは見た目に美しく覚えやすい
順位プログラミング言語インデックス値昨年(2016 Jan) 順位
1 Java 17.278% 1
2 C 9.349% 2
3 C++ 6.301% 3
4 C# 4.039% 4
5 Python 3.465% 5
6 Visual Basic .NET 2.960% 7
7 JavaScript 2.850% 8
8 Perl 2.750% 11
9 Assembly language 2.701% 9
10 PHP 2.564% 6
11 Delphi/Object Pascal 2.561% 12
12 Ruby 2.546% 10
13 Go 2.325% 54
14 Swift 1.932% 14
TIOBE Programming
Community Index
2017 Jan より引用。
www.tiobe.com
TPIBE PCI:複数の検索
エンジンの検索結果から、
対象となるプログラミング
言語がどれだけ話題に
なっているかインデックス
化したもの。現在約150の
言語を計測。

オブジェクト指向言語 Delphi – Object Pascal
 1995年にDelphiとして発売
 教育向け言語 Pascal を母体としたオブジェクト指向言語
 毎年1回以上のアップデートを継続
 最先端のマルチデバイス開発環境
 OSごとのコンパイラを搭載

よりかんたんに素早くプロジェクトを立ち上げ
 既存のスキルを生かしてクロスプラットフォーム開発
• 一つの言語：DelphiもしくはC++を使用可能
• VCLを使用したWindowsソフト開発UIと同様
 多数のコンポーネントと、ビジュアル開発で高効率
• 視覚的操作で開発を容易に
• 教育向け言語Pascalをベースとしたオブジェクト指向言語Object Pascal
• 美しく、理解しやすく、早期にスキル習得

クラウドサービス
 AWSおよびAzureのサポート
• ストレージ、テーブル、キューにアクセス可能
 BaaSプロバイダ
• Parse、Kinveyなど
 データアクセスのためのREST / HTTPクライアントライブラリ
• プラットフォームライブラリがベース（ネイティブHTTPSサポートを含む）
 NoSQLデータベースコンポーネント
• MongoDBをフルサポート

DBMS
FireDAC
Delphi/C++Builder
データベース接続
FireMonkey および VCL
非ビジュアルコンポーネント[Comp] ビジュアルコンポーネント/フォーム [GUIx]
ローカルストレージ [DatS]
データアダプタ [DApt]
デバッグ/パフォーマンスモニタ
[Moni]
ネイティブドライバ [Phys] ブリッジドライバ [Phys]
Oracle DB2
MS
SQL
InterBase
Firebird
PG
SQL
My
SQL
Sybase
ASA
SQLite
MS
Access
ODBC dbExp
DBMSクライアントソフトウエア
Oracle DB2
MS
SQL
InterBase
Firebird
PG
SQL
My
SQL
Sybase
ASA
SQLite
MS
Access
Sybase
ASE
Informix …
ODBCODBCdbExpress
ドライバ
ODBCODBCODBC
ドライバ
FireDACがDBへのアクセスをコンポーネントとして提供

IoTデバイスへの接続性
 デスクトップおよびモバイルアプリを
IoTサポートに拡張
• Bluetooth、Bluetooth LE、WiFiをサポート
• すぐに使えるIoTコンポーネント
• 近接検知をサポートするBeaconFence
• センサーデータの収集
• ThingPointsによる分散したデバイス情報のモニタリ
ング

ThingConnect IoTコネクティビティフレームワーク
 簡単に使えるAPIコンポーネントで50以上のIoTスマートデバイス、センサー、
ウェアラブルをサポート

ビーコンへの対応
 BLEビーコンの電波を受信するTBeaconコン
ポーネントを搭載
• コンポーネント（部品）でビーコンを利用可能
• iBeacon, AltBeacon, EddyStone に対応
• iOS、Android、macOS、Windows10 に対応
• ビーコンへの近接をイベントで検知可能
Beacon 仕様/機能をカプセル化し
たコンポーネントを利用可
ハードウェア側で設定した UUID、
Major、Minor を設定
（複数の Major/Minor を受信したい場合は -1 を設定）

BeaconFence（固定ビーコンによる位置測位ソリューション）
 ビーコンを用いた三辺測量による
位置測位機能を提供
 ビーコンの配置を含むマップをビ
ジュアルに管理

Delphi/C++Builder で作成できるアプリケーション形態（１）
RDBMS
Windowsクライアント
Windowsデスクトップ
OS Xデスクトップ
1) デスクトップアプリケーション
2) デスクトップDBアプリケーション
3) クライアントサーバーアプリケーション

Delphi /C++Builder で作成できるアプリケーション形態（１）
InterBase
3) クライアントサーバーアプリケーション+中間サーバー
中間サーバー MySQL
DataSnap
RAD Server

Delphi /C++Builder DataSnap
DataSnapはApacheやIIS(ISAPI)などのModuleとして動作し
スタンドアロンサーバーとしても利用可能です。
DataSnapスタンドアロンサーバー
//Delphi
function TServerMethods1.EchoString(Value: string): string;
begin
Result := Value;
end;
C++Builderアプリケーション
Delphi

Delphi /C++Builder RAD Server
JSON REST APIを構築できるBaaS(Backend as a Service)
InterBase
中間サーバー MySQL
RAD Server
REST
ユーザー管理
FireDAC連動
プッシュ通知

Delphi /C++Builder で作成できるアプリケーション形態（２）
RDBMS
典型的なC/Sシステム
レガシーシステム
独自のプロトコルで接続
中間サーバー
IoTデバイス
モバイル
クライアント
ビッグデータ
デスクトップ
クライアント
HTTP(S)
REST
JSON
HTTP(S)
REST
JSON
HTTP(S)
REST
JSON
クラウドサービス
RAD Server

Update 2で追加された新機能
 Berlinに対しての第2回目のアップデート: Update2 Anniversary Edition
 新規に実装された機能と追加のスタイルをご紹介

Berlin 10.1 Update 2のメリット
 長いリリースサイクルで開発者により多くのメリットを提供
• 1年に1回のメジャーリリースと約2回の品質・安定向上Updateをリリース
 新機能をアップデートにも追加
• メジャーアップデートにのみ提供されていたが、Updateでも新機能を追加
 FireMonkeyを使用したクロスプラットフォームの開発者は、すべての
OSの最新バージョンとWin 10ストアをリリースターゲットに
 VCL開発でもWindowsストアを使用し数百万人ものユーザーにリーチ

Berlin 10.1 Update2 – Anniversary Edition
 新機能と改善点
• Windows Desktop Bridge (Windows10 ストアアプリ) のサポート
• Windows10 VCL カレンダーコントロールを追加
• クイック機能の追加
• Windows10スタイルの追加
• 新OSサポート
• バグフィックス

© 2017 Embarcadero Technologies, Inc. All rights reserved. 本文書の一部または全部の転載を禁止します。本文書の著作権は、著作者に帰属します。 40#embtwebi_jp
WINDOWS DESKTOP BRIDGE のサポート
 Windows10 ストアサポート

Windows Desktop Bridge (Windows10 Store) サポート
 Microsoft Windows10 Anniversary Update
• Microsoftが8月2日にリリースしたWindows10向けアップデート
• Win32/64ベースのDesktop BridgeアプリをWindowsストアで販売・配布できる
• 現在、ストアでの公開はマイクロソフトから個別に許可される模様
• Win32/64アプリをストアアプリとしてパッケージするデスクトップブリッジ公開
 Berlin 10.1 Update2 アニバーサリーエディション
• 開発環境からWindowsストアアプリ（UWP）の開発・ビルドをサポート！
 巨大なWin10ユーザーマーケットに対してストアを通じてリーチ可能

Windows Desktop Bridge (Windows10 Store) サポート
ビルドターゲットとして
「ストア」アプリを指定可能
ストアアプリはアプリ署名のための
証明書が必要。ローカル環境で使用するための
自己署名証明書の作成もサポート
ストアアプリはMicrosoftのストアに
掲載申請することも可能＆ローカル環境だけで
アプリとして使用することも可能

新カレンダーコントロール
 VCL向け 2つのカレンダーコントロール

新カレンダーコントロール
 VCL向け 2つのカレンダーコントロールを追加
• TCalenderView
• Windowsストアアプリライクな
カレンダー表示コンポーネント
• 日、月、年別の表示が可能
• TCalenderPicker
• Windowsストアアプリライクな
日付選択コンポーネント
クリック
ピッカーが
表示されます

クイック機能
 VCL 開発を効率化

クイック機能
 よく使用する機能に右クリックでかんたんアクセス
以前のバージョン
Update2の
コンテキストメニュー
 クイックデザインフォーム
 コントロールの追加
 コンポーネントの追加
 クイック編集
 クイックコピー名
 クイックIcon
＜新規追加コンテキストニュー＞

クイック機能フォーム形式の変更
よく使うコントロールの設置
よく使うコンポーネントの設置
アイコン設定
AlignやMargin, Padding
名前とキャプション等の設定

新スタイル
 VCL, FireMonkey向けに追加

新 Style テンプレート
 VCL向け、FireMonkey向けそれぞれに新 Styleを追加
• New VCL Styles
• Windows 10 Dark Blue
• Windows 10 Purple
• Windows 10 Green
• New FireMonkey Styles
• Windows 10 Slate Gray
• Windows 10 Purple
• Windows 10 Green

OSサポート・品質改善・安定化
 プラットフォームサポート
• Windows 10 Anniversary Update
• iOS 10
• Android N (Nougat)
• macOS Sierra
 バグフィックス
• 不具合修正リスト
http://edn.embarcadero.com/jp/article/44727/

Berlin 10.1 Update2 – Anniversary Edition
 新機能 - デモ
• Windows10 VCL カレンダーコントロールを追加
• クイック機能の追加
• Windows10スタイルの追加
• Windows Desktop Bridge (Windows10 ストアアプリ) のサポート

Windows ストアにも掲載可能
 掲載手順のブログエントリ
• https://community.embarcadero.com/blogs/entry/desktop-bridge-app-windows-store
 掲載ストアアドレス：https://www.microsoft.com/store/apps/9nblggh40lbr

多様な接続性 / 拡張性を実現する
ミドルウェアソリューションRAD Server

多様な接続性 / 拡張性を実現するミドルウェアソリューションRAD Server
 RAD Server
• JSON REST APIを構築できるBaaS(Backend as a Service)
 機能
• 汎用のJSON REST API
• ユーザーログイン(TEMSProvider, TBackendAuth)
• FireDAC(TEMSProvider, TBackendEndpoint, TFDMemTable)
• Push通知(TEMSProvider, TPushEvents)

RAD Server:汎用のJSON REST API
 RAD Serverは汎用のJSON APIサーバーとして扱う事が可能です
procedure TTestResource1.Get(const AContext: TEndpointContext; const
ARequest: TEndpointRequest; const AResponse: TEndpointResponse);
var
jo1: TJSONObject;
begin
jo1 := TJSONObject.Create;
jo1.AddPair('company', 'embarcadero');
jo1.AddPair('name', 'Mohri');
jo1.AddPair('age', '20');
AResponse.Body.SetValue(jo1, True);
end;

 Resource / Suffixがユニット単位
• 現代的なリソースベースの API が作成できます
//Delphi
unit Unit1;
(省略)
type
[ResourceName(‘リソース名')]
TTestResource1 = class(TDataModule)
published
procedure Get();
[ResourceSuffix('{item}')]
procedure GetItem();
procedure Post();
procedure PutItem();
procedure DeleteItem();
end;

//C++
(省略)
class TTestResource1 : public TDataModule
{
__published:
private:
public:
__fastcall TTestResource1(TComponent* Owner);
void Get();
void GetItem();
void Post();
void PutItem();
void DeleteItem();
};

//C++
(省略)
static void Register()
{
std::auto_ptr<TEMSResourceAttributes>
attributes(new TEMSResourceAttributes());
attributes->ResourceName = "test";
attributes->ResourceSuffix["GetItem"] = "{item}";
attributes->ResourceSuffix["PutItem"] = "{item}";
attributes->ResourceSuffix["DeleteItem"] = "{item}";
RegisterResource(__typeinfo(TTestResource1), attributes.release());
}

 リソースベースの API
//C++
(省略)
void TTestResource1::GetItem(TEndpointContext* AContext, TEndpointRequest* ARequest,
TEndpointResponse* AResponse)
{
AResponse->Body->SetValue(new TJSONObject(new TJSONPair(
ARequest->Params->Values["item"],
ARequest->Params->Values["item1"]
)), false);
}
//attributes->ResourceSuffix[“GetItem”] = “a/b/c/{item}/{item1}”;こんな事も可能

 API呼び出しアナリティクス

RAD Server:ユーザーログイン
 EMS上のユーザーを取得
procedure TForm1.Button7Click(Sender: TObject);
begin
BackendAuth1.Login;
end;

RAD Server:ユーザーログイン
 EMS上のユーザーを取得

RAD Server: FireDAC
 FireDAC TFDQueryで取得したテーブル内容をクライアントで受け取る
EMSサーバーリソース
データベース

RAD Server: FireDAC
 FireDAC TFDQueryで取得
データベース
TFDConnection
TFDQuery
TFDSchemaAdapter
TFDStanStorageJSONLink

RAD Server: FireDAC
 FireDAC TFDQueryで取得
データベース
TFDConnection
TFDQuery
TFDSchemaAdapter
TFDStanStorageJSONLink
procedure TFdResource1.Get(const AContext: TEndpointContext; const ARequest:
TEndpointRequest; const AResponse: TEndpointResponse);
var
stream_: TMemoryStream;
begin
stream_ := TMemoryStream.Create;
FDSchemaAdapter1.SaveToStream(stream_, TFDStorageFormat.sfJSON);
stream_.Position := 0;
AResponse.Body.SetStream(stream_,'application/json', True);
end;

RAD Server: Push通知
 TEMSProvider, TPushEvents
 iOS, Android Push通知が行えます
EMS開発サーバー(8080)
APN
Push通知
Push通知
Google
Apple

DEMO

多様な接続性 / 拡張性を実現する
ミドルウェアソリューションRAD Server
 機能
• 汎用のJSON REST API
• ユーザーログイン(TEMSProvider, TBackendAuth)
• FireDAC(TEMSProvider, TBackendEndpoint, TFDMemTable)
• Push通知(TEMSProvider, TPushEvents)

既存アプリケーションを
最新テクノロジーに適合させる方法

ビジュアル開発の生産性を広範なプラットフォームへ
Windows
Mac OS
iOS / Android
Wearable
IoT
Windows Store Apps

移行セミナーでアプリケーションの刷新について学ぼう！
 「Delphi / C++Builder 業務アプリケーション刷新実践法」

業務システムのWindows10対応の進め方
 Windows10では「Windows as a Service」という新しい概念が導入され、OSのサポート方針
や新機能の追加タイミングが変わりました。
 これにより業務システムでのWindows10対応では今までと異なる進め方が求められます。
 またタブレット向けの対応が進み、UIについても様々な改良が行われました。
 このような状況の元、業務システムのWindows10対応の進め方や対応時期についてご案内
いたします。

BDEを使った業務アプリを移行ツールで最新化
 BDEでOracleや MS SQL等のRDBMSと接続する比較的大きなC/Sシステム・アプリ
ケーションを移行するのは大変な作業に思えます。
 しかし、そのまま使い続けるにはセキュリティリスクが発生すると共に、より発展
的な開発の足かせとなります。
 BDEから最新のFireDACへ対応させる変換ツール使って、より効率よく最新環境へ
移行する手法をお伝えします。
 移行ツールで古いプロジェクトをリフレッシュして新資産として生かしましょう。

FireDACやCOMポートを使ったUnicode移行ポイント
 古いプロジェクトファイル拡張子.bpr .cproj から10.1Berlinへの簡単な移行と、古
いマニフェストファイルから新しいマニフェストファイルへの移行方法を解説し
ます。
 またFireDACを使用したデータベースアクセスでUnicodeを使い、中国/韓国/アラ
ビア語などを表示・書込みさせる方法をご紹介。
 ファクトリーオートメーションにおいてRS232Cポートをサードパーティ製COM
コンポーネントを使ってByteデータ送信した場合のUnicode/ANSI 内容の違いなど
をご説明いたします。

本日のセミナー内容は
弊社ブログに掲載予定
[コミュニティ]
↓
[日本人ブログ]
実施内容の再視聴・サマリー
 実施内容サマリー
• Community embarcadero (コミュニティエンバカデロ)にWebリンク、
サンプルコード情報等を記載予定
• URL - http://community.embarcadero.com/
• 「エンバカデロ」で検索 → エンバカデロWebの[コミュニティ] → [日本人ブログ]を選択
「エンバカデロ」で検索

まとめ
 RAD Studio 10.1 Berlinの概要
• マルチデバイス対応のビジュアル開発環境
• 多様なRDBMS、クラウドなどへの接続性
• 多層化による拡張、マルチデバイス対応
 Update 2で追加された新機能
 多様な接続性／拡張性を実現するミドルウェアソリューションRAD Server
 既存アプリケーションを最新テクノロジーに適合させる方法

WEBセミナー
RAD STUDIO 10.1 BERLIN
UPDATE 2 ANNIVERSARY EDITION 新機能ガイド
THANKS!
www.embarcadero.com/jp

Webセミナー「RAD Studio 10.1 Berlin Update 2 Anniversary Edition 新機能ガイド」

More Related Content

What's hot

Viewers also liked

Similar to Webセミナー「RAD Studio 10.1 Berlin Update 2 Anniversary Edition 新機能ガイド」

Recently uploaded

Webセミナー「RAD Studio 10.1 Berlin Update 2 Anniversary Edition 新機能ガイド」