みんな大好き!! ファイルサーバー
DFS-R vs S2D
2017年6月
アジェンダ
2
• 柔軟な構成が組めるのはどっち?
• 大規模環境に向いているのはどっち?
• 障害時の影響が小さいのはどっち?
対決 三番勝負!!
自己紹介
3
Azureブログ 書いてます!!
ココ
①柔軟な構成を組めるのはどっち?
DFS-R
4
[同期or非同期]S2D
Active Active
Standby
Active Active
[非同期]
一方向
双方向
②大規模環境に向いているのはどっち?
DFS-R
5
S2D
スケールアップ スケールアップ
スケールアウト
…
6
Win2016でDFSが構成できない・・・
③障害時の影響が小さいのはどっち?
DFS-R
7
S2D
Active Standby Active Active
注意点 排他制御
DFS-R
8
S2D
同じファイル 同じファイル
結果発表
DFS-R S2D
柔軟な構成が組めるのはどっち?
大規模環境に向いているのはどっち?
障害時の影響が小さいのはどっち?

Editor's Notes

  • #3 中途半端~
  • #4 Azureブログ書いてます!! 今日はこれが、言いたかった!! ブログの宣伝ができたので、本望です! あ、名前はですね。 すみっこに書いてますので、「くらう道」で検索してみてください。
  • #5 今回は、ファイルサーバーでHA構成を組んだ場合の比較をしてみたいと思います。 先ずは、おさらいを兼ねて DFS=非同期しか組めません。ただし、同期の方向を一方向と双方向と選択できます。 双方向を選択した場合、A/A構成となり、一方向とした場合は、A/S構成となります。同期はブロック単位ですが、開いてるファイルは同期されません。 S2D=同期or非同期を構成できる。どちらを選択してもA/A構成となる。同期はブロック単位です。こちらは、ファイルを開いていても同期されます。 ファイルロック状態でも同期ができるのは、進化を感じますね。 ロードバランサーを上手く使えば、A/S構成が組めたりします。
  • #6 最大パフォーマンスはどっちが上か? 理屈上、 DFSのパフォーマンスを上げるには、仮想マシンのサイズをアップさせるしかありません。 つまり、「スケールアップ」させるしかありません。 ディスクのパフォーマンスはほぼ同条件なので除外します。 対して、S2Dは、 スケールアップとスケールアウトの両軸でパフォーマンスを上げる事が可能です。 実際、ベンチマークをとろうかと思ったのですが、
  • #7 ベンチマークをとるつもりだったのですが、、 Win2016でDFSが構成できない、、、 PowerShellでやれとかKBをアンイストールしろとか、やってみたのですが、 状況かわらずでしたので断念しました。 一番気になるところだと思いますので、後日ブログにて報告致します。
  • #8 一番気になるところ DFSの場合、Standby側のサーバーダウンなら問題ありません。データをロストする事はありません。 ただ、Active側の場合は話が変わってきます。 Standby側への同期が完了する前にActive側がダウンすると、データがロストします。 S2Dの場合は、同期しているので、データをロストする事はありません。 この勝負、S2Dの勝利です!
  • #9 同じファイルに同時アクセスした場合を考えてみます。 結論から申しますと、どちらも排他制御ができません。 最後に保存した内容で上書きされます。 なので、片方をリードオンリーにするとか、ロードバランサーで振り分けるとかの仕組みが必要です。 ここは、両者引き分け~
  • #10 結果的にはDFS 0勝、S2D 2勝 1引き分けなので、S2Dの勝利~~ 注意点ですが、ファイルサーバー=S2Dを推奨しているわけではありません。 要件とS2Dがマッチしているか確認してから導入してくださいね ひとつ、S2Dで不安なところは、 Azure上の仮想ネットワーク(Vnet)は帯域が保証されていないので、帯域食いのS2Dはどうなの?ってところでしょうか? RDMAがどのマシンでも利用できるようになれば、不安が無くなるのかな~と思います。 今回は、独断と偏見を交えて、まとめてみました。 以上、ご静聴ありがとうございました。