思い込みから逃れた先には、
可能性がある
関西Javaエンジニアの会
ポノス株式会社
阪田 浩一 @jyukutyo
#kanjava
Disclaimer
一部生々しい描写がありましたが、
本資料アップロード時に
削除しました。
会長だけど“じゅくちょー”
• ソフトウェアエンジニア
• 関ジャバ会長(JUGリーダ)
• JVMが大好き
• ポノス株式会社
– スマホゲーム開発
今日伝えたいこと
自分が動けば、
エンジニア人生は
もっと楽しめる!
無意識にはめた
自分への枠を
取ろう!
スペック
• 39歳
• 日本生まれ日本育ち
– 関西から出たことなし
• 妻、子ども3人
• 住宅ローンがあと26年
エンジニア歴15年
9 6
客先常駐 自社サービス
ディスアドバンテージ??
• 24歳で初プログラミング
– 常駐会社の新卒研修で
• 文系卒
– 文学部哲学科
• 最初の1年COBOL
始まりは
客先常駐
元請け(プライム)
2次請け
3次請け(名刺ありません的な)
所属会社 <- ココ!
多重派遣
客先常駐
それはまさに…
容疑者は
プロジェクト全員
身体疲弊、リリース延期、本番障害…
特定の“誰か/何か”
が悪いんじゃない
でもどうにもできない
力が欲しかった
このままでは毎回
プロジェクトは失敗し
自分は酷使される
しかし所詮1,2年目
学ぶための
下地もできていない
まずは資格を取りまくった
• 基本情報技術者 -> ソフトウェア開発技術者
• UMTP L1
• OCUP インターメディエイト
• Oracle Master Silver 9i
• IBM DB2 Fundamentals
• SJC-P 1.4 -> 5.0
• SJC-WC 1.4
• SJC-BC 1.3
• MCSD .NETトラック
• LPIC Level 1
最高記録
5週間連続で
別々の資格に合格
技術記事書いた
• Stack Asterisk
– 今はない@IT的なWebサイト
• JAVA PRESS Vol.42
– Hibernate利用の手引き
– 2005年
• Eclipse パーフェクトマニュアル
– Vol.1? Vol.2?
– 何を書いただろう…?
執筆!?
COBOL -> Javaへ転職
執筆者がいる
会社を選んだ
書くと決まってから
調べまくった
これは
プロジェクトで
自分の身を
守ることにもなる!
ネゴシエーションの
材料という意味で
技術書を読みまくる
(年8万の出費)
人生を変えた
一冊
DIとSpringに
のめり込む
2006年
共著
1章分
2007年
共著
2章分
2010年
単著
500p
韓国で
翻訳
今思えば
ほんとたいしたこと
書けてない…
ロッド・ジョンソン氏にも会う
プロジェクトでは
フレームワークや
アーキテクチャ選定へ
よいポジション
よい待遇で入れば
プロジェクトの悲しみを
減らせる!
理不尽を防げるから
プロジェクトマネジメント
開発プロセス
ファシリテーション
なども書籍を読み漁る
けれど
所詮は
2次請け以下の
客先常駐
身近なところは
変えられても
それ以上は…
どのプロジェクトにも
まともな
エンジニア/マネージャが
少なかった
このまま
自分のエンジニア人生を
捧げるの…?
このころ
Web系企業が
浸透
“すでにやっている”会社に
入ろう
XPベースのアジャイル開発
をしている
事業会社へ転職
職歴
1 8 5.5 0.5
客先常駐COBOL 客先常駐Java
Webサービス スマホゲーム
アジャイルチームの
リーダーに
すべてはサービスのために
• 企画者と話し
• ビジネス要件と技術要件を合わせて
バックログを整備し
• 週間のイテレーションを回し
• ビルドプロセスを改善し
• 障害対応とパフォチューをする
いわゆる
エンジニアリング
マネージャ的な??
主体的に仕事をやれる
幸せ
何も迷うことはない
はずだった
考えもしない方向へ
人生が進む
この頃
関ジャバ6年目
Java Day Tokyo 2015
関ジャバ、
つまりコミュニティから
自分の世界が
広がってしまった
いろんな人から
話を聞いていた
JavaOneへ
JavaOne San Francisco 2015
Photo by Yuichi Sakuraba
衝撃を受ける
めちゃくちゃ
エンジニアを楽しんでいる
世界中の人たち
当たり前のように
英語でスピーカーをする
日本人たち
関ジャバ発起人の1人も
Photo by Yuichi Sakuraba
“めっちゃ
楽しげやん…!”
僕もそうなりたい
DevoxxUS 2017で
15分の英語セッション
セッションが採択されてから
猛烈に英語習得
通勤時、発音CDを
口ずさみ、
NHK語学のストリーミングを
聴きまくる
有給取って
1週間
フィリピンの
語学学校へ
海外エンジニアと
交流して
さらに自分を高めたい
自分を取り巻く状況が
勝手にいい方向へ
転がっていく
JOnsen
Photo by Yuichi Sakuraba
今年2018年は
5/17(月)
2015年から
すでに5回
海外カンファレンスへ
海外エンジニアに
知り合いができてきた
エンジニア人生
というより
人生そのものが
豊かに
2017年、
会社では課長に
マネジメント研修
なるものが控え、
課メンバーの育成も
仕事の中心に
そういうのが仕事でも
そこまで嫌じゃない
でも、
関ジャバ代表として
こんな普通じゃない
経験をさせてもらって
いわゆる
日本企業の管理職に
なってしまっていいのか?
自分は
これから
キャリアを築く
関ジャバメンバーには…
アイデア
経歴を公開して
オファーを
待ってみよう
エンジニアとしての道で
家族を養える
オファーなら
熟考しよう
エージェントの
コンタクトはスルーし
企業から
直接メッセージを
もらったとき
やりとりを始める
半年以上
気長に気楽に
やってみた
エンジニアに
戻った
エンジニアとしての
自分の力量には
自信がない
ただ、
こんな経験してる人も
日本にまだ少ない
“日本の普通”
じゃないキャリアを
歩んでみよう
まとめ
今の自分の
“少しだけ外”にあることを
(かなり後悔しながら)
なんとかこなす
背伸びして
ギリギリできるかな?
をやってみる
背伸び
= 今の自分の外、
だけどすぐ横にあること
失敗しても
実は失うものなんてない
精一杯準備して
失敗したなら
それはしょうがない
そうやって
“少し外”を
繰り返していく
そうすれば
いつの間にか
“選択肢が増える”
それがあなたのキャリア
今日伝えたいこと
自分が動けば、
エンジニア人生は
もっと楽しめる!
無意識にはめた
自分への枠を
取ろう!

KanJava 201804 Career 思い込みから逃れた先には、可能性がある