D-Learning #2 [AWS勉強会 初級編2] の資料です。 #dlearning_osaka

1. サクッとできるEC2インスタンスの作り方。
～ 注意点を添えて ～
2015/03/26 D-Learning #2 [AWS勉強会 初級編2]

2. 自己紹介
• 名前
– 酒井崇匡
• お仕事
– AWSを使ったサービスCloudeoの中の人
– Zabbixの面倒みたり、fluentdの面倒見たり
• Twitter
– @nullpop

3. サクッとできるEC2インスタンスの作り方。
～ 注意点を添えて ～

4. マネジメントコンソールにログイン

5. http://aws.amazon.com/jp/
にアクセス！

8. メールアドレスを入力
パスワードを入力

9. [Sign in using secure server]
をクリックしてログイン

11. 次にリージョンの選択

13. 今回は東京リージョンを選択

14. EC2の管理画面へ移動

15. EC2をクリックする！

17. EC2インスタンス作成画面へ移動

18. Launch Instance
をクリック

20. OSの選択

21. 今回は Amazon Lunux を利用

22. Free tier eligibleってなんぞ
• AWSはアカウント登録から12カ月間無料
で試せる枠がある。
• 無料枠の対象であるという
• これがついていないOSやインスタンスタ
イプは無料期間内でも利用料金が発生
• 全てが無料ってわけじゃないので注意

23. それでCentOSとか
RHEL6は使えないの？

24. あるよ！

25. AWS Marketplaceをクリック

27. ここに検索キーワードを入れて検索

28. ちなみに
• CentOSも無料期間中はmicroインスタン
スだと無料で使える。
• DebianやFreeBSD、VyOS等色々なOSの
イメージが用意されている
• 料金はイメージ毎に異なるので注意が必
要。

29. OSを選んだら
次はインスタンスタイプの選択

30. 今回は無料枠のt2.microを選択

31. インスタンスタイプを選択したら
Next: Configure Instance Details
をクリック

32. ストレージのサイズと
タイプの設定

34. 必要なDISK容量を入力
選択可能なサイズは8GiB～2000GiB
※先日EBSは16TBまで利用可能になりました
がRootVolumeは2TB 以上にすると起動しな
い場合があります。

35. 利用するVolumeTypeを選択
今回は「General Purpose（SSD）」
を選択

36. ここで3種類のDiskについて軽く解説

37. Magnetic
• 従来の磁気ディスクタイプのDISK Volume
• 1GBから1TBまで選択可能
• 容量当たりの料金は一番安価
• ただしIOPSあたりの課金もある
• そのため若干見積もりにくい
• 読み書きが多いサービスには不向き

38. General Purpose
• SSDタイプのDiskVolume
• 確保した容量のみでの課金される
• 1GBにつき3IOPSの書き込み性能がベースラインになる。
• １TBまでは最大3000IOPSまで一定時間バースト
• 一定時間バーストすると確保している
容量(GB)×３IOPSまでのIOPS以上でなくなる
• Diskの負荷が低くなりベースライン以下になるとバーストできる時
間がチャージされまた負荷が高くなった時バースト出来るようにな
る
• どれだけ回復できるかは確保されている容量による
• 1000GBから3333GBまでは容量(GB)×３IOPSのパフォーマンスが
発揮可能。ただしバーストはなし。
• 3334GBから16TBまでは容量にかかわらず10,000IOPSまでのパ
フォーマンスが発揮可能

39. Provisioned IOPS
• SSDタイプのDiskVolume
• IOPSを必要な分予約出来る
• 確保した容量+予約したIOPS分で課金さ
れる
• 予約したIOPS分は年間99.9%使えるよう
保証されている。
• DBなど安定したディスクパフォーマンス
が必要な時に使う

40. ディスク容量やタイプを選択したら
Next: Tag Instance
をクリック

41. タグの設定

42. ホスト名等人間が見てわかりやすい名前を入れてあげる。
命名規則等はその組織のものに従おう！

43. 名前つけたら
Next: Configure Security Group
をクリック

44. セキュリティグループの設定

45. セキュリティグループとは
• 簡易のファイヤウォールの様なもの
• ホワイトリスト形式で通過できるIPアド
レスやポート番号、プロトコルを指定
• 許可していない通信は全てここで止めら
れる。

46. アカウント作成後だとルールがないので作成する

47. セキュリティグループの名前を入力

48. セキュリティグループの説明を入力

49. SSHの接続を許可する場合はSSHをプルダウンから選択

50. MyIPにすると自動的に今接続している
グローバルIPアドレスが入力される！

51. プルダウンをクリックするをSMTPやHTTP等
代表的なポート番号が簡単に登録できる。
リストにないポートを使って言えるときは
Cutom TCP Rule等を使って自分で設定する

52. 通過させたいポート番号を入力

53. 自分が今アクセスしているIPアドレス以外の
特定のIPアドレスやCIDRで許可したい場合は
CusttomIPにしてIPアドレスもしくはCIDRを入力。
IPアドレスが一つの場合も
必ずIPアドレスの後に/32を入れること。
入れないとエラーになる

54. HTTPの通信を全公開したい
場合はTyepをHTTPに

55. Source(接続元)をAnywhereに

56. 全て設定できたら
Review and Launch
を選択

57. 設定内容のレビュー

59. 今まで設定した内容が全て出て
くるので間違いがないか確認

60. 問題なければ Launch をクリック

61. Key Pair の選択

62. 初期状態のアカウントはKey Pair
がないで作成する必要がある。

63. Key pair Nameを入力

64. 秘密鍵をダウンロード

65. ダウンロードできたら
Launch instancesをクリック

66. Key pairについて
• Windowsを除いたEC2インスタンスには基本的に
は鍵認証を利用してログインすることになる。
• その為の秘密鍵が先程ダウンロードした鍵ファイ
ル
• 公開鍵はインスタンス起動時に自動的に埋め込ま
れる。
• ログインユーザは多くの場合はec2-userとなって
いる。
• Windowsの場合はダウンロードした鍵をつかって
初回のAdministratorのパスワードをマネジメン
トコンソールに表示させる

67. 作成中の画面に移る

69. インスタンスIDをクリックする

71. 黄色でpendingの時はまだ起動準備中

72. 緑でrunningになると仮想サーバが起動中

73. 仮想サーバが起動するとPublicIPと
PublicDNSが割り当てられる

74. インスタンスにログイン

75. クライアントOSがWindowsの場合
• 好みのSSHクライアントをインストール
– TetaTerm
– Rlogin
– Putty
– Poderosa
• ec2-userで鍵認証を使ってログイン
• 秘密鍵はパスフレーズはかかっていない
のでうっかり流出すると誰でも使えるの
で注意が必要

76. クライアントOSがOSXの場合
• ターミナル.app等を起動
• ssh ec2-user@<PublicIP> -i /path/to/privatekey.pem

77. ところで

78. AWSのアカウント情報
の管理に気をつけよう

79. 万が一アカウントが乗っ取られると・・・

80. • 高価なインスタンスを使われて某仮想通
貨の採掘に使われる。
• 攻撃の踏み台に
• S3やRDS、DynamoDBに格納されたデー
タを盗まれる、消されてしまう。
等々・・・

81. その結果
• 個人利用のアカウントに数百万の請求が
• 保存していた個人情報などが流出
• サービスで使っていたデータが消失し継
続できなくなった
等々・・・

82. AWSに限らず他のサービスでも起こりうる。

83. アカウント管理はしっかりやろう！！

84. 対策案
• ルートアカウント（メールアドレスでログイ
ンするアカウント）はMFA（Multi-Factor
Authentication）を利用する。
• IAMユーザを作成して必要な権限のみ切りだ
して利用する。
• IAMユーザのアクセスを特定のIPアドレスか
らのみに絞る
• SDKを利用したスクリプトにアクセスキーを
ベタ書きしない。
• IAMRole等うまく使う

85. 公式ドキュメント
• 「IAM ベストプラクティス」で検索
• http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/IA
M/latest/UserGuide/IAMBestPractices.
html
• 英語じゃなくて日本語なのでアカウント
を作ったらインスタンスを作る前に読ん
でおこう！

86. おわり