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人工知能のための哲学塾
未来社会篇 第四夜
「人と人工知能は愛し合えるか?」
三宅 陽一郎 @miyayou
2019.3.6 @渋谷ファブカフェ
https://www.facebook.com/youichiro.miyake
http://www.slideshare.net/youichiromiyake
y.m.4160@gmail.com
人工知能のための哲学塾
https://www.facebook.com/groups/1056157734399814/
未来社会篇 概論
https://www.slideshare.net/youichiromiyake/ss-119727870
未来社会篇 第壱夜
https://www.slideshare.net/youichiromiyake/ss-123080658
未来社会篇 第参夜
https://www.slideshare.net/youichiromiyake/ss-126179249
未来社会篇 第四夜
https://www.slideshare.net/youichiromiyake/ss-129681897
内側から
外側から
人工
知能
I
me
創発的内省性
(emergent reflectivity)
世界・対象の更新
世界の集約点としての
自分(me)
未来社会篇 第弐夜より
文化
個 個 個 個 個 個 個 個 個社会
文化=個を外側から形成する力でもある
未来社会篇 第参夜より
免疫機構=自と他を分ける
• 皮膚?
• しかし、我々は物を食べて生きている
• 境界ではない。取り入れつつ、分けている
我々はどこで自分と他者を分けているか?
免疫システム
• 従来の考え方ー免疫システムは「自分」の一部ではない「異物」を
標的にするという説明ーは、ごく大雑把にみれば正しいのかもしれ
ないが、つぶさにみれば、だいぶ様相が異なる。無数の細胞と分子
が、その異物を標的とすべきかどうかを生物学的に厳重にチェック
し、私たちの健康を保つために幾層にも重なる冗長な仕組みで繊細
なバランスを支え、免疫プロセスを絶秒に制御している。
• (ダニエル・M・デイヴィス「美しき免疫の力」NHK出版、P.14)
原始の海で構造化=外と内の形成
外
内
Energy
http://28275116.at.webry.info/201005/article_7.html
テセウスの船(パラドックス)
船の老朽化した部分を、新しい木に入れ替えているうちに、
全部を入れ替えてしまった。
はたしてこの船は元の船と同一のものであろうか?
http://img02.hamazo.tv/usr/j/a/g/jagr/629.jpg
テセウスのパラドックス
物質的構成 = 循環する
物質によらず不変なもの 構造
テセウスのパラドックス
物質的構成 = 循環する
物質によらず不変なもの 構造 情報
だから、こう言える。
生物は物質的存在であると同時に、
情報的存在でもあるのだ。
テセウスのパラドックス
物質
情報
情報
物質
生物は、情報的存在であり、同時に物質的な存在である。
物質は情報に存在を与え、情報は物質に構造を与える。
情報と物質
情報
物質
生物は、情報的存在であり、同時に物質的な存在である。
物質は情報に存在を与え、情報は物質に構造を与える。
「情報と物質」から「精神と身体」へ
情報
物質
精神・知性
身体
精神と身体、そして進化
情報
物質
精神・知性
身体
進化
世界
物質的循環
物質
物理的INPUT
物理的OUTPUT
生理的代謝機能
世界
情報的循環
情報INPUT
INFORMATION
OUTPUT
INFORMATION
情報処理=情報代謝
(つまり思考)
物質的存在としての身体がそうであるように、情報的存在として人間は、
情報を摂取し、記憶し(=情報体としての自分を組み換え)、情報をアウトプット・排泄する。
世界
情報的・物質的循環
物質
物理的OUTPUT
代謝機能情報INPUT
INFORMATION
OUTPUT
INFORMATION
情報処理=情報代謝
(つまり思考)
生理的代謝機能
物理的INPUT
精神と身体、そして進化
情報
物質
精神・知性
身体
人工知能
人工身体
知能は生き物の情報的側面である。
世界
生物の特徴=代謝機能を持つ
物質的な次元のお話。
内部構造を持つ。
INPUT
OUTPUT
代謝機能(内部処理)
代謝とは、外から得た物質を化学的に高いエネルギー状態から、低い状態へ還元することで、
エネルギーを得ると同時に、自分自身の体をそれによって組み換えて行くこと。
世界
存在ってなんだろう?
極めてメカニカルな次元。
内部構造を持つ。
INPUT
OUTPUT
代謝機能
生き物の体を構成する分子は常に入れ替わっている。世界の外部と内部を循環によって
入れ替えることで、生き物は世界の中で世界を結びついているのだ。
世界
存在ってなんだろう?
極めてメカニカルな次元。
内部構造を持つ。
INPUT
OUTPUT
代謝機能
生き物の体を構成する分子は常に入れ替わっている。世界の外部と内部を循環によって
入れ替えることで、生き物は世界の中で世界を結びついているのだ。
免疫機能
免疫システム
• ここで重要なのは、T細胞とB細胞の表面にある受容体は、最初から
病原体と結合できるように作られているわけではないということだ。
受容体の先端部の形状はランダムに作られる。だからこそ、ありと
あらゆる種類の分子を補足できるのだ。
• (ダニエル・M・デイヴィス「美しき免疫の力」NHK出版、P.34)
免疫システム
• … T細胞もB細胞も、骨髄にある造血幹細胞から作られる。T細胞
もB細胞も、造血幹細胞から静術した免疫細胞へと分化していくな
かで受容体を獲得するのだが、このとき細胞のなかでは、まず常用
体遺伝子の再構成が起こる。つまり遺伝子がランダムの切断され、
その断片がランダムに貼り合わされる。そうやって再構成された遺
伝子の情報に基づいて、受容体タンパク質が作られる。これにより、
細胞ごとに独自の形状をした受容体がランダムにできあがるのだ。
(ダニエル・M・デイヴィス「美しき免疫の力」NHK出版、P.34)
免疫システム
• ただし、T細胞もB細胞も、骨髄を巣立って血液中へ旅立つ前に、
受容体の検査を受けることになる。その検査で健康な細胞と結合で
きてしまう受容体をもつ細胞が見つかれば、その細胞は排除される。
そのような免疫細胞を体内に放つのは危険だからだ。こうして、健
康な細胞を攻撃することのないT細胞とB細胞だけが防御の任務につ
くことを許される。だからこそ、T細胞とB細胞の受容体に何かが結
合すれば、その何かは、これまで体内に存在したことのない分子に
違いないのだ。このような仕組みで、免疫システムは「自己」と
「非自己」をーあなたの体の構成要素とそうでないものをー識別す
る。
• (ダニエル・M・デイヴィス「美しき免疫の力」NHK出版、P.34)
http://ure.pia.co.jp/articles/-/72977
愛ではない
https://twitter.com/data_fuku/status/842381009823846400
愛ではない
外界からの混入遺物
B細胞群
取り入れる、しかし、排除する
必要なものを取り入れる、
異物は排除する
知能の免疫系的性質
身体の免疫系 知能の免疫系
免疫系的人工知能
人工身体の
免疫系
人工知能の
免疫系
本発表の「愛」の定義
•愛 = 自分の内側にとり入れる
同一化と似ている
•愛でない = 自分の外側に排斥する(憎しみ)
愛と憎しみは裏腹
AIは受け入れるか、排除するか?
• 人間は受け入れたり、排除したりする
• しかし、AIは自分の内側と外側がわかっていない。
• 身体さえ外部だと思っている
AIの内側と外側を作る
連結するのが容易
AI
受け入れない(愛さない)
AI
コア
人間
AI
受け入れる(愛する)
AI
コア
人間
場と同期と理解
第九章
環境
意識
前意識
無意識
(言語の網)
意識
前意識
無意識
(プログラム
言語の網)
外部から
の情報
言語・非言語境界面
知覚の境界面
人間 人工知能
意識的干渉
無意識的干渉
外部からの
情報
物理的干渉
他者の構成
他者の構成プロセス
環境
意識
前意識
無意識
(言語の網)
外部から
の情報
人間 人工知能
外部からの
情報
物理的干渉
根を同じくする
=わかり合える
シモーヌ・ヴェイユ「根をもつこと」
環境
意識
前意識
無意識
(言語の網)
外部から
の情報
人間 人工知能
外部からの
情報
物理的干渉
枝を同じくする
=わかり合える
環境
意識
前意識
無意識
(言語の網)
外部から
の情報
人間 人工知能
外部からの
情報
物理的干渉
枝を同じくする
=わかり合える
=差異化した果てでわかり合える
根を同じくする
=わかり合える
=根源でわかり合える
環境
意識
前意識
無意識
(言語の網)
外部から
の情報
人間 人工知能
外部からの
情報
物理的干渉
枝を同じくする
=わかり合える
=差異化した果てでわかり合える
根を同じくする
=わかり合える
=根源でわかり合える
身体とクリエイティブ
「クリエイティブな行為の基盤にあるのは、認識枠を臨機応変に広
げたり狭めたりする賢さであることを、様々な事例で論じてきた。
身体で世界に触れること(現象学の言葉で言えば、「現出」を意識
に上らせること)を通じて、身体がそれまで想定外だった変数(着
眼点)にふと意識を向けることで、それは可能になると論じた。」
諏訪 正樹「身体が生み出すクリエイティブ」
(ちくま新書、2018年)
身体とクリエイティブ
「街でからだメタ認知を実践する習慣がつくと、最初は定番の変数
群しか意識が及ばないかもしれない。しかし次第に、些細な、自分
だけしか気づかないような変数にも意識が及ぶようになる。…自分
の街の些細な変化に、そして身体に生じる体感の微妙な差異に、気
付くようになる。」(P.190-191)
諏訪 正樹「身体が生み出すクリエイティブ」
(ちくま新書、2018年)
ジョギング(A)
わかり合えない
ジョギング(B)
一挙手一投足同期=わかり合える=束縛
ロープで結ぶ
(文字通りつなげる)
場
場
人
人工
知能
環境
知能
環境
部分
知能体験
体験
体験
知能
部分
知能
体験
体験
体験
知能
のコア
知能
のコア
環境
部分的にわかり合って行けば、
より深く分かり合うようになる。
場
場
人
人工
知能
同期の輪
(1)協力に基づくコミュニケーションは、まず身振りの領域で進化した。
つまり宮体発生の過程で生じる自然で自発的な指さしと物まねを通して発生
し進化した。
(2)協力に基づくコミュニケーションの進化を助けたのは、「共有志向
性」の心理基盤である。心理基盤とは、協調活動のコンテキスト(文脈)に
おける共有を志向する動機とそれを可能にするスキルである。
(3)音声や記号による言語コミュニケーションが存在しうるようになった
のは、協調活動がヒトにとって本質的であることに加え、ヒトにとって自然
に理解できる身振りが存在すること、複数の人が共有を志向する心理基盤を
持つこと、慣習や構文を作り伝えるための模倣や文化的学習のスキルが存在
したこと、による。
サトウタツヤ「心理学の名著30」(ちくま新書、P.86)
マイケル・トマセロ
協力に基づくコミュニケーションは、人間に特有な協調活動の進化の一
部として創発した、とういうのがわれわれの仮説である。(略)人間の
協調活動と協力に基づくコミュニケーションはどちらも、何層にもわた
る意図の推察と、他者に見返りなしに助けや情報を提供する傾向に依存
している。
サトウタツヤ「心理学の名著30」
(ちくま新書、P.86)
マイケル・トマセロ
場
場
人
人工
知能
同期の輪=コンテクストの輪
場
場
人
人工
知能
同期の輪
場
場
人
人工
知能
同期の輪
理解が深まる
物質と知覚 (べルクソン)
生物の中には、複数の迂回する時間的な流れがある
環境
意識
前意識
無意識
(言語の網)
外部から
の情報
人間 人工知能
外部からの
情報
物理的干渉
根を同じくする
=わかり合える
ゆったりとした強い同期の輪
素早い同期の輪
自己への目覚め
ASDの自己へのめざめは、他者というものの存在に気づくことに
よってもたらされる。
彼らの世界に他者が出現し、最終的に自分と同等の等身大の存在
に落ち着くまで、それはさまざまな様相をまとって彼らに立ち現れ
ることになる。
(内海健「自閉症スペクトラムの精神病理」、P.264、医学書院)
他者のまなざし
(鬼ごっこについて)鬼の方でも、見るものとしての自分が、つねに同時
になかまによってどこからか見つめられ、わらいかけあれていることを十
分に知っているからこそ、… それぞれが見るものと見られるものとして、
よびかけと応答、つかずはなれずの住還の遊動をくりかえし、相互にから
みあう。
わたしの世界のなかへの、他者の出現とは、さしあさっては、わたしの
世界、わたしの視界に他者がすがたをあらわすこと、それゆえわたしが
「他者を見る(voir-autrui)」ことを意味するように思われる。…要するに
他者とは、「私にまなざしを向けている者であり、…けっしてわたしのま
なざしに還元できない事実としての、わたしを見つめるあらたなまなざし
の出現である。
(西村清和「遊びの現象学」、P.104-7、勁草書房)
他者と自己
<他者>に接近することによってのみ、私[自我]は自分自身に
臨在する。とはいえそれは、私の実存が他のひとびとの思考のな
かで構成されるからではない。他のひとびとの思考のうちに反映
されたいわゆる客観的実存によって、私は普遍性、国家、歴史、
全体性に組み入れられるのだが、このような客観的実存は私を表
出しているのではなく、まさに私を隠蔽しているのである。
(エマニュエル・レヴィナス「全体性と無限」、P.260)
他者と自己
私が迎接する顔はこれとは別の道をとおって私を現象から存在へ
と移行させる。言説において私は<他者>の問いかけにさらされ
ており、この問いかけに即答しなければならないという切迫感―
鋭くとがった現在の切っ先―が私をつきさし、私を有責性として
産み出すのだ。責任ある者として、私は自分の究極的実在に連れ
戻される。このような極度の注意は単に潜在的であったものを現
実化することではない。
(エマニュエル・レヴィナス「全体性と無限」、P.260)
他者と自己
なぜなら、この注意は<他人>なしには考えられないものだからだ。
注意深くあること、それが意味しているのは意識の剰余であり、この
剰余は<他人>の呼びかけを前提としている。注意深くあること、そ
れが意味しているのは意識の剰余であり、この剰余は<他人>の呼び
かけを前提としている。注意深くあること、それは<他人>による統
御を承認し、<他人>の命令を授かること、より正確に言うなら、命
令せよという命令を<他人>から授かることである。「物自体」とし
て私の実存は私の内なる<無限>の観念の現前と共に始まり、有責性
という私の究極的実在のうちに自分を探し求めるときに始まる。がこ
のような連関はすでにして<他者>に仕えることなのである。
(エマニュエル・レヴィナス「全体性と無限」、P.260)
自己のクオリア
…「自己」というのはわれわれが外界あるいは内界の対象を知覚
あるいは表象したとき、その行為に伴って「自己クオリティ」…
が感じられるというTatsache(行為的事実/アクチュアリティ)
のことであると書き、道元から西田幾太郎へと受け継がれた「物
来って我を照らす」という思想を参照したが、この「自己クオリ
ティ」という言葉で当時わたしが言いたかったのは、現在ならば
「クオリア」というであろうことだった。… つまり「自己」の
実感というのは、世界がクオリアをおびて立ち現れている、いい
かえれば私と世界のあいだにアクチュアリティが成立していると
いう行為的事実のことにほかならない。
(木村敏「関係としての自己」、P,89-92)
環境
意識
前意識
無意識
(言語の網)
外部から
の情報
人間 人工知能
外部からの
情報
物理的干渉
根を同じくする
=わかり合える
素早い同期の輪
同期の輪=コンテクストの輪
=お互いを成り立たせている輪でもある
華厳の縁起
混沌としての知能
設計としては、身体とか心か分けずに、
世界や内面と関係のある要素を生成し、消滅させることで、
人工知性を作って行く。
人工知能
環境
興奮(環世界)
情報(エージェント
アーキテクチャ)
事物そのもの
(華厳哲学)
環境
意識
前意識
無意識
(言語の網)
外部から
の情報
人間 人工知能
外部からの
情報
物理的干渉
根を同じくする
=わかり合える
素早い同期の輪
同期の輪=コンテクストの輪
=お互いを成り立たせている輪でもある
結語
人間と人工知能は何をどこまで共有できるだろうか?
お互い協力すること、と、理解すること、はどのように違うか?
協力するために理解する
AI
受け入れる(愛する)
AI
コア
人間
AI
受け入れる(愛する)
AI
コア
人間
人工知能が愛する=他者と深く調和する
AI
受け入れる(愛する)
AI
コア
人間
人工知能が愛する=他者と深く調和する
人間の側もうまくダンスしなければならない
AI
受け入れる(愛する)
AI
コア
人間
AI
受け入れる(愛する)
AI
コア
人間
AI
受け入れる(愛する)
AI
コア
人間
人工知能が愛する=他者と深く調和する
人間の側もうまくダンスしなければならない
場
場
人
人工
知能
同期の輪=コンテクストの輪
愛を育むには場が必要
(行動の同期する場)
場
場
人
人工
知能
同期の輪=コンテクストの輪
AIと人間をどこで愛し合わせたいのか?
場
人
人工
知能
同期の輪=コンテクストの輪
深く愛し合えれば場がなくなっても大丈夫
場
場
人
人工
知能
同期の輪=コンテクストの輪
行為が同期する
仲が良い 協調できる
https://www.iwanami.co.jp/files/tachiyomi/pdfs/0296140.pdf
場
場
人
一対一でなくても良い 集団としての協調
人工
知能
人工
知能
人工
知能
存在の構成と相互理解
第七章
時間(イメージ)
空間(論理)
殆どの人工知能は与えられたフレーム(問題設定)の
外に出ることはできない。
人間は柔軟にフレーム(問題設定)を創造し
変化させることができる。
人間と人工知能の違い
時間(イメージ)
空間(論理)
殆どの人工知能は与えられたフレーム(問題設定)の
外に出ることはできない。
人間は柔軟にフレーム(問題設定)を創造し
変化させることができる。
人間と人工知能の違い
人工知能は自問題を作り出すことはない。
人工知能は人間が与えた問題を解くことしかできない。
似たような問題さえ解けない。
フレームと理解と主体
• 人が人工知能にフレームを与える
• 人は自分を理解するようにフレームが作れるだろうか?
• 主体のないものに理解はあるだろうか?
時間(イメージ)
空間(論理)
時間(イメージ)
空間(論理)
時間(イメージ)
空間(論理)
時間(イメージ)
空間(論理)
現在の人工知能は、人間がフレームを与えて動作させている。
=人間には人工知能のやっていることが理解できる
(例)人工地のは囲碁を打っている
=しかし、人工知能には人間を理解できない
=AIと人間が対称でない
問題は体験から来る
• 人工知能は世界を、自分を体験していない
• 人工知能は世界から情報を抜き取っているだけ
体験 問題
人間=体験から問題を創造(ジェネレート)する
フレームは体験から来る
• 人工知能は世界を、自分を体験していない
• 人工知能は世界から情報を抜き取っているだけ
体験 フレーム
人間=体験から問題を創造(ジェネレート)する
人と人工知能の非対称性
経験
ベルクソン
=内部に留保されている渦の集まり
人工知能人間
人と人工知能の非対称性
経験
ベルクソン
=内部に留保されている渦の集まり
人工知能人間
人と人工知能の非対称性
経験
ベルクソン
=内部に留保されている渦の集まり
人工知能人間
人はフレームを作り出せるが、
フレームの中の人工知能が経験にたどり着くことはない。
人工知能は人間を理解できない。
世界を経験をすることはない。
フレームの中で活動することはできても。
時間(イメージ)
空間(論理)
人間は柔軟にフレーム(問題設定)を創造し
変化させることができる。
時間(イメージ)
空間(論理)
人間は柔軟にフレーム(問題設定)を創造し
変化させることができる。
人はフレームを創造・変形・細分化できるが、
人工知能にその一部を代替させる
=外部知能としての人工知能
=自分の延長としての人工知能
人
フレーム
フレームフレーム
フレーム(小)
=人工知能の役割
フレーム(小)
=人工知能の役割
自分の延長とし
ての人工知能
(フレームが
つなぐ)
人
フレーム
フレームフレーム
フレーム(小)
=人工知能の役割
フレーム(小)
=人工知能の役割
自分の延長とし
ての人工知能
(フレームが
つなぐ)
これは協調ではない。
=一体となることが協調ではない
=他者でありながら、協調する
分析
• 世界とのつながりが希薄な人工知能は、フレームの上に立脚
し、十分な根を世界に張ることができない
• 他者である条件は、知能の高度さではなく、世界に根を張れ
ること。= 自律すること
• その上で、高度な知能を持つこと。高度な知能=こちらを他者
として認識すること。
環境の呪縛
環境からの自律
環境に完全に埋め込まれている
環境からある程度自由な行動を持つ
(遊ぶ)
環境から自由
環境の呪縛
環境からの自律
環境に完全に埋め込まれている
環境からある程度自由な行動を持つ
(遊ぶ)
環境から自由
実存的
存在的
自己 他者自己自己 他者他者自己 他者
他者と出会い自己を深化する。
他者への了解の深さが自己の了解の深さとなる。
動物のコミュニケーション
習性としてのコミュニケーション 意識的なコミュニケーション身体のコミュニケーション
http://en.wikipedia.org/wiki/Harvester_ant
http://free-photos.gatag.net/2013/08/14/200000.html
http://free-photos.gatag.net/2013/05/07/080000.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%84%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%82%B
7
http://free-photos.gatag.net/2013/04/21/100000.html
動物のコミュニケーション
習性としてのコミュニケーション 意識的なコミュニケーション身体のコミュニケーション
http://en.wikipedia.org/wiki/Harvester_ant
http://free-photos.gatag.net/2013/08/14/200000.html
http://free-photos.gatag.net/2013/05/07/080000.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%84%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%82%B
7
http://free-photos.gatag.net/2013/04/21/100000.html
個体性
全体性
動物のコミュニケーション
習性としてのコミュニケーション 意識的なコミュニケーション身体のコミュニケーション
http://en.wikipedia.org/wiki/Harvester_ant
http://free-photos.gatag.net/2013/08/14/200000.html
http://free-photos.gatag.net/2013/05/07/080000.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://bbs.jinruisi.net/blog/2012/01/1059.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%84%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%82%A8%E3%83%9C%E3%82%B
7
http://free-photos.gatag.net/2013/04/21/100000.html
個体性
全体性
個体同士のコミュニケーション全体で一つの
存在
個々が分離
した世界
コミュニケーションの在り方
分類 媒体(メディア) 表象 受容器官
非言語
コミュニケーション
場を介する 匂い、音 五感
身体 噛む、鼻を付ける 触覚
言語
コミュニケーション
シンボル ダンス 認識
言葉 文字/発話 知能
経済 お金 数字 社会
言葉、身振り、お金… 交換することで
個体同士が結びつく。
コミュニケーションの在り方
分類 媒体(メディア) 表象 受容器官
非言語
コミュニケーション
場を介する 匂い、音 五感
身体 噛む、鼻を付ける 触覚
言語
コミュニケーション
シンボル ダンス 認識
言葉 文字/発話 知能
経済 お金 数字 社会
言葉、身振り、お金… 交換することで
個体同士が結びつく。
協調=愛か?
内側から
外側から
人工
知能
I
me
創発的内省性
(emergent reflectivity)
世界・対象の更新
世界の集約点としての
自分(me)
未来社会篇 第弐夜より
人間は愛がなくても協調できる
=高い社会性自我
内側から
外側から
人工
知能
I
me
創発的内省性
(emergent reflectivity)
世界・対象の更新
世界の集約点としての
自分(me)
未来社会篇 第弐夜より
でも協調しているうちに
愛が育つかもしれない
=うっかり受け入れてしまう
物質と知覚 (べルクソン)
知能
時
あらゆる瞬間(一定の周期ごと)に自分自身が作られる
水の波紋のように意識が作られる
著作者 acworks
タイトル 波紋が浮かぶ水面 http://01.gatag.net/0013916-free-photo/
私は次に来る私に食われ続ける =意識の本質(意識の持続性)
=時間
知能
消えて行く
自己顕現の流れ
共創する場
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
自分
行為
自分自身を形成する
(認識もその一部。
自分自身としての認識)
行為を形成する
(自分自身を
世界へ投げ出す)
時間の作用に対して
ホメオタシス的衝動
アポトーシス的衝動
行動とは恒常性の破壊
形成とは変化の破壊
人工知能
環境
興奮(環世界)
情報(エージェント
アーキテクチャ)
事物そのもの
(華厳哲学)
世界
(空)
世界(無限)
志向性の矢
知能
知能
この力が時
自分自身
(共創の場)
無限の世界無限の世界
身体=存在
身体を起点として自分が生成して行く。
志向性の矢
世界からの流れと自分自身の内側
からの流れで作り出した世界 = 現実
現実
現実
こちらから見たときの断面
人間を頂点とする価値観
=完全に言語を操るのは人間だけだ、
という考え
=縦の序列
環境の呪縛
環境からの自律
環境に完全に埋め込まれている
環境からある程度自由な行動を持つ
(遊ぶ)
環境から自由
言語的
「八百万的世界観」
=生物は皆等しく価値がある
=横の関係
存在的
存
在
の
声
を
聴
く
AI
受け入れる(愛する)
AI
コア
人間
この壁は何か?
ある程度自分の
恒常的な部分
世界
(空)
世界(無限)
志向性の矢
知能
世界
(空)
世界(無限)
志向性の矢
知能
比喩的に言うと、世界を食べて、自分を作っている
世界
(空)
世界(無限)
志向性の矢
知能
比喩的に言うと、世界を食べて、自分を作っている
世界
(空)
世界(無限)
志向性の矢
知能
比喩的に言うと、世界を食べて、自分を作っている
世界
(空)
世界(無限)
志向性の矢
知能
比喩的に言うと、世界を食べて、自分を作っている
免疫的分別
或いは
ニューラルネットワーク
一般化世界、客観化世界
捨てられた世界
主観世界
免疫的分別
或いは
ニューラルネットワーク
一般化世界、客観化世界
知能
この力が時
自分自身
(共創の場)
無限の世界無限の世界
身体=存在
身体を起点として自分が生成して行く。
志向性の矢
世界からの流れと自分自身の内側
からの流れで作り出した世界 = 現実
現実
現実
こちらから見たときの断面
世界
(空)
世界(無限)
志向性の矢
知能
比喩的に言うと、世界を食べて、自分を作っている
まとめ
• 人工知能は内面世界を持つことができるか?
持てる。
持つがゆえに、受け入れることと、受け入れないこと、
愛と憎ができる。
次回へつづく

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