HoloLens Meetup3 で発表したHoloLensアプリケーション開発時のTips集です。

1. アプリ開発時に役に立つ
HoloToolkitのアレやコレ
山中 大輔

2. 自己紹介
山中 大輔
Twitter：@dy_karous
Blog：http://blog.d-yama7.com/
HoloLensが好き

3. ブログ書いてます

4. ちょっとしたものつくってます

5. 今日はHoloLenアプリ開発時に役に立つ(と思っている)
prefabやスクリプト、サンプルシーンを紹介します
(時間の許す限り…)

6. SpatialUnderstanding
こうなるこれが

7. 使い方は超簡単
SpatialMapping.prefabと
SpatialUnderstanding.prefabを配置
チェックを外す
SpatialMappingの設定

8. 使い方は超簡単
SpatialUnderstandingの設定
メッシュのマテリアルを配置

9. できることはそれだけじゃない
masterブランチ上のHoloToolkit-ExamplesのSpatialUnderstandingExample.sceneより
メッシュから特定の形状を検出できる
椅子を検出！
(正確には床から高さ0.3～0.75mの範囲内で
面積0.35m^2で床に水平な平面を検出している)

10. ボイスチャット
時代はコラボレートコンピューティング…
まずは第一歩としてボイスチャットを実装する
スクリプトを配置するだけ！

11. InputManagerTest.scene
GazeやAirTapで3Dオブジェクトが様々な反応を見せてくれる
UIの参考になる…と思っていたが
Testパッケージ内のHoloToolkit-Testより

12. 余談：MS公式のUIコンポーネント
もっとすごいものが5月頭に公開されていました
https://github.com/Microsoft/MRDesignLabs_Unity

13. 3DTextPrefab
・なんの変哲もないTextMesh
・だがHoloLens上で見やすいようにFontSizeやScaleが調整されている
・実機デバッグ時にログメッセージの表示とかに使える
・例えば、HoloLensCameraの下に配置して常に面前に表示させる、など

14. こんな感じ
カメラより少し前に配置
TextMesh.textに
表示させたいメッセージをセット

15. Interpolator
・2点間(Vector3)を補間するスクリプト
・Vector3.Leapを簡単に使える、と思えばいい
・補間移動などをさせたいGameObjectにスクリプトをアタッチ
・Interpolator.SetTargetPosition(Vector3 position[移動先])をコール
・ぬるぬる動く
・Rotation、Scaleの補間用メソッドも用意されている

16. RemoteMapping
・SpatialMappingで取得したメッシュをネットワーク越しに別端末に送信
・SharingService.exeを使わなくても送信できる
・メッシュのシリアライズ手順とか参考になる

17. Tagalong
・GameObjectにアタッチするだけで、Body-Lockedなオブジェクトに
・SimpleTagalong、SphereBasedTagalongなどのバリエーションもある

18. WorldAnchorManager
・WorldAnchorの管理を容易にするヘルパースクリプト
・AttachAnchor、RemoveAnchorだけでアンカーの取り付け/取り外しが可能
・デバイス内部への保存/削除も同時にやってくれる

19. 以上です。
ありがとうございました！