第66回 読書するエンジニアの会で中嶋さんが発表した資料

1. ムーミン谷のひみつ
冨原眞弓
ムーミンシリーズから特徴的なエピソードを選び出し、
キャラクターごとに解説していく

2. ムーミン家族
・北欧ののどかな風景
「ムーミン谷」に住む。
・冬は冬眠
・自然な形で幸せなの
で
誰も自分たちは幸せだ
と
わかっていない
（＝基本 自由）
・出入り自由
（誰でもいつでも）

3. ムーミントロール
・母親っこの甘えん坊。
・単刀直入
・ものしずか
・スナフキンを崇拝
～ある日の事件～
眠れない！！
見たこともない銀世界→世界滅亡
もう誰も頼れない。自力で生きていかなく
ては。

4. ムーミンパパ
• 無職
• 子供っぽい
• 無理をしてでも引き受けたがるがすぐ挫
折
• マイホームパパを自認
• 大黒柱→なのに放浪癖（むしろ失踪）
• 頼りにされてるママに嫉妬

5. ～ある日の事件～
小さなボヤ発生→昼寝中のパパを起こすまでもない
「たまたま水の入ったバケツを持って通りかかったので消しとい
たの」
パパ ショック！（失
望）
「どうして私に相談しないんだ！」
「たいしたことのない火事かどうかは、火消しのプ
ロである私が決めるのだ！」
→ 一晩床を見守り、ただただ傷ついているアピー
ル
のどかな谷を捨ててはるか沖の孤島に移住を決
意

6. ムーミンママ
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あわてず騒がず頼りになる
素晴らしく楽天的
たいていの困難は苦も無く乗りこえる
モノに愛着を感じても執着はしない
すべてを受け入れすべてを丸く収める
フォローの天才
作者の母シグネがモデル（挿絵画家）

7. ～ある日のエピソード～
・ニンニが作りたての大瓶の林檎ジャムを床に落として割ってし
まった
「あら、これっていつも蜜蜂にあげてた瓶ね。
おかげで野原まで飛ぶ手間が省けたわ。」
・開かれた屋敷にくるわがままな客たち。
数えきれないほどのからっぽのジャム瓶、汚れた食器とごみの山、
壊れたりなくなったりした家具やマット、すっかりなくなってし
まった薪
「ジャム瓶は沢山ありすぎたから、みんな食べて片付けてくれた
のは
ありがたいわ。それに家具や品物が減ったおかげで風通しがよく

8. ムーミンシリーズ
・1914年
作者：トーベ・ヤンソン
フィンランド（ヘルシンキ）生まれ
第二次世界大戦中、ヒットラーのドイツやスターリンの
ソ連に侵略、首都空爆
憤りをムーミンに反映させる
1970年 母シグネ死去。
その後ムーミンシリーズは書いていない。