AppPot製品概要

AppPot製品概要

ＮＣデザイン＆コンサルティング株式会社
2013年11月18日

目次
1.
2.
3.
4.
5.

AppPotとは
現状の課題とAppPotによるソリューション
AppPotの効果
AppPotの機能
今後のロードマップ

Copyright ©2013, NC Design & Consulting Co., Ltd. All rights reserved.

2

AppPot製品概要


3

AppPotとは
企業のスマートデバイス活用を支援する
モバイルアプリの開発／運用プラットフォームです
特徴①

特徴②

企業で必要な機能を
実装済み

特徴③

サーバー開発不要

既存の社内システムとの
連携が容易

コスト削減 × 開発期間短縮

4

現状のスマートデバイス活用における課題
 アプリを多数作成したいが、コストがかかってしまう



アプリごとにサーバーを構築・運用している
アプリごとに同じような機能を重複して開発している

 アプリ開発のスピードが業務ニーズに追いついていない


アプリ以外にもサーバーの構築、開発が必要

 タブレットを導入したが、カタログなどごく一部に活用範囲が
制限されている


業務で使用するデータのセキュリティ確保や、既存システムと
の連携の手法が確立されていない


5

アプリを多数作成したいが、コストがかかってし
まう
企業で必要な機能を実装済み
 企業で使用するアプリに必要な一
般的な機能を提供します
 各機能については次ページ参
照
 作るのではなく、AppPotに既にある
ものを使うことによって、開発量が
削減されます


6

AppPotの提供する機能の例
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.

ログイン／ログアウトなどの認証
端末とサーバー間のデータの同期
アプリの使用状況のモニタリング
プッシュメッセージの送受信
端末内のデータの暗号化
トランザクション制御によるデータの信頼性の確保
グループ、ユーザー及びアプリの権限管理
他システムとの連携


7

アプリ開発のスピードが業務ニーズに追いついていない

サーバー開発不要
 アプリごとに構築していたサーバー
を１つのAppPotサーバーに集約し
ます

 サーバーインフラの手配、サーバー
開発が不要になるため、大幅に期
間が短縮されます
 アプリ開発者はAppPot SDKを使っ
て、アプリを開発するのみ。サー
バーのことは気にする必要はありま
せん


8

タブレットの活用範囲が制限されている
既存の社内システムとの連携が容易
 既存システムと簡単に連携するた
めの各種アダプターが用意されて
います
 既存システムのデータをアプリから
活用したり、アプリのデータを既存
システムに連携することで、より広
い業務でスマートデバイスを活用で
きます
 連携は必ずAppPotを介して行われ、
個別に開発されないため、シンプル
な構成となります

9

AppPotの導入効果
サーバー開発が不要でモバイルアプリの導入のリードタイム、コスト
削減
従来型のアプリ開発

AppPotを使用したアプリ開発

アプリ作成依頼

アプリ作成依頼
2ヶ月は
無理です

ユーザー
部門

IT部門

ユーザー
部門

作業依頼

2ヶ月以内にマー
ケティング用のア
プリが必要！

2ヶ月以内にマー
ケティング用のア
プリが必要！

モバイルアプリ
エンジニア

画面は早くで
きたんだけ
ど・・・

OKです

画面だけの開
発であれば、
すぐできます

サーバーアプリインフラ
エンジニア
エンジニア

セキュリティの
設計は時間が
かかる

データセン
ターを借りな
きゃ！


10

IT部門

作業依頼

モバイルアプリ
エンジニア

AppPotのアーキテクチャ
既存システム群

スマートフォン/タブレット
AppPotサーバー
Client
Client
Application
Client
Application
Client
Application
Application
SDK
SDK
SDK
AppPot SDK

Systems
Systems
他システム

データ
コネク
ター

認証・認可
データ管理

システム連携

API
ロギング
プッシュ
メッセージ

データベース、Webサービス
等

AppPot
DB
クラウド
システ連携

管理コンソール
ユーザー管理
アプリ配布
デバイス管理

アプリ管理

凡例
AppPot機能
提供範囲

MDM


AppPot機能
提供範囲外
11

弊社にてAppPotを用いた場合の実測した結果

下記の２点により、６０％の工数が削減されました。



従来

AppPot

共通機能部分の設計、開発、テストが不要
サーバーのインフラ構築及びサーバー側の開発が不要

企画

企画

アプリ開発
サーバ開発
インフラ
構築

設計

設計

アプリ
開発

テスト


23人日

12

テスト

59人日

計測に使用したアプリ
計測には、５画面から構成されるデータを登録し、蓄積するタイプのアプリを
AppPotを用いた場合と、スクラッチで開発した場合とで計測しています。
アプリ側実装機能＋作業
画面５枚＋業務ロジック

DBMS及びテーブル作成

データアクセス

データベースアクセス

ネットワーク機能

データアクセスAPI

プッシュ通知登録

プッシュメッセージ送信、管理

ユーザー管理

ユーザー／グループ管理

オフライン時の処理

アプリ向けAPI作成

データの暗号化と保護


認証認可API

ログイン／ログアウト

データ更新系アプリ画面
・症例一覧画面
・症例詳細画面
・症例追加画面
・経過画面
・経過追加画面

サーバー側実装機能＋作業

サーバー構築

スレッド分離によるパフォーマン
ス向上

DBMS, Appサーバー等のインス
トール

凡例

13

AppPotを用いた場合に、
開発不要だった機能

AppPot利用手順
開発者
1. 開発環境（XCode）にAppPot SDKをインポート
2. アプリ用データの定義
 Objective-CのValue Objectとして定義

3. UIの開発
 データアクセス部分はAppPot SDKを利用して、UIは通
常通り開発

管理者（管理コンソールを利用）
1. アプリを利用するグループ及びユーザーの作成
2. アプリ情報の登録
 どのグループがこのアプリを使用できるかの紐付け

14

ユーザー、アプリの管理
 アプリを使用するユーザー
を管理コンソールから管理
できます。
 ユーザーはグループごとに
管理し、アプリの使用権限
やプッシュメッセージはグ
ループごとに設定します。
 アプリには、アプリ名等と共
にプッシュメッセージを送信
するために必要な証明書を
登録します。


15

プッシュメッセージの送信
 プッシュメッセージを送信し
たいアプリとグループを選
択して、メッセージを送信で
きます。
 メッセージ送信は即時送信
と、タイマー送信が選択可
能です。
 既に送信したメッセージは
一覧から参照できます。
 良く使用するメッセージは予
めテンプレートを作成して、
使い回すことができます。


16

ログメッセージの一覧と絞り込み
 アプリから利用状況分
析のために送信したロ
グメッセージを参照で
きます。
 ログはアプリごと、ログ
レベルごと、期間で絞
り込むことができます。
 絞り込んだメッセージ
を一括してCSVファイル
にダウンロードすること
ができます。


17

ログイン
ユーザーの認証・認可
管理コンソールで管理されているユーザー情報を元にユーザーの認証を行います。

UI

アカウント、
パスワード

ログイン機能

ログイン
API

トークン情報

トークン情報の
保存

<Server>
AppPot

KeyStore

認証、認可の
チェック
・ユーザー情報
・グループ/アプリの
マッピング

 ユーザーが入力したアカウ
ントIDとパスワードを用いて
認証「ユーザーが存在する
かどうか」、認可「ユーザー
が所属するグループがこの
アプリを利用できるか」を
チェックします。
 AppPotを利用するアプリ間
でSSO（シングルサインオ
ン）が可能です。
 一度ログインすると一定期
間、ユーザーはログインする
こと無く使用可能です（期間
は設定で変更可能）


18

データ管理
リアルタイムデータアクセスと、データの最新化
アプリ開発者はAppPotのSDKが提供しているデータアクセス部品を利用するだけ
で、サーバーとのデータ同期が自動で行われます。

UI

リアルタイムに
データの
参照／更新

データ
アクセス
機能

<Server>
AppPot

データアク
セスAPI

 以下の２つのデータアクセス
を実装しています
 リアルタイムにAppPot
サーバー上のデータを
参照、更新する
 定期的に最新のデータ
をAppPotサーバーから
取得する

設定のみで、定期的に
サーバーから
最新データを取得


 アプリ開発者はデータ構造
をソースコード中で定義する
（iOSの場合、Value Object）
だけで、サーバー側にそれ
にあったデータベースが作
成されます

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データコネクター
既存の他システムとの連携
アプリを単独で使用するのではなく、実際の業務で活用しようとした場合、既存の社
内システムのデータを参照したり、アプリで入力したデータを他のシステムに取り込
む必要があります。

 以下の２つの連携パターンが可
能です
 AppPot内のデータベースと
既存の他システムとのデー
タ連携
 既存の他システムのイン
ターフェイスにAppPotを仲
介してダイレクトにアクセス
 企業で使用している既存のシス
テム連携基盤と連携することも
可能


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今後の製品ロードマップ
今後はユーザー開発者にとってのEasy of Developmentと、
企業向けで必要になる共通機能の拡充を計画しています
 データアクセスの機能
・定期的なデータの最新化
・リアルタムデータ参照／更新








ログイン
統計情報収集
ユーザー、アプリ管理
プッシュメッセージ
iOS版SDK
他システム連携

v 2.0
• 2014/夏

v 1.1
• 2014/2/1

v 1.0
• 2013/12/1

 クラウド版の提供
 管理コンソールにデータ参照／更新機能
の追加
 マルチモバイルOS向けSDK

 データアクセスの機能拡充
・オフライン時のデータ参照／更新サポート
・デバイスにのみのデータ保存サポート

 統合認証基盤（Active Directly）連携サポート

将来のロードマップは現在の予定であり、確定したものではありません。

21

問い合わせ： info@ncdc.co.jp

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