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Scalaでの例外
                              @kawachi


Thursday, January 17, 13
自己紹介
                • 最近興味のあること

                      • Scala, TypeScript, iOS, golang, etc.

                • 興味のままに 将来性のあるプラットフォームで仕事
                      したい!

                      • Scala + Elastic Beanstalk + TypeScript でお仕事中
                           (先週末から)


Thursday, January 17, 13
Scalaとの出会い
                • 昨年10月

                • 「Rubyのプログラムが遅いよ∼」

                • 「Scalaっていうのがあるよ」

                • 6倍速に

                • 現在 Scala 歴1ヶ月


Thursday, January 17, 13
Scalaでの例外処理
                • No checked exception

                • サボりがちですが、
                      別に起きなくなったわけじゃありません

                • Blog記事(Error Handling in Scala)の内容を紹介
                      http://tersesystems.com/2012/12/27/error-
                      handling-in-scala


Thursday, January 17, 13
try, catch, finally
                                            ~基本~
                • Java と同じ

                • catch は PartialFunction で書く

                           try {
                             f() // throw new MyException()
                           } catch {
                             case e: MyException => ...
                           } finally {
                             ...
                           }




Thursday, January 17, 13
Option
                     ~NullPointerException からの卒業~
                • 値が無いかもしれないことを型で表現

                • Some(A) or None

                • Option の敵 → Some(null)
                      Some(possiblyNull) ではなく Option(possiblyNull)

                • 使い方はコレクションっぽい。Cheat sheet 参照

                      • http://blog.tmorris.net/posts/scalaoption-cheat-sheet/



Thursday, January 17, 13
Either
                                         ~エラー応答~
                • Left[L] or Right[R]

                • Rightに成功応答、Leftにエラー応答

                • ネストが深くなる傾向あり (Either[A,Either[B,...]])
                           def f(): Either[FailResult, String] =
                             if (...)
                               Right("abc")
                             else
                               Left(FailResult("failed"))

                           f().fold(
                             error => ...,
                             success => ...
                           )

Thursday, January 17, 13
Try                    New in 2.10
                                                                  From twitter.util
                                 ~Wrap Throwable~
                • Failure[Throwable] or Success[T]

                • 例外を包む

                • スタックをまたげる → 非同期プログラミング

                           object Try {
                             def apply[T](r: => T): Try[T] =
                               try Success(r) catch {
                                 case NonFatal(e) => Failure(e)
                               }
                           }


Thursday, January 17, 13
Try の使い方
                           import util.Try
                           val sumTry = for {
                             int1 <- Try(Integer.parseInt("1"))
                             int2 <- Try(Integer.parseInt("2"))
                           } yield {
                             int1 + int2
                           }
                           sumTry match {
                             case Failure(e) => e.printStackTrace()
                             case Success(v) => println(v)
                           }




Thursday, January 17, 13
失敗からのrecover

                • Failure[Throwable] を Success[T] へ


                           var v: Try[Int]
                           val r: Try[Int] = v.recover {
                             case e: MyException => 100
                           }




Thursday, January 17, 13
まとめ
                • 基本は try, catch, finally

                • Option を使えば NullPointerException がなくなる

                • エラー応答を返したいときは Either

                • 例外を包む時はTry

                      • Futureを使った非同期プログラミングのお供に


Thursday, January 17, 13

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TataPixel: 畳の異方性を利用した切り替え可能なディスプレイの提案
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デジタル・フォレンジックの最新動向(2024年4月27日情洛会総会特別講演スライド)
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自分史上一番早い2024振り返り〜コロナ後、仕事は通常ペースに戻ったか〜 by IoT fullstack engineer
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【早稲田AI研究会 講義資料】3DスキャンとTextTo3Dのツールを知ろう!(Vol.1)
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Scalaでの例外処理

  • 1. Scalaでの例外 @kawachi Thursday, January 17, 13
  • 2. 自己紹介 • 最近興味のあること • Scala, TypeScript, iOS, golang, etc. • 興味のままに 将来性のあるプラットフォームで仕事 したい! • Scala + Elastic Beanstalk + TypeScript でお仕事中 (先週末から) Thursday, January 17, 13
  • 3. Scalaとの出会い • 昨年10月 • 「Rubyのプログラムが遅いよ∼」 • 「Scalaっていうのがあるよ」 • 6倍速に • 現在 Scala 歴1ヶ月 Thursday, January 17, 13
  • 4. Scalaでの例外処理 • No checked exception • サボりがちですが、 別に起きなくなったわけじゃありません • Blog記事(Error Handling in Scala)の内容を紹介 http://tersesystems.com/2012/12/27/error- handling-in-scala Thursday, January 17, 13
  • 5. try, catch, finally ~基本~ • Java と同じ • catch は PartialFunction で書く try { f() // throw new MyException() } catch { case e: MyException => ... } finally { ... } Thursday, January 17, 13
  • 6. Option ~NullPointerException からの卒業~ • 値が無いかもしれないことを型で表現 • Some(A) or None • Option の敵 → Some(null) Some(possiblyNull) ではなく Option(possiblyNull) • 使い方はコレクションっぽい。Cheat sheet 参照 • http://blog.tmorris.net/posts/scalaoption-cheat-sheet/ Thursday, January 17, 13
  • 7. Either ~エラー応答~ • Left[L] or Right[R] • Rightに成功応答、Leftにエラー応答 • ネストが深くなる傾向あり (Either[A,Either[B,...]]) def f(): Either[FailResult, String] = if (...) Right("abc") else Left(FailResult("failed")) f().fold( error => ..., success => ... ) Thursday, January 17, 13
  • 8. Try New in 2.10 From twitter.util ~Wrap Throwable~ • Failure[Throwable] or Success[T] • 例外を包む • スタックをまたげる → 非同期プログラミング object Try { def apply[T](r: => T): Try[T] = try Success(r) catch { case NonFatal(e) => Failure(e) } } Thursday, January 17, 13
  • 9. Try の使い方 import util.Try val sumTry = for { int1 <- Try(Integer.parseInt("1")) int2 <- Try(Integer.parseInt("2")) } yield { int1 + int2 } sumTry match { case Failure(e) => e.printStackTrace() case Success(v) => println(v) } Thursday, January 17, 13
  • 10. 失敗からのrecover • Failure[Throwable] を Success[T] へ var v: Try[Int] val r: Try[Int] = v.recover { case e: MyException => 100 } Thursday, January 17, 13
  • 11. まとめ • 基本は try, catch, finally • Option を使えば NullPointerException がなくなる • エラー応答を返したいときは Either • 例外を包む時はTry • Futureを使った非同期プログラミングのお供に Thursday, January 17, 13