第85回日本医学図書館協会総会オープンフォーラム：テーマ1「受託事業委員会～診療ガイドラインワーキンググループ」の報告資料です。

1. JMLA診療ガイドライン
ワーキンググループ活動報告
JMLA診療ガイドラインワーキンググループ
小嶋 智美 ; KOJIMA, Satomi
第85回NPO法人日本医学図書館協会総会
オープンフォーラム＠日本科学未来館
2014/5/30

2. はじめに
22014/05/30 85th JMLA総会 Open Forum kojima

3. 設置と任期
参加委員内訳
組織構成と作業編成
作業内容
受託内訳
作成委員会への出席
委員の育成
活動の要件
発表の流れ
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概要
実績
要件

4. 概要
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概要

5. 設置と任期
• 設置
– 2008年から
– JMLA受託事業委員会の下部組織として
– 個々の推薦・希望により加入
• 地区会の推薦や定数はない
• 任期
– 原則2年
– 継続・中途・トライアルも可
– 学習と交流の場：文献検索講習上級編
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概要

6. 参加委員内訳
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2008 2009 2010 2011 2012 2013
個人 9 10 12 10 11 12
館 11 10 8 10 11 12
0
5
10
15
20
25
概要

7. 組織構成と作業編成
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受託事業委員会
委員長（委員・リーダー兼）
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員委員委員委員
ガイドラインごとに担当者を決める
チーム制：１名～必要なだけ
リーダー(代表者)を置く
概要

8. 885th JMLA総会 Open Forum kojima2014/05/30
作業内容：全体の流れ
1. 作成委員会より依頼
2. 受諾
3. 担当委員決定
4. 文献検索
5. 検索式清書・提出
6. 終了
[作成委員会への出席]
概要

9. 作業内容：実務の流れ
ガイドラインの対象となる疾患
担当のクリニカルクエスチョン（CQ）
作成委員会の既知文献 ※ある場合
予備検索
検索戦略→検索式の決定
検索作業・文献リスト提出
再検索 ※必要に応じて
最終検索式の整理・確定
原稿提出
下調べ
検索
清書
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概要

10. 作業内容：リーダーの役割
• ワーキンググループ
– チームの調整
• 進捗管理
• 検索式のチェック、アドバイス
– グループの運営
• 研修プログラムの作成・講師
• 作業フローやシステムの見直し
• 作成委員会
– 検索担当の代表者
• 検索式とりまとめ
• 作成委員会とのやりとり
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概要

11. 作成委員会とのやりとり
• 会議で
– ガイドライン作成全般
– 検索全般、文献の記載方法
– 議事進行の補助
• 会議以外で
– 原稿の校正
– 個々の担当者からの問合わせ対応
専門知識に基づくコミュニケーション
コミュニケーション
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概要

12. 実績
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実績

13. 受託内訳（2013年度まで）
2008 2009 2010 2011 2012 2013
受託数 5 9 21 17※
7 9
1件あたりの
担当委員数
4.8 2.67 2.14 1.63 2.75 2.33
1委員あたり
の担当CQ数
19.8 16.6 22.6 26.3 27.8 22.5
CQ MAX 164 56 100 100 177 50
CQ MIN 17 5 7 6 52 31
CQ AVE 76.8 33 41.5 40.4 81 40.5
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※1 受注実績は17件うち1件中止
実績

14. 作成委員会への出席（2013年度まで）
2008 2009 2010 2011 2012 2013
開催数 23 9 9 27 9 9
参加実数 7 4 6 5 3 5
リーダー以外 2 0 3 2 2 4
リーダー不在 0 0 0 1 1 3
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実績

15. 要件
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要件

16. 委員の育成
• 「活動によって身につける」
– 実践と研修の繰り返し
• 実践
– リーダーによる検索アドバイス
– 作成者とのディスカッション
• 研修
– 「文献検索講習上級編」の実施
• 非委員の受講も可能
– トライアル・自館や個人の研鑽目的でも参加OK
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要件

17. 活動の要件※
• ガイドラインの知識
• ガイドライン作成手順の理解
• EBMの知識
• 研究デザインとエビデンスレベルがわかる
• 文献を読み評価ができる
• 文献検索の知識
• ドクターにアドバイスできる自信を持つ
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※山口直比古. 作成支援のための条件, EBM診療ガイドライン作成のための医学図書館員の役割. 文献検索講習上級編2013講義資料.
実践と研修
要件
経験の蓄積

18. さいごに
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19. 作成者の視点と期待
• 専門職として
– 対等
– 敬意
– 感謝
• 84th JMLA総会分科会[2013]
– 「何ができるか、もっと話してほしい」
作成の一員としての積極性
– 「(究極のお願いは)原稿を書いてもらうこと」
診療＋執筆で多忙→さらなる支援を
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20. ワーキンググループの意義
• 専門家として
– 医療の専門家と協同作業を行う機会を持つ。
– 実践により知識・技術を向上させる。
• 協会として
– 医学図書館員の社会貢献と評価に寄与する。
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館種や身分、立場を超えてJMLAだからこそできる事業

21. ワーキンググループは
広い視野と高い専門性で
医学情報サービスの向上を
目指しています。
ぜひ、ご参画ください。