Spis 20120820
- 2. 就労定着支援システム『SPIS』とは?
• システム開発の背景
1.精神障がい者の雇用は、今後の課題
2.適切な状態管理と支援があれば、職場での定着は可能
奥進システムでは・・・ 日報による毎日の状態報告、支援機関との連携で定
着を実現
• システムの特徴
日報による状態管理 ・ グラフ化して状態を「見える」化 ・ 自己理解、管理
能力の向上
• システムの活用場面
職場での状態管理、働く人自身の自己認知、支援者や支援機関との情報共有
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- 3. 精神障がい者の雇用の現状
• 障がい者の法定雇用率が2.0%に引き上げ
• 精神障がい者の求職件数は増加傾向
300000 284428
• 民間企業における 250000
精神障がい者の 200000
身体障がい者
150000 知的障がい者
雇用が今後の課題 100000
精神障がい者
68747
50000
13024
0
雇用数
平成23年 厚生労働省 障がい者雇用状況の集計結果
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- 4. 精神障がい者を雇用する際の注意点
• 採用時にその人の障がい特性を見極めることが困
難
• 個人の特性を理解した上での対応が必要
• その人の状態把握、適切なコミュニケーションが
必要
• 長期で雇用することは難しい場合が多い
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- 5. 安定した長期雇用をするためのポイント
• 気分の落ち込みなどの兆候を見逃さないこと
• 必要な配慮を、ちょうど良いタイミングで行うこ
と
• 支援機関等と、適切に必要な情報をやりとりする
こと
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- 7. 就労定着支援システム『SPIS』の特徴②
• その人の気になるところを設定可能
独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構 障害者職業総合センター(NIVR)資料
と
NPO法人大阪精神障害者就労支援ネットワーク(JSN)の支援内容に
基づいたチェック項目が、あらかじめ用意されています。
そこから任意の項目を選択することができ、また新しくチェック項目を追加
する
ことが可能です。
• 障がいの特性や状態を細かく記録することが可能
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- 8. 『SPIS』でできる、状態の可視化とは?
表示期間の指定
チェック項目は「生活面」
「社会面」「作業面」「その
他」の
どれかに分類されます。
指定期間の各分類での
チェック項目の評価(1~4)
の
平均が棒グラフで表示されま
各チェック項目の
す。
指定期間の評価が
折れ線グラフで表示されます。
統計分析画面
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- 9. 『SPIS』による自己認知、自己管理能力の向
上
• 精神障がい者は、自分の状態を認識するのが困難
• 日報で毎日チェックすることで、自己管理の習慣
づけ
• チェック項目から求められる人材像を理解
例 チェック項目:人と協力して作業が行えたか
→ 「人と協力して作業を行うこと」が求められていることを認識
する
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- 10. 支援機関等との連携のために
• 奥進システムでは
JSNからの実習受け入れ→正規雇用となった社員が2名在
籍
• JSNによる就労定着支援を参考にし、
JSNの助言を受けて『SPIS』を開発
• 支援機関や産業医等と連携して職場の定着支援を行う場合
支援対象の障がい特性や現在の状態を提示できると、
より効果的な支援が期待できる
就労定着支援システム『SPIS』
日報、統計分析 『うぇぶサポ』
[現在の状態] [障がいの特性]
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