2017年05月勉強会

1. Gitに触れよう
2017/05/19 勉強会
トラッシュブリーフィング合同会社
name: I.R
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2. 1 Gitってなに?
2 Gitのコマンドライン構文
3 様々なオプション・コマンド
4 HEADって何者？
5 まとめ と 今後
6 参考にした情報元
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目次

3. Git とは
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1.Gitってなに？
分散型バージョン管理システムです。
もともとはLinaxでソースコードを効果的に管理したかったらしい。
（もちろんMac, Windowsでも使用できます）
分散型（Git, Mercurial, Bazzar 等）
開発者はそれぞれが「リポジトリ全体」のコピー
を所有する。
その為、ネットワーク環境などが不要。
集中型（SVN, CVS 等）
１つのリポジトリを多数の開発者が触ることになる。
触るべきリポジトリにはサーバやネットワーク環境が
必要な為コストがかかったりする。
ローカル環境にリポジトリを保持する
分散型と集中型

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2.Gitのコマンドライン構文
Gitにも共通の構文規約が存在します。
git [オプション] <コマンド> <args>
お約束
まず最初に必ず ”git” を入れます。
「これからGitを使いますよ」的な意味合いなので、スイッチやコマンドだけ入力して
も怒られます。
git -p help -a
右図は上記のコマンドを入力して出された
出力結果です。
ここではGitのヘルプをオプション付きで
呼び出しています。

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3.様々なコマンド
Gitには様々なコマンドが用意されており、
これらを使用することでバージョン管理を行う。
config
Gitでは使用者の名前とメールアドレスの登録が必要です。
そのために設定を行う際に使用するコマンドです。
例：git config --global user.name “hogehoge” 使用者の名前を登録します。
add
Gitでは開発者がファイル全体ではなく、指定したファイルだけをコミットすることが出来ます。
そのために「ステージングエリア」と呼ばれる場所に一度ファイルを登録する必要があります。
この「ステージングエリア」への登録の際に使用するコマンドです。
例：git add hoge/fuga/piyo.html
「~/piyo.html」というファイルをステージングエリアに登録します。

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3.様々なコマンド
branch
リポジトリで行う開発の経路です。
下図の青い丸部分に今までの履歴が入っているイメージで、１つ１つに名前が付いています。
このコマンドは現在のブランチを確認したり、新しく作成する際に使用します。
例１：git branch 現在のブランチやブランチの一覧を確認できます。
例２：git branch hoge/1001 引数を指定すれば「hoge/1001」というブランチを作成します。
checkout
ファイルのコピーを要求します。
個人的にはコピーの要求というと集中型のイメージであって、Gitではブランチの移動といった
認識をしています。
その為、ブランチを切り替える際に使用します。
例：git checkout hoge/1001 「hoge/1001」というブランチへ移動します。

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3.様々なコマンド
commit
ステージングエリアに登録されたファイルをコミットします。
コミットする際にはコメントを残すと共有が円滑になると思います。
例：git commit addしておいたファイルをコミットします。
例：git commit -m “コメント” コミットの際にコメントを付与します。
push
リモートリポジトリにコミット内容をアップロードします。
リモートリポジトリは予め作成しておきましょう。
例：git push origin hoge/1001
リモート名「origin」に「hoge/1001」というブランチをアップします。
「hoge/1001」が「origin」に存在しない場合は自動で生成します。
ローカルリモート

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3.様々なコマンド
pull
リモートリポジトリにアップされているディレクトリをローカルリポジトリへ取り込みます。
pushがアップロードに対してこちらはダウンロードといった感じ。
例：git pull origin master
pushと同じようにリモート名「origin」にある「master」ブランチを取得します。
log
コミット履歴を表示します。
このコマンドを使用した際に、今までコミットした時に付与してきたコメントを閲覧すること
ができます。
例：git log ブランチにコミットされた履歴を表示します。

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3.様々なコマンド
diff
ファイル変更箇所の差分が確認できます。
個人的にはIDEとかで見れるならそっちの方がわかりやすいと思う。
例：git diff 最新のコミットと変更した箇所の差分が表示されます。
status
全体の変更が確認できます。
addする前に行うとステージングエリアに登録したいファイル、登録したくないファイルを
確認できるので便利。
例：git status addしたかどうか等の変更点の状態が確認できます。

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4.HEADとは何者？
Gitのブランチには「HEAD」と付いているものがあります。
これは、現在使用しているブランチの最新コミットを表すものです。
デフォルトではmasterの先頭を表しており、ブランチを移動することでHEADも移動します。
また、 ~(チルダ) や ^(キャレット) を使用することでHEADを起点に相対位置を指定することが可能です。
~(チルダ)を付け加えることで何世代前の親であるかを指定することができる。
^(キャレット)を付け加えることで親が複数ある場合、何番目の親であるかを指定できる。
HEAD
HEAD~1
or
HEAD^
HEAD~1^1
HEAD~1^2

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5.まとめ と 今後
Git の流れ おさらい
1. リポジトリを作成 もしくはクローンする
2. ファイルを編集してステージングエリアを経てコミットする
3. これまでの変更履歴をpushして自分の変更をアウトプットする
4. 他の開発者の変更をpullで取り込み、更に編集...
今後の課題
1. 存在は知ってるけど使ったことはない... ようなコマンドについて調査(submoduleとか...)
2. GitHubなどのGitと連携することが出来るWebサービスについて
3. 専門用語について
4. 他のバージョン管理システムとの明確な比較

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6.参考にした情報元
・サルでもわかるGit入門
http://www.backlog.jp/git-guide/
・Git コマンドまとめ Qiita
http://qiita.com/merrill/items/375b20de0a5dbc35265d
・【初心者向け】Gitってなに？①まず流れを理解する（コードなし） Qiita
http://qiita.com/nutsinshell/items/96cb83aecf9d09a7a8bc
・Progate
https://prog-8.com/
・独習Git
https://www.amazon.co.jp/%E7%8B%AC%E7%BF%92Git-
%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%9E%E3%83%AA/dp/4798144614
・Learn Git Branching
http://k.swd.cc/learnGitBranching-ja/?demo

13. 終わり
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