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交流会について考えること
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Y Yazee
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交流会分野は専門外なのですが、NHK高専ロボコンの交流会について考えていることをスライドにまとめてみました。
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1.
NHK高専ロボコンの 交流会について思うこと ※これは個人の感想で感じ方には個人差があります 交流会の分野は専門外 やじー(@Yazee1120)
2.
報告骨子 • 参加した交流会 • 初参加のきっかけ •
交流形式 • 「オフ会化」論について • 参加動機 • OBの立場の注意点 • 交流会増加に対する所感
3.
入学年度と参加した交流会(見学含む) 鈴鹿高専2003年度入学(鼎世代) • 全国ロボコン交流会 2011,2012,2014,2015,2016 •
交流ロボコン 2014(外泊) • 東北地区 2013,2014,2016,2017 • 九州沖縄ロボコン交流会 2015 • 近畿合同ロボコン 2015 • 高専ロボコン東海北陸地区交流会 2015,2016,2017 ※1:年度で表現しています。 ※2:参加数を誇示する目的ではなく、このスライドの参考元を明示する目的です。
4.
初参加のきっかけ OBとして高専カンファレンス(※1)に初参加した際(※2)、 全国ロボコン交流会(以下、全ロボ)に参加されているOBの方(年上)に 当日の発表などをご好評いただき、参加を誘われた。 →初参加ながら当日突然ミニロボコンの審査員の末席に加えていただくことになり、 分割会議(後述)で現役学生とも興味深い意見交換ができ、楽しく過ごすことができた。 ※1:”高等専門学校および高専生をテーマとする、勉強会をはじめとした各種活動” 公式Wikihttp://kosenconf.jp/抜粋 ※2:高専ロボコンを一緒にやっていた後輩(当時5年生)が実行委員長をやるとのことで、発表者として参加。 ※これは個人の感想で感じ方には個人差があります
5.
交流の形式 各交流などで行われている交流を下記に大まかに分類 • 討論(メンバー固定・議題自由) • 討論(メンバー固定・議題固定) •
自由交流 • ブース展示 • 講演(スライド発表) →各形式ごとにメリット、デメリット(後日補足する)有り。 各参加者が自身の目的に合わせた交流することが重要。 ※これは個人の感想で感じ方には個人差があります
6.
「オフ会化」論 Twitterの普及により参加者同士が事前に認知し合っている事実 (2009年の全ロボで既に言及されている。) それに対し「ただのオフ会であり無価値」という非難の声が今でも散見される。 →Twitter上での知人と交流会で会話する目的のほとんどが ”ロボコンの〇〇について詳しく話したい・聴きたい” である。 むしろ彼ら自身はTwitter上でのつながりをロボコンの交流に有効利用できており、 非難は筋違い。 →ただし、既存の知人での寡占状態や、交流内容の局所化による 機会損失の増加は否めず、新規参入しやすい雰囲気を出すよう努めるのが望ましい。 (単に個人のコミュニケーションスキルの問題) ※これは個人の感想で感じ方には個人差があります
7.
私個人の参加動機 ※これは個人の感想で感じ方には個人差があります 交流形式によりメリット・デメリットがあり、 個人の目的によって選択するのが重要であることを述べた。 そこで、形式の異なる多くの交流会に参加している私個人の参加動機を示す。
8.
私個人の参加動機 ※これは個人の感想で感じ方には個人差があります
9.
私個人の参加動機 というのは半分冗談で ※これは個人の感想で感じ方には個人差があります
10.
私個人の参加動機 • おもしろいエンジニアを発掘したい 彼らが卒業した後もいちエンジニアとして互いの人生を、世界を、 より豊かにできる友人に出会える絶好の機会と捉えている。 (OBとして散った後で出会える確率が低い) • 現役への知見の提供 現役参加者たちの課題解決や成長に”外部から適切な範囲で”寄与し、 彼らがもっと面白く彼ら自身のロボコンができるよう促したい。 •
現役に役立つ知見の持ち帰り (卒業した後では、母校の現状や課題を正確に把握することは不可能。 その状態で他校から得た断片的な情報をフィードバックすることに意義を見出していない。 そもそも母校の学生組織は、一般の卒業生が持ち”帰る”先ではない。) ※これは個人の感想で感じ方には個人差があります
11.
そもそも動機って個人的なもの • 「自分のチームに役立つ新たな知見を得たい」 • 「〇〇高専のこの技術が訊きたい」 •
「自分の悩みを解決する手段を知りたい」 →これらもあくまで”個人的な動機”。 (“組織で規定されている手順に従って各人が『持ち帰るもの』を決め、 それのみを目的として参加している”などであれば別) “個人的な動機”で参加しているという点に限れば現役もOBも同じで、 それ自体は非難の対象となるべきでない。 「何のためにやるの?」「暇なの?」は全ての行動に使える最も無意味な愚問。 ロボコンそのものや学問そのものにも言えてしまう。そんな言葉は一笑して無視。 ※これは個人の感想で感じ方には個人差があります
12.
OBの立場の注意点 前提: 現役学生のみを競技参加者の対象としている高専ロボコンにおいて、 当然OBは直接関係者ではない。(※1) →交流会における直接受益者は、現役学生でなければならない →OBによって消費されるコスト(時間含む)は限りなく低減しなければならない →現役学生が本当に聞きたいことを引き出す →「どんな部品使ってる?」の様な低レイヤ議題ではほぼ役立てないため 現役学生同士の交流を促進する ※1:この説明はたいへん長くなるため、別途資料にて説明 ※これは個人の感想で感じ方には個人差があります
13.
OBの立場の注意点:消費コスト最小化 ここで言うコストとは、 “ 会の運営側が交流会参加者のために支払う金銭、労力”を指しています。 本来ならばこれらのコストは全て現役学生のために使われるものだからです。 例: • 参加に際しての補助金の受領を辞退する •
参加費以外の寄付を行う • 他の参加者と違う特別な措置を要求しない (運営の指示に従うのは、OBかどうか以前の問題です) ※これは個人の感想で感じ方には個人差があります
14.
交流会増加に対する所感 各会のコスト総和(開催コスト+移動コスト)が増加 開催時期に余地がほぼ無い(テスト・各種大会・各種交流会を準備期間含め考慮) 高水準な交流会を提供できる人材数の限界は低い
外部からの無条件での資金提供の限界は低い 学生の資金限界は本来低い →コストの総和が、参加学生や支援者の資金の総和を上回る →学生の資金格差が技術交流の機会格差に直結していく • セルフパブリケーション支援 • ICT活用 • 選抜メンバ交流の成果共有 などでの解決を視野に入れる段階と考える ※これは個人の感想で感じ方には個人差があります
15.
報告内容まとめ • 初参加のきっかけ…高専カンファレンスでナンパされた • 交流形式…様々ありメリットデメリット違うため、参加者自身が目的に合わせ活用すべし •
「オフ会化」論について…本人達の局所的目的達成には効果的であり非難は筋違い • 参加動機…後輩かわいい!! 学生達がロボコンをもっと面白くできるように促したい • OBの立場の注意点…低レイヤの議題ではファシリテータ(促進者)を目指し 高レイヤの議題で現役が訊きたいことを引き出し話す • 交流会増加に対する所感…資源の奪い合いとならない大局的コスト戦略が課題 ※これは個人の感想で感じ方には個人差があります 以上
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