【関連ブログ】 https://poppingcarp.com/sql-server_index/ データベースのインデックスについて、インデックスの種類、内部の仕組み、select時の動きを図解してまとめました。

1. データベースのインデックスの
種類と内部の仕組み
SQL Serverで数億規模のデータ量を扱ってみて

2. そもそもなぜ
インデックスが必要？？

3. インデックスの目的
登録されている「とあるデータ」を
無駄なデータアクセスなしで探し出すこと
(I/O回数削減)

4. インデックスの仕組みを詳
しくみると・・・

5. データページと
インデックスページ
具体的なデータとインデックスは別々の場
所に格納される ※注意
・データ更新(Insert、Update)の際
インデックスページの更新が必要
・インデックスページ分余計にディスク容量が必要

6. インデックスを利用して「とあ
るデータ」をselect
インデックスを上から辿り
最終的にデータページの
「とあるデータ」を特定

7. インデックスの種類

8. クラスター化インデックス
⭐特徴
・インデックスのリーフ部(一番下)がデータページ
・データページの並び＝インデックスページの並び
・テーブルに対して１つだけ付与可能
・betweenなどで並びの大量データをselect
するのに強い

9. 非クラスター化インデックス
⭐特徴
・インデックスページのリーフ部が
データページへのポインタ
・テーブルに対して複数付与可能
・ピンポイントで少量のデータをselect
するのに強い
※注意
大量のデータをLook up(ポインタでデータページ特定)
するとオーバーヘッドがかなりかかる

10. カバリングインデックス
⭐特徴
・インデックスページの全ノードに
select対象カラムのデータを保持
・データページのLookup不要select可能
・インデックスページのデータ容量が多い
※注意
この後紹介する付加列インデックスが利用可能なら
そちらの利用がオススメ

11. 付加列インデックス
⭐特徴
・インデックスページのリーフ部のみに
select対象カラムのデータを保持
・データページのLookup不要select可能
・インデックスページのデータ容量が少ない

13. おまけ

14. 個人的に意識していること
⭐ストレージを圧迫しないインデックスを貼る
無駄なカラムselectしない、無駄なカラムにインデックス貼らないなど
⭐インデックス更新時のオーバーヘッドは最小限に
update、delete、insertのことも考えてインデックス最小限に貼るなど
⭐データページへのLookupなくす
インデックスページだけでデータの特定からselectまで完結するように