Spc2015 40

1. 応募者ID： 7A6FAFC7F3

2. 設定したターゲット
10代女性。
ほぼ毎日撮影する割合が男性以上に高く、週に1度の撮影頻度ではさらに比率は高まる。
スマホでの撮影について
スマホの所有率は年々急増しており、中でも16～19歳で90％に迫る勢いである。
また「スマホと言うカメラ」を持ち歩く時代になったことで、写真撮影が日常化。
特に10代は友人・知人恋人との日常のシーンを撮っていることが多い。
しかし、撮影した画像をプリントする割合はまだ低く、
スマホに保存された大量の画像からプリントしたいと言う潜在需要が眠っている。
10代の日常生活の中で、「プリントしたい!」「プリントする写真を
撮りたい！」と、感じる出来事に、サービスが寄り添う必要があると
考えます。
（富士フイルム調べ）

3. 10代の日常生活の出来事って？
「これはプリントしたい！」「プリントする写真を撮りたい！」と感じる出来事のひとつ。
部活動。
日々の練習、合宿、試合、入部と引退、先輩と後輩、選手と控え、顧問、マネージャー…
家でもなく、教室でもない、10代にとって、多くの時間を過ごすもうひとつ場、部活動。
きっとスマホで撮る出来事も多いはず。そんな今しかない、大切な時間たちを切り取るように
撮影されてきた画像の中から、永く思い出になるように、プリントにして残そう。
様々な10代の女性がいる中から、部活動で重要な役割を持つ「マネージャー」に目を向けました。
マネージャーは選手と違った角度から日々の部活動を見ている人物。
彼女たちから見た部活動を本にする施策を考えました。
マネージャー目線で見つめてきた部活動の日々。
引退日に１冊の本にして部員にプレゼント。
それが“ブカツ本”

4. 1 まずは撮る。

5. 2 撮ったらどうするか？
⇒ブカツ本制作へ。
サイトから写真をアップロード＆マネージャーたちのコメントを入力。
マネージャーさん向け特設サイトを用意。
マネージャーIDを登録し、情報を入力。
・写真のアップロード
・メッセージ
・部活動情報（大会記録など）
・部員名（名前ごとにバリアブル印刷します）
・引退予定日（引退日までに制作します）
※マネージャーIDは他のマネージャーIDとリン
クが可能。複数のマネージャーが撮影したデータ
を共有しながら、“ブカツ本”を作り上げます。
告知はWeb、SNS、ケータイショップ、スポーツ
ショップ、各大会会場、学生向けファッション誌、
スポーツ専門誌で行ないます。

6. 3 そして引退日当日
マネージャーから、
部員一人ひとりへ
“ブカツ本”が渡されます。
マネージャー目線で切り取られた様々な部活のシーンが1冊の本に。
引退しても、マネージャーたちの気持ちがこもったこの１冊があれば、
次の世界でも頑張れるはず。

7. 4 それだけでは終わりません。
ブカツ本の巻末に、
2層式シールを貼り付け。
はがすと中には
ＵＲＬと“選手ＩＤ”なる印字が
あらわれる。
部活動お疲れ様です！
マネージャーにはナイショ
でアクセスしてください！
http://fujifilm.jp/bukatsubon
選手ＩＤ：132 546 987
指定のＵＲＬにいくと。。。

8. 5 “おかえしブカツ本”のサイトが！
選手向け特設サイトを用意。
選手ＩＤを登録し、情報を入力。
・写真のアップロード
・メッセージ
・部活動情報
・マネージャー名
・卒業式日（卒業式までに制作します）
※選手ＩＤは他の選手ＩＤリンクが可能。複
数の選手が撮影したデータを共有しながら、
“お返しブカツ本”を作り上げます。
富士高校野球部の選手のみなさん！
部活動お疲れ様でした。
ブカツ本はいかがでしたか？
今度は、マネージャーさんへ“お返し
ブカツ本”をプレゼントしませんか？
マネージャーに比べて、撮れる画像は少
ないはず。そのため、ブカツ本以外に、
少ない枚数でもプリントできるツールを
用意。
例えば、マネージャーの写真からイラス
トを作成し、選手の寄せ書きと共にボー
ルにプリントのサービスなど。
部活動の引退⇒卒業式まで
タイムラグがある事を想定し、
この時間差を使って、お返しを作成
します。

9. 6 そして卒業式。
今度は選手からマネージャーへ
サプライズプレゼント！
友情が卒業後も続きますように。。。

10. 7 まとめ
期待 部単位での発注なので、ある程度まとまった数が見込めます。
学生という若い時代に富士フイルムのサイトで、ケータイで撮った画像から、
プリントしてツールを作った体験がきっかけとなり、
その後の生活の中で、ケータイで撮る⇒プリントするが習慣になることを目指します。
（例）進学⇒就職⇒結婚⇒出産…
（例）旅の思い出に、自作料理の記録に、上司の定年退職記念品など…
クラスとも異なる、部という組織での卒業アルバム的価値を提案し、
新規市場（部活動）、ターゲット（部員）を獲得します。
（高等学校で何かしらの部活動に入っている生徒は56.9％…2000年内閣府調査）
市場開拓
部という組織は「伝統」と言う名のもとに、様々な行事が代々繰り返されるもの。
伝統的に「引退式で贈呈する」⇒「卒業式でお祝い返しをする」が成立すれば、
自走するプロモーションとなります。
（マネージャー⇔選手、だけでなく、後輩⇔先輩など）
（「撮った画像をどうするか」から「プリントするために何をどのように撮るか」へ。）
自走させる