鹿児島時代に開催していたマルシェ「GOOD MORNING MARKET@Kagoshima」についての資料です。

2. 朝飯前という⾔言葉葉がありますが、
それは字のごとく、朝飯を⾷食べる前のこと。
朝飯を⾷食べる前は、簡単な仕事しかできないという意味らしいです。
毎朝、私たちが⾝身体に⼊入れるものは、誰がどのように作ったものなのか。
いつからか昔あったはずのつながりは薄れ、
それがわからない⾷食材が、朝の⾷食卓に並ぶようになりました。
昔のようにつながり、
お気に⼊入りの⽣生産者を⾒見見つけるということ。
そうすることで、私たちの朝はもっと豊かになる。
⽬目を覚まし、太陽を浴び、⾷食卓に向かう。
そんな毎⽇日の朝をもっと楽しく、もっと豊かに。
私たちと⽣生産者さんが繋がり、
お互いの”いい⾷食事”を学び合う。
そんなコミュニティーが、私たちがつくりたい“市”です。
いい⼀一⽇日を、“いい⾷食卓”から。
GOOD MORNING, GOOD TABLE.
OUR POLICY

3. ぼくたちだけでは、まだまだなにもできません。
でも、ポリシーを持って創られている⽣生産者のもとには今、
強く応援をしてくれるファンが、じわりじわりと⽣生まれ続けています。
ぼくたちがまずは⽣生産者のファンになり、
お気に⼊入りの⽣生産者を集めて、マーケットを開き続ける。
そうすることで⽣生産者のファンが集い、
⽣生産者を応援する強い気持ちを伝播させることができたなら、
⽣生産者とファンで⽣生まれる応援の輪輪はみるみるうちに広がり、
⽣生産者と消費者のあいだで、当たり前のようで少しずつ薄れてきていた、
「お互い様のコミュニティー」をつくることができるかもしれない。
僕たちのマーケットは、”⽣生産者のファンミーティング“ です。
WHY MARKET?

4. WORKS（∼2015.05）
2014年6月から準備を重ね、12月に初回を開催。その後、半年間で3回開催し、計50人近くの生産者が参加した。
本プロジェクトの目的は「生産者と消費者がつながるコミュニティーを形成し、食にまつわる消費行動を編集する
こと」。県内の魅力的な生産者を集めて開催することで、それぞれの生産者のファンの輪が広がり、生産者と消
費者のあいだで 「お互い様のコミュニティー」を再生・拡大していくことを目的に開催した。そのため出店者は、
生産方法・生産規模を限定せず、農の分野において挑戦心を持って生産・販売に取り組んでいる生産者に参
加していただいた。
また、日帰りでの観光が多い地域での交流人口・宿泊客の拡大を狙って、“朝食材向けマーケット”というコンセ
プトを打ち出し、実施した。

5. P ：緒方 康浩
PD：西 弘子
CD:三島 知美（ミッシートントン）
GD:三島 知美（ミッシートントン）
PH：かごしま写楽
PR：緒方 康浩
出店生産者：
・かえるすたいるYamada野菜（垂水市）・平岡農園（鹿屋市）・irodori野菜 もり畑（垂水市）
・ふくろうのパン（南九州市）・つは農園（日置市）・こころの野菜（南さつま市）・まめそら（指宿市）
・黒川みかん農園（日置市）・鶴田製茶（鹿屋市）・お茶の緑峰園（鹿屋市）・チチビスコ（鹿児島市）
・ケーキ工房Famille（垂水市）
2014.12 GOOD MORNING MARKET@Kagoshima
P = プランニング
PD= プロジェクトディレクション
CD= クリエイティブディレクション
GD= グラフィックデザイン
PH= 写真
PR= プロモーション

6. 2015.03 GOOD MORNING MARKET@BARAIRO
P = プランニング
PD= プロジェクトディレクション
CD= クリエイティブディレクション
SD= 空間デザイン
GD= グラフィックデザイン
PH= 写真
PR= プロモーション
P ：緒方 康浩
PD：緒方 康浩・小林省三・西 弘子
CD:三島 知美（ミッシートントン）
GD:三島 知美（ミッシートントン）
SD:中渡瀬 由佳（UNIQE DECO）
PH：かごしま写楽
PR：緒方 康浩
出店生産者：
・かえるすたいるYamada野菜（垂水市）・irodori野菜 もり畑（垂水市）・PANYA.くらぶ（霧島市）
・ふくろうのパン（南九州市）・つは農園（日置市）・山下商店（薩摩川内市）・まめそら（指宿市）
・黒川みかん農園（日置市）・鶴田製茶（鹿屋市）・鹿屋ライトファーマーズ（鹿屋市）・オキス（鹿屋市）
・安田農園（大崎町）・中水流農園（大崎町）・花の木農場（南大隅町）・しまこ農園（東串良町）
・陸の孤島マヨネーズ（曽於市）・ここゆ農園（霧島市）・マルマメン工房（霧島市）・gaia＋（鹿児島市）
・TABELCO（鹿児島市）・畠中珈琲（鹿児島市）・水神ラーメン（鹿屋市）・ふくどめ小牧場（鹿屋市）
・Tawan（鹿屋市）・チャイナワン（鹿屋市）・ホテルこばやし（鹿屋市）・モフモフ（姶良市）・loco deli（鹿児島市）
・カゴシマタコス（鹿児島市）・くるりカフェ（宮崎県）・ponchice（宮崎県）・cattle island（宮崎県）・mamachili

7. 2015.05 GOOD MORNING MARKET@KANOYA
P = プランニング
PD= プロジェクトディレクション
CD= クリエイティブディレクション
SD= 空間デザイン
GD= グラフィックデザイン
PH= 写真
PR= プロモーション
P ：緒方 康浩
PD：緒方 康浩・西 弘子
CD:三島 知美（ミッシートントン）
GD:三島 知美（ミッシートントン）
PH:おがわ あゆみ（Lotta Photo）
PR：緒方 康浩
出店生産者：
・かえるすたいるYamada野菜（垂水市）・irodori野菜 もり畑（垂水市）・小北農場（伊佐市）
・ふくろうのパン（南九州市）・つは農園（日置市）・山下商店（薩摩川内市）・薩摩ぽん商店（鹿児島市）
・ケーキ工房Famille（垂水市）・上村農園（鹿屋市）・安田農園（大崎町）・しまこ農園（東串良町）
・陸の孤島マヨネーズ（曽於市）・マルマメン工房（霧島市）・スタジヲもみの木（霧島市）・gaia＋（鹿児島市）
・畠中珈琲（鹿児島市）・Tawan（鹿屋市）・チチビスコ（鹿児島市）・モフモフ（姶良市）・珈琲笑店トクナガ（姶良市）

8. 僕たちがやりながら意識していたこと
つくりたいものをつくり、
届けたい形で届けるつくり⼿手
をお客さんと共に応援すること

9. 農協や市場に卸すためには、農薬を使って形を綺麗にしないと。
周りの農家の先輩方の目があるから、自由にはできないよ。まして
や、そんなことしてたら畑も貸してもらえない。
卸先が求める野菜をつくり、卸先が求める価格で販売するのは当
然。農家っていうのはそういうものだ。
農協や市場では、生産量が多ければ多いほど単価は下がる。だか
ら、大量生産しないといけないのは、当然のことなんだ。
こんなしがらみや制約がある農の世界で
ポリシーを貫き、つくりたいものをつくり、
販売しているつくり⼿手を応援したい。
僕たちがやりながら意識していたこと

10. つくり⼿手のファンコミュニティーの連鎖
GOOD MORNING MARKETがつくる世界
ü [Farmer] 趣味じゃない。
−生業にしようとしている。
ü [FOOD] 店舗を持っていない。
−ゆくゆくはお店を持ちたい。
「ストリートカルチャーとしてのマーケットの開催」
僕たちがやりながら意識していたこと
出店者に注力。