企画資料
- 1. 発達障害 性教育研究会
発達障害における「性教育」のあり方と
現代教育での性教育の確立
発達障害 性教育協会
主催:発達障害支援アカンパニスト
- 2. 協会の目的
• 思春期を迎え、からだの変化や、『異性』に対しての興
味が出てきたとき、何をどう教えるかを中心に検討し、
発達障害やつまずきのある人がトラブルに巻き込まれな
いための対策をテキスト(教材)にまとめる。
• テキストは配布用の基礎編と販売用の基礎プラス応用編
に分ける(未成年向けマンガ・成人向け書籍等)
• 最終的には、そのテキストを使用し、性教育の地域での
支援活動と学会での発表まで視野に入れる。特に発達に
つまづきを持つ人には必要であることを啓発し、各所で
の講演会などを開催していく。
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- 3. 開催の背景
• アスペルガー症候群や高機能自閉症などASDといわれる人たちは、定
型発達の子どもたちが、当たり前のようにもっている知識や常識など
がなかなか入らないので、思春期の体の想定外の成長・性徴に戸惑い、
困り感を抱えがちです。また、思春期に当然訪れる異性への興味や憧
れなどの気持ちに戸惑うこともあります。その対象となる相手への気
持ちの伝え方、付き合い方などもわからない場合が多く、トラブルを
起こしてしまうことも少なくありません。
• 実際に、発達障害当事者が、被害者や加害者になる事件が後を絶たな
いことから、思春期から大人に向けての性の問題を検討し、正しい知
識を親や支援者・教育者がきちんと教えなければいけないという必要
に迫られています。
• 現状の教育現場で性教育が正しく理解されるための授業時間は皆無に
等しいと言われています。大人が正しい知識を子ども達に教えておら
ず、猥褻な映像などから間違った知識を取り入れて異性にDV行為を
している若者が少なくない。よって教育現場から見直す必要があると
考えています。
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- 4. テーマ 【思春期】
• 体の変化について、自分が受容できない。
• 親に伝えることもできない
• 性欲の処理の仕方もわからない
(通常であれば友達とのトークなどで知識を仕入れる)
• 男女の違いについて
• 性が商売になっている。
• 性を学ぶ教科書的な教材がない
• 被害者、加害者にならないためにはどうするべきか
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- 5. テーマ 【学校で教える事・教えな
<教えてる事>
い事】
• 女子の生理や体のしくみ等
• 妊娠・出産についてのメカニズム的要素
(養護教諭が保健の授業で指導)
<教わる機会がない事>
• 性行為・自慰行為については、学校では触れていない
• 障害特性を配慮した性教育
• 堕胎(中絶)のリスクや内容
• 命の育みとその背景
• 性病予防に基づく具体的教育
≪背景として≫
• 性については学校が教えるのか・家庭が担うのか区分がない
• 現状は教師も親も「性」に向き合う事がなくなりつつある
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- 6. テーマ【諸外国と比べた日本の性教
育】
【諸外国の性教育のあり方】
• 性に対するとらえ方の違い(同性婚などの受け入れ等)
• 性病予防に対するコンドームの正しい使い方
• 望まぬ妊娠とならないためにピルを認知する教育
• 各種、性病(クラミジア AIDS ヘルペス等)具体的に教育
• 民間教育団体による「各学校」での徹底した教育
• 大学教育学部のカリキュラムに性教育に関わる授業が組み込まれてお
り教員は教育するためのノウハウを持って教師になっている
• 性の位置付けが 衣食住と同じレベルで幼少時期から生活の一部とし
て教育されてきてる
• 性を「ケア」と「生物学」の2方向から学ぶ国もある
• マリファナが合法の国よりも日本の方が堕胎率が高い
• 日本は性感染症率が急激に上昇して来ている
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- 7. 24年度 目標
• 地域での正しい情報発信をするために発信ツールとして
の
テキストの作成
• 協力団体(個人)に多数、参加(協会登録)していただ
く
• 本(テキストから書籍化)の作成方法や販売・理解啓発
講座などの展開方法等の具体化
◆この企画書を用いて営業(声掛け・参画の促し)←協会へ
登録(入会)して頂くための活動
※テキスト作成が目的ではない。
正しい情報発信ツールとして作成←協会員(参画・参加者)
からの知識、及び情報の提供 地域への拡散の協力促し 6
- 8. 性教育協会 連携図 =個人加入
アカンパニスト
事務局
性教育協会
A団体 C団体
B団体
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