LTspiceを活用した整流回路シミュレーション 
1 
● 出力特性を検証する 
● 平滑コンデンサのESRの影響を検証する 
● 突入電流を検証する 
● デバイスの損失計算を検証する 
2014年11月28日 
マルツエレック株式会社 
Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD
整流回路 
回路図 
2 
GND 
平滑 
コンデンサ 
Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD
整流回路 
3 
シミュレーション用の整流回路図を作成する上での3つの注意点 
(1)GNDの配置 
配置場所は回路図を参照して下さい。 
(2)Rs抵抗値について 
実際に測定出来れば測定値を入力する。測定値が無い場合、下記の値が 
目安になります。 
コモンモードチョークコイルがある場合 
Rs=ライン抵抗+コモンモードチョークコイルの抵抗成分=0.5+1.6=2.1[Ω] 
コモンモードチョークコイルが無い場合 
Rs=ライン抵抗=0.5 [Ω] 
Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD
整流回路 
4 
シミュレーション用の整流回路図を作成する上での3つの注意点 
(3)平滑コンデンサのESRの考慮 
平滑コンデンサのESRの考慮をすることで、ESRを考慮したシミュレーション 
を実施することができます。カタログにESR値がある場合はその値を採用 
します。カタログ値にESRの表記がなく、tan  
しかない場合、計算でESRを 
算出できます。 
    
          
 6 
tan tan 0.15 
0.0423 
  
2 2 3.14 120 470 10 
ESR 
C f C 
Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD
シミュレーション結果 
5 
整流回路 
リップルが観察できる出力電圧特性 
突入電流が観察できる 
デバイスの損失計算が出来る 
Rsの電流波形 
D3の電流波形D4の電流波形 
D3の損失波形 
Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD
6 
Appendix A 
整流ダイオードは、順方向特性と耐圧のみに再現性があるSPICEモデルです。 
25度のTYPモデルになります。 
新電元工業製のM1FE60のSPICEモデルのネットリスト 
.MODEL M1FE60 D 
+ IS=1.4177E-9 
+ N=1.7204 
+ RS=38.543E-3 
+ IKF=40.583 
+ CJO=1.0000E-12 
+ M=.3333 
+ VJ=.75 
+ ISR=100.00E-12 
+ BV=600 
+ IBV=10.000E-6 
+ TT=5.0000E-9 
Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD

Ltspiceを活用した整流回路シミュレーション

  • 1.
    LTspiceを活用した整流回路シミュレーション 1 ●出力特性を検証する ● 平滑コンデンサのESRの影響を検証する ● 突入電流を検証する ● デバイスの損失計算を検証する 2014年11月28日 マルツエレック株式会社 Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD
  • 2.
    整流回路 回路図 2 GND 平滑 コンデンサ Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD
  • 3.
    整流回路 3 シミュレーション用の整流回路図を作成する上での3つの注意点 (1)GNDの配置 配置場所は回路図を参照して下さい。 (2)Rs抵抗値について 実際に測定出来れば測定値を入力する。測定値が無い場合、下記の値が 目安になります。 コモンモードチョークコイルがある場合 Rs=ライン抵抗+コモンモードチョークコイルの抵抗成分=0.5+1.6=2.1[Ω] コモンモードチョークコイルが無い場合 Rs=ライン抵抗=0.5 [Ω] Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD
  • 4.
    整流回路 4 シミュレーション用の整流回路図を作成する上での3つの注意点 (3)平滑コンデンサのESRの考慮 平滑コンデンサのESRの考慮をすることで、ESRを考慮したシミュレーション を実施することができます。カタログにESR値がある場合はその値を採用 します。カタログ値にESRの表記がなく、tan  しかない場合、計算でESRを 算出できます。                6 tan tan 0.15 0.0423   2 2 3.14 120 470 10 ESR C f C Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD
  • 5.
    シミュレーション結果 5 整流回路 リップルが観察できる出力電圧特性 突入電流が観察できる デバイスの損失計算が出来る Rsの電流波形 D3の電流波形D4の電流波形 D3の損失波形 Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD
  • 6.
    6 Appendix A 整流ダイオードは、順方向特性と耐圧のみに再現性があるSPICEモデルです。 25度のTYPモデルになります。 新電元工業製のM1FE60のSPICEモデルのネットリスト .MODEL M1FE60 D + IS=1.4177E-9 + N=1.7204 + RS=38.543E-3 + IKF=40.583 + CJO=1.0000E-12 + M=.3333 + VJ=.75 + ISR=100.00E-12 + BV=600 + IBV=10.000E-6 + TT=5.0000E-9 Copyright(C) MARUTSU ELEC CO. LTD