仮想通貨のブロックチェイン技術による
P2P型電子投票システム
CongreChain
Openassets-ruby
gemライブラリの開発とその応用
近畿大学 山崎研究室、ハウ・インターナショナル
Open Assets Protocol
カラードコイン技術の一つ
現時点では最も実用的なブロックチェインFinTech
Nasdaqが採用
未公開株取引基盤
カラードコイン
bitcoinのブロックチェインを利用
アセット(流動資産)の「量」の転々流通
	
	
0.000006	
BTC	
10000	
票		
	
0.000006	
BTC	
	
	
0.000006	
BTC	
3	
票	
	
	
0.000006	
BTC	
1	
票	
	
	
0.000006	
BTC	
9997	
票	
発行者 客
店
Openassets-ruby
open assets protocol カラードコインを実現する方法
ハウ・インターナショナル 安土茂亨氏作の gemライブラリ
Open Assets Protocolの世界初のRuby実装
ブロックチェイン技術の用途
FinTech(融資、決済)
例
u 銀行間の送金記録
u 金融機関間の統治とコスト構造の変革
社会情報基盤
例
u 電子投票
u 特許、意匠登録
P2P型電子投票システム
CongreChain
サーバ不要で運用コスト、開始コストが安い
投票主催者はアプリをカスタマイズするだけ
投票結果が信頼できる
投票
wallet	
Bitcoind	
店
	
投
票
者
	
	
送金(600/1億	BTC)	
投票(1票)	
	
送金(600/1億BTC)	
投票(1票)
•  10分間に発生した取引を1ブロクックに集約
 ブロックを時系列的に接続
ブロックチェイン
ブロック	
ブロックチェイン	
10分	 10分	 10分	 10分	
11: 00	 11:30	11: 20	11: 10	
取引記録
電子投票の初期状態
1票	
1票	
1票	
1票	
1票	
1票	
1票	
1票	
1票	
客Aウォレット	
客Bウォレット	
客Cウォレット	
店Aウォレット	
店Bウォレット	
店Cウォレット	
客は	
3票ずつ	
店の	
初期値0票
電子投票の実施
1票	
1票	
1票	
1票	
客Aウォレット	
客Bウォレット	
客Cウォレット	
店Aウォレット	
店Bウォレット	
店Cウォレット	
1票	
1票	
1票	
1票	
1票	
投票
客A	 客B	 客C	 客D	 客E	
店A	 0	 1	 0	 0	 0	
店B	 1	 1	 0	 0	 1	
店C	 1	 0	 1	 1	 0	
店D	 0	 0	 1	 1	 1	
投票行動の
アソシエーション分析
この店に投票している人は
この店にも投票している
全ペアについて距離を求め	
近い順に整理する	
お勧めなどのマーケティングに利用
投票行動の時間的推移
投票行動が盛んな	
時間帯	
投票行動がない	
時間帯
実証実験
2015年8月29日、30日
門司港レトロ地区、北九州から揚げ王者選手権
2015年11月7日、8日
門司港レトロ地区、北九州カレー王座選手権
2015年11月7日、8日
第二回 北九州カレーマルシェ
in門司港レトロ
QR
Web
http://bitcoin.joho.fuk.kindai.ac.jp/voter_wallets/new
美味しかったお店の ボタンをタッチ!
計3票投票出来ます。
投票する
投票する
     
投票権
交換所
投票権
投票権
ワレット
Ruby実装の効果
実験で判明した投票の運用に必要な機能を即座に実装
l UTXOの大量分割(大量の少額取引を高速に実施する方法)
連続投票にはUTXOの事前分割が必須(数千個のUTXOを準備)
l アセット定義ファイル(マシンリーダブルな約款)
アセット定義ファイル(JSON)をノードから参照しi一部実行可能に
l アセットの焼却
投票権は、投票後消滅させる必要がある(通貨との相違点)

Congre chain説明資料