介護におけるIoT(Internet of Things)の活用

1. IoTを介護に活用してみよう
2015/10/23
福村 浩治

2. IoTとは
Internet of Things（モノのインターネット）の略。
いろんなものがインターネットにつながった状態。
様々なモノから情報を集めて、
役に立つ情報に仕立て直す。
介護においては、見守りサービスなどで
活用されていくことが予想される。

3. 見守りサービス例（NTTCom）
引用元：
http://www.rbbtoday.com/article/2015/07/31/133913.html

4. RaspberryPi2
赤外線リモコン
カメラ
テレビ
電灯（照明）
エアコン
BlueTooth
Wifi
HDMI
Windows10 IoT Core
Windowsユニバーサルアプリ
活用の具体的なイメージ（見守り＋α）
USB
在宅利用者 遠隔地利用者
温湿度センサー
モジュール
スマホ
タブレット

5. 何ができるか？
・遠隔地から利用者の映像を視聴可能
・遠隔地から利用者宅の温度、室温を把握可能
・利用者の動体検知が可能
・遠隔地からテレビ、エアコンなどの操作可能
・遠隔地から利用者と会話可能（テレビ電話）
(アイディア次第で)and More!

6. 想定する将来拡張１（Webサーバー）
在宅利用者
遠隔地利用者
Webサーバー
Webシステム
バイタルなど
各種情報
加工・分析し
た情報
別サービス事業
（ビッグデータ活用）？
新たなサービスの拡張

7. 想定する将来拡張２（M2M）
在宅利用者
ロボット
医療機関
役所 など
掃除機冷蔵庫
スーパー
各種センサー
夕食はハンバーグが
食べたい
部屋を掃除して

8. ハードウェア・技術面
・RaspberryPi2
デスクトップおよびノートPCと比べると非力ではあるが、Linuxを動作させるに
は十分のスペックと言われ、価格5,000円程度で、価格面でのメリットが大きい。
ここ数年、ブームになっている。元々、推奨OSはRaspbianだが、2015/08/10に
MicrosoftがWindows10 IoT Coreを無償提供しており、広がりつつある（はず）。
・Windows10 IoT Core
普及していくかは未知数。昨今のWindowsRTの失敗もあるので、どうか。
現状のバージョンとして、Wifiアダプタが特定のものが使えない、カメラモ
ジュールを使えないなど、デメリットが大きい。しかし、Windowsユニバーサル
アプリが使えるメリットは大きい。
・Windows（ユニバーサル）アプリ
VB.Net,C#などで開発可能。 PC だけでなく、スマホ、画面を持たないデバイスで
も動作する。配布はマイクロソフトのストア経由となる。

9. 他社類似サービス例
・NTTグループ等
http://www.rbbtoday.com/article/2015/07/28/133780.html
・Panasonic
http://panasonic.biz/solution/cloud-service/iot-m2m/scene/mimamori.html
・Panasonic&富士通
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/062602154/
・やさしい手
http://caretimes.jp/blog/2015/10/06/yasashiite/
・ビズロボジャパン&コムツァイト
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000011515.html